2005年06月30日

「花子さん」バナナの近況

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「花子さん」バナナは、豪雨の影響もなく、ますます順調に成育しています揺れるハートわーい(嬉しい顔)

2番目の画像でお分かりになるでしょうか?
全体的に、「四角形」から「六角形」に丸みを帯びてきています。

最終的には、「カド」がなくなり、丸くなるのです。

3番目、4番目の画像は、地元市場に登場し始めた「島バナナ」です。

「あれだけで、800円とか、1000円もするの?」
と、驚かれるかと思いますが、
沖縄でも、知り合いがいないと、なかなか口にする機会がありません。

だいたい、1本50円くらいはすると思いますよ。
ですから、貴重品です。

観光客が、よく観光土産店でダマされるのが、
「フィリピン産モンキーバナナ」を『島バナナ』と称して、
売りつけられることです。

実際、黄色く熟すと見分けは難しいですが、
房のヘタ(軸)部分が大きいか、小さいかで、
ある程度判断できます。

「フィリピン産モンキーバナナ」は、
輸送の都合上、ヘタをできるだけ小さく切ってしまいます。
意味がない部分ですから、当然のことと思います。

「島バナナ」は、専門業者ではなく、
収穫した農家が、ノコギリで切りますので、
「実」の部分に、ノコギリの刃が当たらないように、
大きめに切るのが普通です。

ヘタ部分が大きければ、大きいほど、
「島バナナ」の可能性が高まる、と言っても良いでしょう。

那覇市の国際通り近辺では、
黄色くなった「島バナナ」を売っている店がありますが、
インチキくさいexclamation

「島バナナ」は、黄色くなると、黒ずんできます。
その方が「甘い」のですが。
「黒ずみ」も、フィリピン産モンキーバナナより、
ずっと早いと思います。
「島バナナ」には、まず農薬散布がないですから。

一般的な、バナナの商品価値は、
黒くなると「鮮度が落ちる」という解釈なので、
悠長に「黄色い島バナナ」を店頭に置くわけない、と思います。

沖縄だけではありませんが、
とかく、観光土産は、「一見さん」相手なので、
「上げ底」「混ぜ物」「産地偽装」などが多いです。もうやだ〜(悲しい顔)

“良いものを提供したい”というコンセプトは不可欠だと思うのですが。

posted by RIU at 10:32| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの栽培過程ー「花子さん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月29日

「アンスリウム」の花画像

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見れば見るほど、よく出来た「造花」のようで、
思わず触ってみたくなりますし、いかにも「熱帯」を感じさせる花です。

また、他の植物との組み合わせによって、エキゾチックにも、
洋風にも、和風にもなる不思議な雰囲気も持つ花です。

アンスリウム属は1853年、エクアドルで発見され、
1876年に欧州に輸入されてから普及し始めた、
まだ新しい花で、沖縄やハワイの在来種ではありません。

アンスリウム属は熱帯アメリカや西インド諸島に原産し、、
600種ほどの原種があるようです。

樹上で、あるいは地上で生活するもの、大型種、小型種、蔓性のものなど、
性質や形態はさまざまなようです。

一般名  アンスリウム(Anthurium)
     Anthurium(アンスリウム)は、
     ギリシャ語の 「anthosaura(花) + oura(尾)」が語源で、
     「尾っぽのような花」の意味だそうです。
学名   Anthurium andraeanum (サトイモ科アンスリウム属の総称)
英名   flamingo lily(フラミンゴの立ち姿に似ているから?だそうです)
     tail flower(尾の花)
別名   オオベニウチワ(大紅団扇)
科属名  サトイモ科アンスリウム属
原産地  コロンビア、エクアドル
性状   常緑多年草で、高温多湿を好むが、強い日光は好まない。
草丈   30〜50cm 
花色   赤・桃・白・茶・緑 
花径   5〜20cm

和名「ベニウチワ」と呼ばれているように、まさに「ウチワ」の形をし、
つやつやの光沢感がまるで造花の様な エキゾティックな花なのですが、
そのハートの部分は花ではなく「苞」で、
本当の花は、ハートのくびれに、黄色いしっぽの棒状(肉穂花序)をしたものなのです。
おかしいですね。

ミズバショウやカラー、スパティフィラムなどのサトイモ科植物は、
肉穂花序という棒状の花序に目立たない小さな花をびっしりと着け、
それを保護するように、仏炎苞という葉のような器官を着ける種が多いものです。

アンスリウムも同様で、
切り花や鉢花として利用される種は、鮮やかに色づく苞が観賞の対象となります。

非耐寒性の多年草で、葉は緑色をしており、科名にあるように「里芋」に似ています。

アンスリウムは、種や球根ではなく、「株分け 」で簡単に増やすことができますが、鉢だと、根腐れに注意しないといけないようです。


花言葉は、
「情熱」・「心は燃えている」・「恋にもだえる心」、
「炎のような輝き」・「強烈な印象」・「煩悩」・「熱心」
赤い色が、強烈なインパクトがあり、また「ハート形」であることから、
「情熱」的な花言葉になっているようですね。

画像説明;
1番上のアップ画像では、黄色い部分が「花」なのです。
2枚目では、「葉」が、里芋に似ているのが、お分かりになりますか?
3枚目は、市場で売られていた、アンスリウムの花ですが、200円で11本ありました。
4枚目は、自宅で撮影したものですが、この葉は、自宅で採った「クワズイモ」です。





posted by RIU at 10:59| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(4) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月28日

沖縄の「甘藷(サツマイモ)」伝来物語

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中国から沖縄に「サツマイモ」が伝来されて、今年で400周年になります。

今では世界中で栽培されている「トウモロコシ」や「サツマイモ」などは、
もともとは、アメリカ大陸から旧大陸にもたらされた農作物なのです。

特に、新大陸からもたらされた農作物の中で、
東アジア世界に大きな影響を及ぼしたのが「サツマイモ」です。

「サツマイモ」こそが、東アジアの代表的な“救荒作物”となり、
明朝末期から清朝初期にかけての人口爆発を可能にしたのです。


太平洋を渡ってやってきた「サツマイモ」
・ 「サツマイモ」はメキシコ高地が原産地の農作物です。

・ ご存知のように、根が肥大した部分を食用にするのですが、
  主要な農作物の中で、単位面積当たりのカロリー供給量が最も多く、
  人口扶養能力が高い作物なのです。

・ 「大航海時代」後に、「サツマイモ」は、
  メキシコのアカプルコ港から、太平洋を横断して、
  ルソン島のマニラに至る、ガレオン船貿易に携わるスペイン人の手で、
  アジアに伝えられました。

・ 彼らは、安価なペルーの銀で、
  絹織物、陶磁器、日用品、香辛料などの中国商品を大量に買い付け、
  太平洋〜大西洋を中継してヨーロッパに送っていました。

・ 「サツマイモ」は、航海用の保存食糧として買い入れられ、
  ルソン島にもたらされました。

台湾国境を越え、中国に広まった「サツマイモ」
・ 明代(14世紀半ば〜17世紀半ば)は、
  徳川幕府の鎖国と同じように、民間の海洋貿易が禁止されていて、
  中国で「銀」が渇望された時代でした。

・ 新大陸の安い「銀」を得るために、
  福建から多くの船が、民間貿易を禁止する国の掟を犯して、
  絹・陶磁器などの商品を積んで、マニラにおもむきました。

・ こうした交易ネットワークを経由して、
  16世紀中頃「サツマイモ」は福建へともたらされました。

・ 中国で「サツマイモ」は、「甘薯」、「「紅薯」と命名され、
  凶作の際に、「救荒作物の第一」として、福建農民に普及しました。

・ 穀物栽培に適さない痩せた土壌でも栽培可能であることが知れ渡ると、
  「サツマイモ」は有名になり、
  清の乾隆年間(1735〜1795年)には、
  沿海地域や黄河流域の荒地で広く栽培されるようになりました。

・ 清代は、漢代以降、5000万人〜1億人くらいの人口で停滞していましたが、
  一挙に4億人となる人口激増になりましたが、
  「サツマイモ」が果たした役割は大きかったのです。

琉球王国を経て日本列島に伝わる
・ 民間承認の貿易を禁止した明では、
  多くの明人を琉球に移住させ、
  中国の港で自由に貿易を行う特権を与えました。

・ 琉球はもともと糸満港、那覇港を中心に
  中国・朝鮮・東南アジアの交易をしていましたが、
  それ以後、さらに東南アジア・中国・朝鮮・日本を結ぶ国際交易を盛んに行い、
  「大交易時代」と呼ばれる繁栄期を現出しました。

・ 琉球船は、福州などの福建の港に盛んに出入りしていましたが、
  1605年に明から帰った野国総管が「サツマイモ」の栽培法を伝えました。

・ 琉球における「サツマイモ」の普及に努めた人は「儀間真常」と言われています。

・ 琉球の風土にも合った「サツマイモ」は、
  『カライモ』と呼ばれ、やはり救荒作物として普及しました。

・ 1609年に「明との交易の利権」を・取するために、
  琉球王国は、軍艦100余隻、わずか兵員3千人の島津家に占領されるのですが、
  その直後に「サツマイモ」は、前田利右衛門によって薩摩に伝えられ、
  当初は「琉球イモ」と呼ばれましたが、
  普及後「サツマイモ」に改名され、現在に至っています。

「何だ、サツマイモか」と、思わないようにしなくてはいけませんね。

さらに詳しい、参考になるサイトはこちらからどうぞ
   さつまいも通信
   甘藷伝来400年


「琉球」は、アジアのハブ港であり、
西欧〜インド〜東南アジア〜中国〜琉球〜種子島〜九州
という海上交易ルートが確立され、
種子島の『火縄銃』にしても、琉球と無関係ではありません。

明国広州を出航し、琉球に立ち寄り、
中国の他の蜷とに向かう明国船(ジャンク)が、
台風で種子島に難破・漂着して
「火縄銃」に関心を持った当主が買い取り(現在の2億円)、
伝授させたものです。

琉球の当主が、「火縄銃」に関心がなかったのは、
今からすると残念もうやだ〜(悲しい顔)ですが、きっと、その存在自体は知っていたはずですよexclamation
posted by RIU at 15:08| 沖縄 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 農業雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月27日

沖縄といえば「月桃」!

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月 桃(ゲットウ)
学 名 Alpinia speciosa
科名  ショウガ科ハナミョウガ属
和 名 ゲットウ 
方言名:サンニン
主な産地 沖縄・九州南部・屋久島・小笠原・八丈島、台湾、インド

「月桃(ゲットウ)」は、沖縄で至るところで自生している多年草植物です。

「月桃」という美しい名前にふさわしく、4月末〜6月頃にかけて、
小さなランに似た美しい房状の白い花を咲かせ、
秋に赤い実がなります。

葉には独特の芳香があり、沖縄の人々の郷愁をさそいます。

「清明(シーミー)祭」
(旧暦の3月の吉日を選んで行われる祖先祭。一族が集まって墓参り、墓掃除をして祖先を尊ぶ墓の前で行うピクニックイベント)
の頃から咲き始めます。

沖縄では、方言で「サンニン」と呼ばれています。
「月桃(ゲットウ)」は、台湾語ですが、なぜか、そのまま根付いています。


ムーチー
・ この葉には「防虫」・「防腐」・「防カビ」・「消臭」・「抗菌」の作用があるので、
  沖縄では、「ムーチーの日」(旧暦12月8日)に
  餅(ムーチー)を包んで保存するのに使われる葉(カーサ)でよく知られています。
  これは5月の節句に笹の葉で餅を包む本土の習慣とよく似ています。

・ 各家庭では、サンニンの葉にもち粉をこねて、サンニンの葉で包んで蒸します。

・ サンニンの葉には、独特の香りがあり、
  出来上がったときの香りは、
  ほのかにサンニンの匂いがしてとても美味しいです。
  (独特の香りなので、沖縄人でも「嫌い」という人もたまにいますが)

・ 祖先崇拝の強い沖縄では、
  この葉に包んだ餅を仏前に供え、子供の健康を祈願します。
  また、子供の年齢数の餅を仏壇前や軒下につり下げる風習もあります。

・ ムーチーをつくる頃は、沖縄の一年の中で一番寒い時期です。
  この寒さを、方言で「ムーチービーサ(寒い)」といいます。


潜在力秘めた多才な薬草
・ 「防虫」・「防カビ」効果から、
  昔は各家庭で、畳の下にサンニンの葉を敷いたり、
  タンスの引き出しに入れたり、
  軒に吊るしたり、
  庭の境界線に植えてハブ除けにしたりしていました。

・ サンニンの実(種子)や根茎には、古くから漢方薬として、
  「健胃整腸」・「消化不良」・「嘔吐」・「下痢」・「虫下し」
  などに用いられています。

・ 実の主成分は精油分で、
  シネオール、アルピネチン、カルダモニン、ピネン、
  αーカリオフィレン、セスキテルペンアルコールなどを含んでいます。

・ 最近の研究では、
  活性酸素を除去するポリフェノールも多く含まれていることが明らかになり、
  生活習慣病の予防として薬品や化粧品、として、
  またお菓子、沖縄そば、線香などに練り込まれるほか、
  防虫効果としての抗菌作用から、内装材料や和紙(月桃紙)、
  消臭剤など幅広い分野への応用が進められています。

・ 最近の研究では血栓予防成分が含まれていることや、
  肌の若返りの作用があることも明らかにされています。

・ また、サンニンの葉や実から作ったお茶には鎮静効果もあり、
  なかなか眠れない夜など、温かい月桃茶を飲むと不思議とリラックスできます。

他にも、
・ サンニンが繁茂しているところには雑草が生えにくい。

・ サンニンの葉を体にこすりつけると虫に刺されにくい。

・ サンニンの葉で包んだムーチーは、1年くらい軒先に吊るしてもカビが発生しない。
  (ホントexclamation&question

・ すり傷にサンニンの汁を塗ると治りやすい。

・ タンスにサンニンの葉を入れて防虫剤の代わりにする 。

・ サンニンの葉のエキスでゴキブリなどの害虫を駆除する。

・ 実のつかないパパイヤの周囲にサンニンを植えたら実をつけた
など、スーパーマン的大活躍をしています。揺れるハート

ポリネシアの「ノニ」が万能薬なら、
沖縄の万能薬は「サンニン」ですねexclamation×2わーい(嬉しい顔)

将来的な可能性は、間違いなく「大」ですが、
現状では「今イチ」決定打がないのも、また事実です。もうやだ〜(悲しい顔)

「空港で、サンニンの葉っぱを1枚20円で売れば良いのに」と、いつも思っています。もうやだ〜(悲しい顔)

花言葉  「爽やかな愛」
       暑くて長い夏の前の、爽やかな時期に咲く、さりげなく、目立つ花なので、そう名づけられたのかもしれませんね。


沖縄の版画家として著名な、
また俳優の鹿賀 丈史(かが・たけし)に似ている?「名嘉睦稔(なか・ぼくねん)氏」が使う版画紙は、
「月桃紙」なのです。

ご存知ない方は、下記サイトをご覧下さい。
沖縄に関係する観光ガイドブック類では、たいてい出ていますよ。
     名嘉睦稔.com
     名嘉睦稔作品
     名嘉睦稔の世界展     

彼の版画は、ふるさと切手のデザインにもなっているのです。


沖縄の野菜や果樹、野草、薬用植物は、
「紫外線を多く浴びていること」や
「海のミネラル分を含む風」で、
活性酸素の働きをおさえる“抗酸化作用”が高いことや
ポリフェノール含有量が多いことが分かってきました。

これらを日常的に摂取している沖縄の人々は、無意識のうちに生活習慣病を予防している事になるわけです。
それが、ひところの「長寿」の要因かもしれません。

posted by RIU at 19:41| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月26日

地元市場の「苗・売場」画像

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パパイア
沖縄では、果物として食べるだけでなく、
チャンプルーの食材としても使われていて、
果物パパイア」と「野菜(または青)パパイア」に区別されています。

木にはオスとメスがあり、オスの木には実がならないのですが、
苗木の段階では、全く区別がつかずやっかいです。

台湾では、木が1mくらいの高さになると、
台風台風対策として、水を大量に撒いて、地面を柔らかくした上で幹を横倒しにします。

台湾式ですと、直立式に比べて6割くらいの収穫量にしかなりませんが、
台風台風の被害からは避けられるようです。

参考サイト
   パパイア   
   青パパイアの調理

   石垣島パパイア

画像は「台農2号」ですが、この他「台農4号(台湾)」、
「ワンダードワーフ」、「サンライズ」、「紅姫」、「フルーツタワー」、
「甘泉」など沖縄には15種類くらいあるようです。
それぞれ果実の形や、熟したときの果肉の色、味、木の高さなどが違います。


ノニ
沖縄では「ヤエヤマアオキ」といって、
本島北部のやんばる(原生林地域)には、在来種が自生しているようです。
(在来種の苗木、ほしいexclamation×2

ポリネシアでは、「万能薬」として利用されていて、ガンにも効くそうです。

沖縄では、6〜7年前から急激に栽培され始めました。

ジュースや健康食品で高価格に設定されていますが、
沖縄ではどこでも簡単に栽培できるので、そのうち暴落することでしょう。

それにジュースは、まずくて飲めませんよexclamationふらふら
こんなのいくら「健康に良い」といっても、長続きしないでしょうexclamationわーい(嬉しい顔)

実は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「百目」のようですが、硬いしまずいし、
家庭での利用は、「泡盛漬け」くらいでしょうか?
葉は、乾燥させて「お茶」に利用できますので、こっちの方が簡単で良いでしょう揺れるハート

参考サイト
   ノニ
   「ノニ」ってなに?
   ノニの根


クミスクチン
沖縄南部の知念村が主要な栽培地でしたが
「あるある大事典」や「スパスパ人間学」で紹介
されてから、
本島のあちこちで栽培されるようになりました。

クミスクチンとはマレー語だそうですが、沖縄でもそのまま使われています。

茎葉を「お茶」として利用し、
利尿効果」としてより、
肌の美容効果」の方が優れているかも。
実際、永年「お茶」として飲用している知念村の高齢栽培者の人たちは、
60歳を過ぎても、シワがほとんどないのです。

売られている「お茶」は、TVで紹介後、大幅に値上がりしましたが、
クミスクチンも全くほったらかしで栽培でき、
選定バサミで適当に枝を切って、挿し木で簡単に増やせますので、
これもそのうち暴落するのではないでしょうか?

沖縄人って、「何か儲かる」となると、みんな一斉にやりだして、
相場が暴落し、大勢の人が「儲からない」とやめて、
一部の人が、それでも頑張り、一部の人だけが成功する、
というのを繰り返しています。

最近では、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、ゴーヤあたり、
現在では、青パパイア、島唐辛子あたりでしょうか。

もちろん、「耕作面積が少ない」という理由も少なからずあるのですが。
ネコの額の(ように少ない)耕作地に、何種類もの農作物を栽培するので、
その中で、どれかが相場が急騰したところで、ほとんど儲からないやり方を
多くの農家がやっています。

参考サイト
   クミスクチン
   クミスクチン茶






posted by RIU at 12:51| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 地元市場では | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月25日

「ストレリチア」の花画像

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ストレリチアは、英語圏での通称は、
「バード・オブ・パラダイス・フラワー」で、
日本では「極楽鳥花」と訳されました。
美しく、ロマンに満ちあふれた名前ですね。

極楽鳥とは、ニューギニア一帯に棲むきらびやかな鳥で、
冠羽の色彩や、印象にこの花がよく似ているため命名されましたが、
原産国が南アフリカであるように、
夏も涼しく、冬は霜が降りる寸前まで冷える地域ですから、
ストレリチアは熱帯植物ではないのです。

 原産地で、この花の蜜を吸いに来るのは、
蝶や蜜蜂ではありません。
美しいルリ色の鳥、「サンバード」という鳥(鳥媒花の一種)です。

花の風変わりな形と色彩は、
南アフリカ独特の風土や植生の中で、
鳥たちの注意を引くための進化の結果でしょうか?
見れば見るほど、不思議な形ですよね。

ストレリチア(極楽鳥花)は、
優良株の芽を培養する「メリクロン(成長点組織培養)技術」で、
優良株の量産に成功されてから、
沖縄ではあちこちで栽培されるのが目に付くようになりました。
残念ながら、沖縄の野山で自生している花ではないのです。もうやだ〜(悲しい顔)

初めて、栽培畑を見たときは、ちょっとした感動モノでしたが、
毎日の犬の散歩コースで、今ではすっかり見慣れてしまいました。

特に、地元南風原町では、生産規模が拡大傾向で、
観賞用・生け花用として本土向けに安定出荷が確立されたようです。

南風原町内のJA津嘉山で、平成6年に「産地宣言」を、
今年の6月22日には、県農林水産部が南風原町を「農林水産戦略商品の拠点産地認定」されています。

沖縄独特の花ではないのに、大丈夫でしょうかexclamation&question


バショウ科の多年草
学名    Strelitzia reginae var. regina
別名    ストレリチア・レギーネ、バード・オブ・パラダイス・フラワー、ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
原産地   南アフリカ原産
花の色   黄 オレンジ 青 紫 複色 
草丈    1mくらい
花持ち   1週間から2週間

南アフリカ共和国では国の花、
ロサンゼルスでは、市の花に指定されています。

日本への渡来 明治時代

名前の由来 
1773年にイギリスに紹介され、
その花の珍しさ、美しさに国中が沸き返り、
時の国王、ジョージ3世の皇后、シャーロット・ソフィア妃の実家、ストレリッツ家にちなんで「ストレリチア」と命名されました。
種名の「レギネー」はラテン語で王妃、または女王を意味するようです。

花言葉
「恋の伊達者」
派手な飾りのついた帽子をかぶって気取ったブレイボーイを連想させますね。
映画「カサブランカ」のハンフリー・ボガートのような感じでしょうか?
日本人では、岡田真澄あたりでしょうか?

ご興味があれば「沖縄の花々」も参考までにご覧下さい。



posted by RIU at 09:10| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月24日

「アラマンダ」の花画像

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沖縄といえば「青い海と青い空」ですが、
それにぴったりマッチングする花の1つが、
この『アラマンダ』です。

沖縄では、ハイビスカスと並んで、どこでも見かける花で、
「オオバナアリアケカズラ」とも言われています。

開花期は4月から11月と言われていますが、
沖縄では周年咲いている気が。
もちろん、ハイビスカスと同じように、冬場は少なくなります。

黄色い大輪(花径は約10cm)の花がよく目立ち、
葉の緑色との配色が美しいので、
庭先、特に人の目にふれる場所に植えられ、
フェンス、垣根、アーチなどにからませたり、
ブロック塀によりかからせるなど親しまれています。

繁殖は、「挿し木」で、誰でも簡単に増やせます。

一般名  アラマンダ(Allamanda)
学名    Allamanda cathartica
科属名  キョウチクトウ科アラマンダ属
別名   アラマンダ・カタルティカ、アリアケカズラ(有明葛)、
黄色のラッパ状の花の形から、“ゴールデントランペット(Golden trumpet)”とも呼ばれているようです。
原産地  南米ギアナ 

花言葉 “永遠の幸せ”、
    “恋に落ちる前”、
    ハワイでは“あなたに愛を(オ・コウ・アロハ・オエ)”

    海の色、波の音、波のゆらぎ・・・
    空が夕焼けから暗闇に変わり、見上げれば満天の星!
    蒼い海の月明かりに光る小波の音!
    椰子の木の木陰で、
    どこからともなく三線の音が聞こえ、
    波の音をバックに飲む泡盛…。


    なかなか、ロマンティックなムードを想わせる花ですね。


でも、「アラマンダ」、「アナコンダ」、「アライヤダ」、何か似てませんかexclamation&question



posted by RIU at 06:48| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月23日

「アーティチョーク」の花画像

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地元の市場で売られている「アーティチョークの花」です。
2本で300円でした(「上」画像に値札が)。

この市場では、少し前に、
アーティチョークの『つぼみ』を売っていましたが、
いつも売れ残っていました。
「何なの、これ?どうするの?」
と思って見ていたのは、私だけではないようです。
調理法とか、説明をポップに書いてくれないとexclamation
花は、なかなかインパクトがありますね。わーい(嬉しい顔)

南方系の花ではなく、北海道でも露地植えで咲くらしいですね。

和名  チョウセンアザミ
    キク科/多年草
    この種類は「Blue Artichoke」?
原産国 地中海沿岸
草丈  100〜200cm

薬用ハーブとしての効果
・ チョウセンアザミは肝臓に有効な働きがあるらしいです。
・ 昔から、利尿作用があるとも。
・ サイナリン(cynarin)という成分の働きで、肝臓を毒素や感染から保護し、肝臓細胞を再生し、胆汁生成を促すとことによって肝臓を強化するようです。
・ コレステロールを分解する「シナーラ」という薬品は、アーティチョークから精製されている、ということですが、あまり聞かない薬品ですね。

アーティーチョークについては、
私は詳しくありませんので、もうやだ〜(悲しい顔)
ご興味があれば、下記サイトでご覧下さい。

  「アーティチョーク 」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  「アーティチョーク

  「アーティチョーク・チョウセンアザミ



花が咲く直前の「つぼみ」を収穫し、茹でて食用にできるようですexclamation
本場イタリア、フランスでは、
レモンと塩でゆでて食べたり、
オリーブオイルでフリレした後、レモン、塩、コショウで食べたり、
ワインのつまみとしているようですね。

フランス王妃カトリーヌ・ド・メディシスの好物だったという記事も見ましたが、
日本人には、あまり向かない味とも。もうやだ〜(悲しい顔)

以下サイトに、「調理例」が出ていましたので、ご興味があればご覧下さい。

   「癒し系?!野菜アーティーチョーク

   「アーティチョークの調理法

   「茹でアーティチョーク


今日は、沖縄では「慰霊の日」です。
県の条例では、「準・祭日」扱いとなっていて、公務員だけが休みです。ふらふら




  ・ 

posted by RIU at 08:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月22日

「花子さん」バナナのその後

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050622太郎くんー2.jpg

明日の「慰霊の日」の前に、ようやく雨豪雨も終わりました。
昨日、今日と連日、スカッとまではゆきませんが、晴れ青空が出るようになりました。

例年、「慰霊の日」あたりに、沖縄の梅雨が終わるのですが、
今年はまだもう少し先になりそうです。

台風“ミニ台風”のせいで、「太郎くん」が被害にあいましたが、
茎の先頭の中心部分(葉の出る基のところ)に霧雨水が大量に入った」
ことも原因なのかもしれません。

他のも同じ条件なので、決定理由ではありませんが。
「下」の画像が、立ち枯れした「太郎くん」の茎です。

画像の「上・中」は、「花子さんバナナ」ですが、
「上」は、6月19日に撮影、
「中」は、6月22日(今日)撮影したものです・

変化がわかりますか?

幾分、実が丸みを帯びてきています。

どっしり、重量感があって、全く順調に成育しています。

何とか、このまま無事に収穫を迎えてほしいです。

posted by RIU at 16:28| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの栽培過程ー「花子さん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月21日

「太郎くん」バナナを切ってみた!

050621太郎くんー断面.jpg

台風“ミニ台風”の被害?にあった「太郎くん」バナナを切ってみました。

典型的な『島バナナ』ですから、
大きさは「モンキーバナナ」と同じくらいです。

青い、未成熟の状態なので、
切断すると、まだ“樹液”が出てきます。
(この樹液は、服に付着すると、茶色く染まって落ちないので、細心の注意が必要です)ふらふら

右側は、むいた状態を撮影しようとしたのですが、
黄色く熟した普通のバナナと違って、
まだ硬くて、手指ではむけず、
「包丁」でむきました。

黄色く追熟するまでは、約10日くらいかかるでしょうか、
味は期待できませんが、
未成熟バナナは食べたことがありませんので、
楽しみです。揺れるハート


posted by RIU at 08:23| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの栽培過程ー「太郎くん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

“ミニ台風”で「太郎くん」バナナが!

050619太郎くんー1.jpg
050619太郎くんー3.jpg
050619朽ちたバナナ.jpg

昨年の晴れ「日照り」梅雨とうって変わって、
今年の沖縄の梅雨は、平年の2倍の霧雨量の、連日雨豪雨続きで、
ちょっとした台風“ミニ”台風のような感じです。

県内のあちこちで土砂災害や農作物被害が出ていますexclamation×2

コーヒー畑では、幸いほとんど無傷でした。揺れるハート

強いて言えば、防風林としての「ハイビスカス」が、
昨年9月植えで、まだ十分に根付いていませんが、
背丈くらいに急成長していて、
雨雨風でやや倒されかげんの木が数本ありました。

これは、1mの鉄筋支柱を刺して、ひもで結びつければ、
補強できますので、心配入りません。わーい(嬉しい顔)

肝心のコーヒーは、むしろ元気に成長しています。
“移植”という作業は、植物にとって、
ものすごく体力が消耗するもので、
植物は、まず「根付かせる」ことに全力を出しますので、
場合のよっては、葉や実を落とすこともするのです。

移植後のコーヒーも、連日観察していますが、
雨雨続きで、しかも畑が傾斜地で、水はけも良く、
霧雨水が流れて、滞留しないことも、
「根付く」ために良かったのだと思います。

ところが、
なんということでしょう(ビフォーアフター的)、
「太郎くん」バナナが立ち枯れてしまったのです。がく〜(落胆した顔)
(画像「上」を参照して下さい)

連日の雨大雨や、台風強風による茎の棚への接触が起因していると思うのですが。
正確な原因は不明です。

「密集」や「病害虫」でもないんです。

バナナには、立ち枯れることが、時々あるのです。
画像「下」は、「太郎くん」ではありませんが、
「立ち枯れ」とは、こういう感じです。

私は、
早枯れ突然死」とか
早枯れ症候群
と、勝手に名付けています。

ご存知のように、バナナは「種」ではなく、「株」で増えるのですが、
小さな「新株」が数本出てくる段階で、
『細く巻きながらとがっている葉を出している』株を選択し、
栽培用に定植する、と言われています。

ということは、選択漏れは、
「葉が開いて、小さくても、いかにもバナナらしい」
のは、「栽培に向かない」ということなのです。

理由は、
「水を吸うだけで、立派な実を付けない」
ということかもしれません。
これが原因かなexclamation&question

今年の第1号バナナである「太郎くん」が被害に合い、少しショックです。もうやだ〜(悲しい顔)

放っておくと、実も腐敗してしまいますので、
まだ未成熟ですが、実を切ってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
(画像「中」をご覧下さい)

順調にゆけば、
あと1ヶ月か3週間くらいかで収穫できたのではないかと思いますが、
予想外の早期収穫での「追熟」に入ることに。ふらふら

通常でも、こうした、まだ緑色の状態でバナナは収穫され、
吊るして「追塾」し、黄色くなって食べるのです。

今回の「太郎くん」は、ご覧のように、
角があり、丸みを帯びていないので、収穫時期としては、いかにも早すぎる。
当然、味は期待できないと思いますが、
こうした早獲りしたバナナの味が、
どういうものなのかという興味もあります。

そういう意味では、
「太郎くん」には、貴重な体験をさせてもらえるチャンスをもらえましたexclamation
posted by RIU at 15:50| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | バナナの栽培過程ー「太郎くん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月19日

日本の食卓上の6割は外国産!

農水省が毎年発表している「食料需給表」によると、
日本のカロリーベースの自給率は、
1989年に50%を割り込んでから下がり続け、
1997年には41%に落ち込み、
1998年以降は40%という低水準で推移しています。

日本農業は、農水省の無策と、農業の団体の弊害のおかげで弱体化してしまいました。

簡単に言えば、
「社会全体が猛烈なスピードで先進工業国化したのに、
農業が対応に遅れを取ってしまったから」
です。

その背景には、
「農家を経済的弱者とみなして、
人の口に入る農産物の生産者として位置づけて、
厳しく育てる視点が欠如した農業政策と、
それを支持する社会のムードがあったから」
と言っても良いと思います。

現在でも、そのムードは続いていて、その証拠に
農業従事者の社会的地位は低いままです。

江戸時代の「士・農・工・商」による身分制度では、
「農家」の位置づけも高かったのですが。
アメリカ、フランスなどの“農業”大国でも、
農家は「尊敬」されているのですよね。

学者によると、
「農家」という言葉自体が、差別的、軽蔑的言い方で、
『FARM(農場)』という表現をしないといけない、
という先生もいます。

そういう弱体化した日本農業の現状が、
自給率を下げている主要因なのですが、
主な食材についての自給率(平成15年度実績)を見ますと、
 ・ 米   99%
 ・ 小麦  14%
 ・ 大豆   4%
 ・ 牛肉  39%
 ・ 豚肉  53%
 ・ 鶏肉  67%
 ・ 魚介類 50%
 ・ 砂糖類 35%
 ・ 油脂類 13%
となっています。がく〜(落胆した顔)
詳しくは、下記「食料需給表」をご覧下さい。
 http://www.kanbou.maff.go.jp/www/fbs/dat-fy15/sanko-2.pdf

単純に考えると、
「万が一、非常事態があって、輸入ゼロという事態になったら、どうなるの?」
という不安で、
これは、昨年の農水省アンケートで、実に国民の半分(これだけ?)が、
ようやく
「将来の食料供給に不安を感じる」
と考えるようになってきたのです。

こんな危なっかしい先進国は、日本だけです。もうやだ〜(悲しい顔)
「工業先進国」というと、
「工業・技術」だけ?と思いますが、
実際には、
「工業先進国=農業大国」
なのです。

昔の日本では「富国強兵」と言われた時代がありましたが、
軍隊はともかく、『富国』でなければいけないと思います。

主要先進国の食料自給率(平成14年度)では、
 ・ 日本       40%
 ・ スイス      54%
 ・ イギリス     74%
 ・ ドイツ      91%
 ・ アメリカ    119%
 ・ カナダ     120%
 ・ フランス    130%
 ・ オーストラリア 230%
となっています。がく〜(落胆した顔)

「主要先進国の食料自給率」詳しくは下記4−(2)の表をご覧下さい。

http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyu/report15/h15refer4.pdf

バブル崩壊後の日本でも、
まだまだ外国産食糧を
貧困な開発国から買い叩く力があるからといって、
食料自給率の低落を止められない上に成り立つ、
“美食・グルメブーム”は、
薄氷の上を歩き続けるのと同じではないでしょうか。もうやだ〜(悲しい顔)






posted by RIU at 13:11| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

「バナナ・リパブリック」と「南北問題」

“Banana Republic”とは、直訳すると「バナナ共和国」ですが、
残念ながら、アメリカが中南米に対して軽蔑した意味合いの造語です。

「バナナ共和国」なんて、本当にあったら面白いですね。

当初は「バナナなどのフルーツの輸出を主な収入源にしている、
政情不安定な独裁政権下の小国」を指していましたが、

現在では、
バナナなどのフルーツの輸出の見返りに、
開発・支援を受ける、東南アジア、アフリカを含めた「開発途上国」
を指します。

バナナは、高級果物として君臨していた時代がありましたが、
その後値段が下がり、今や「安い果物の代表」になってしまいました。

日本のバナナ輸入量の変歴を見ると、
1970年代に入るまで主流を占めていた「台湾産」や「エクアドル産」は、
1970年代初頭には「フィリピン産」に追い抜かれ、
昨年の平成16年度では、「フィリピン産バナナ」が、
市場の85%を占有するように至りました。
圧倒的です。

言い換えれば、「フィリピン産バナナ」の輸入が増えるに従って、
バナナが安くなったと言えるのです。

    <参考;平成16年度のバナナ輸入国は以下の9カ国>
      1.フィリピン 85%      
      2.エクアドル 12%
      3.台湾     2%
      4位以下 中国、メキシコ、ペルー、タイ、コロンビア、ドミニカ


フィリピン産バナナの生産現場では 
 ・ 1960年代以降、旧日本兵・小野田寛郎元少尉が保護された
ミンダナオ島などの島々の農家は、それまで栽培していた米や
トウモロコシ栽培を止め、多国籍企業の現地法人と契約をして
「バナナ生産」を始めました。
 ・ 農家は、自分の土地で栽培したバナナを現地法人に売り、
   そこから技術や肥料、殺虫剤、苗などの提供を受けたのです。 
 ・ フィリピン政府は、先進国から「開発・支援を受けたい」
というもくろみでした。
 ・ こうした、「交換」による差額が、農家収入になるわけですが、
   現地法人の提供する石油製品が、オイルショックで値上がりしても、
   無知につけこまれ、バナナの買上価格は据え置かれてしまいました。
 ・ 結果、農家の赤字は膨らむ一方で、生かさず殺さず状態の人がほとんど、
   というのが現状です。
 ・ 彼らには、他の選択肢がありません。
 ・ バナナの値段が安い理由の1つには、
こうしたバナナ農家の犠牲の上にあることを、知ってほしいと思います。

安いバナナの背後に「南北問題」が
 ・ 日本でのバナナの安さと、フィリピンのバナナ農家の貧困さは
   密接な関わりがあり、こうした関係が「南北問題」と言われています。
 ・ 先進国の豊かさと開発途上国の貧困は、
   同じコインの裏表であって、密接な関係がある、ということです。

こうした、南北問題を考えるには、
「都市」と「農村」の関係の視点に立つことが必要です。

途上国は、開発の元手を得るために、
先進国に「モノ」を売る必要性に迫られますが、
先進国が必要とするモノは、
バナナ・コーヒー・パームオイルなどの1次産品であって、
ほとんどが農村の産物です。

途上国の農家は、自らが口にしない農産物を生産し、
開発の元手を得る「協力」をさせられるのですが、
ようやく得た資金は開発国の都市部にとどまって、
農村には行き渡りません。
中国の農村にも、そういうことが言えますね。

つまり、いつまでたっても、
途上国の農家は、貧しいまま
なのです。


「バナナ農民は低賃金で過酷な労働に駆り出され、
農場は、多国籍企業とフィリピン政府の癒着により成り立っている。
政府は、バナナから得られた資金で、反政府勢力と戦っている」
といった図式ですね。


南北問題を考えると、
沖縄も「開発途上国」と同じような感じがします。
沖縄は「きび・リパブリック」でしょうか。
この話は、また別の機会に。

輸入国の「バナナ農家の貧困」と、
多量の農薬を振り掛ける「ポストハーベストによる危険性」とは、
また別の問題ですよ!
posted by RIU at 09:30| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月17日

肥料としての「鶏糞」は?

鶏糞.jpg

「鶏糞」という肥料のメリットは、
“安価”
“遅効性”(ゆっくり長く効果がある)
“肥料の3要素以外に数々の微量要素が豊富に含有している”
ことで、
化成肥料や牛糞、米ぬかなどと混ぜて、
より有益化を奨励する人も多いのですが、
私は肥料としては買いません(今は使っていません)。

鶏は、「食べた6割を未消化」で、出してしまうのです。
畜産飼料、特に養鶏飼料では、ワクチンやホルモン剤を入れて、出荷を早めていますよね。
「6割を未消化で出す」ということは、「残留抗生物質」が、土に入ってしまうことは困る、と考えているのです。

鶏糞がダメだというのではなく、
「養鶏飼料(エサ)に問題がある」と思うのです。

いずれ、自前で放し飼いのニワトリを飼うつもりでいます。
新鮮な地鶏卵もタダで食べたいし(これが主目的?)。わーい(嬉しい顔)
エサは、雑草や畑の穀物などで十分でしょう。
エサの出所や安全性が分かれば、鶏糞の利用も可能になります。

鶏やウサギ、ヤギなどは、雑草を刈るには便利なはずで、
いつか使ってみたいと考えています。

本島中部でコーヒーを30本程度栽培している人がいて、
畑の周りを高価な防風ネットで囲い、
その中では、元気なコーヒーの木と、
ニワトリが約20羽放し飼いになっているのを見たことがあります。
うらやましいですね。

翌年、どうなったか様子を見に行きましたら、コーヒーの木は、全て枯れていました。がく〜(落胆した顔)
防風ネットに異常はないので、台風被害はあまり感じられません。
よく見ると、コーヒーの木の幹が、削られていました。
ニワトリが敷地内の雑草を食べつくし、コーヒーの幹まで突いたのでしょうか?
また、生鶏糞の撒き散らしによる、根の痛みも考えられます。

畑にニワトリを放すなら、
守る作物は金網などで、カバーしないといけないでしょうね。
ネコやイヌが入って来られないような柵も必要でしょう。

生・鶏糞も、そのまま撒き散らしではマズいので、一箇所に集められるかどうか?
発酵促進させるように、その上から米ヌカを撒いた方が良いかも。

こうやって考えると、農業って大昔からあまり進歩がないですね。
(私の無知が最大の問題ですが)

大昔のヨーロッパの農業というのは、
耕作地を毎年転々として変えてゆく移動農業から、
ローマ時代の「2年周期農法」になり、

二圃制による輪作」 
  ・ 耕地をA、Bの2つに分け、Aには小麦、野菜を栽培し、
    Bは1年間休耕し、そこに家畜を飼い、糞尿を肥料として地力を高め、
    翌年AとBを交換する、という農法
三圃制による輪作」
  ・ 耕地をA,B,Cの3つに分け、
    Aには秋撒き小麦(人間用)、
    Bには春撒きカラス麦(家畜エサ用)
    Cは家畜放牧用
  ・ 3年に1度、耕地を休ませることによって、地力回復を目的とする農法

が、「耕地の集約化」「共同作業化」になり、
「農民の集落化」が『村』を形成し、
やがて、器具の改良・肥料の採用による「農業革命」で
農民の暮らしにゆとりが生まれて、
現在の「欧州の農業大国化」に至っているのですよね。

ヨーロッパと日本では、その「地力」自体が違います。
ヨーロッパは、氷河が削り取った大地なので、基本的に地力がなく、
ヤセているために「輪作」ができないんですよね。

日本は、河川が運んできた肥よくな土壌で、基本的に連作が可能です。

牧草の生産力の比較では、1ヘクタール(3千坪)あたり、
アメリカ 3トン
フランス 6トン
日本   30〜70トンと言われています。

これだけ、日本の土壌に地力がありながら、
日本農業が壊滅的に追い込まれているのは、不思議でしょう?

「農業の大きな団体が原因」だと、私は思っています。
この団体の弊害については、またいつか連載することになりそうです。

話は、それましたが、地鶏放牧は、すぐにやらずに、少し「課題」にしたいと思います。
地鶏卵も、しばらくお預け。

乾燥鶏糞は「産業廃棄物」ということですし、
南九州、とくに宮崎県では鶏糞の使用は少なく、
その鶏糞を船で沖縄に運び、沖縄では、有難く使っているのが現状です。
買ってくるのは、農業の大きな団体組織です。
買わされているのは、組合員農家です。

なぜ、宮崎県では鶏糞を使わないの?
そこに問題がありそうですよね。

沖縄は、毎日雨雨続き。
昨年は晴れ日照り状態だったのが、今年は平年の2倍も霧降っています。

コーヒーの植え付けがほとんど終わっていますので、
“恵み”の小雨雨になっています。わーい(嬉しい顔)


posted by RIU at 12:03| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | 農業雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

不快害虫「カメムシ」!

050605島唐辛子.jpg
050611島唐辛子に群がるカメムシー1.jpg
050611島唐辛子に群がるカメムシー2.jpg

「太郎くん」「花子さん」バナナは共に順調に生育中ですが、特別な変化がみられないので、他のネタをします。

カメムシはヘコキムシ、クサムシなど悪臭に由来した名前が多く、日本では18科、400種類以上がいます。

植物の新芽や茎葉への加害(汁液を吸う)、果実や実の形が悪くなったり、味が落ちたり、中身がカスカスになったり、良いことは何もないことだけは確かです。ちっ(怒った顔)

駆除には、農薬や殺虫剤が一般的ですが、
箸でつまむ、ガムテープにくっつける、水を入れたペットボトルに落とすなどの
方法で駆除している人もいます。

私は、完全無農薬主義ですから、
ビニール袋に手を入れて、カメムシをつかみ取る技や、
焼酎(泡盛)に、島ニンニクや島唐辛子を漬け込んで、
水で200倍に希釈して散布しています。

が、効果はイマイチ。もうやだ〜(悲しい顔)
「カメムシには“わさび”が効く」と聞いたので、
ナスタチウムの葉のエキスも散布してみましたが、これもイマイチ。もうやだ〜(悲しい顔)

今のところ、画期的駆除方法は、小型携帯掃除機で吸い取ることです。

欠点は、ゴキブリを吸い込んだときと同じで、
しばらくすると、吸い込み口からゾロゾロと、
出てきてしまうことです。がく〜(落胆した顔)

駆除はなかなかやっかいです。もうやだ〜(悲しい顔)

画像は、「島唐辛子」にビッシリ付いたカメムシです。
不思議に「島唐辛子」に付きます。

どこから来るのですかね?

沖縄の「島唐辛子」は、小粒(2〜3cm)ですが、
『辛さ』はもの凄いですよexclamation
「鷹の爪」は問題外、
韓国の青唐辛子より辛いです。
ハバネロのように、ただ「辛い」だけではなく、
『うまみ』や『コク』があります。

私はうどんに七味をかけるときは、
一般のSBの七味なら、10回くらい「これでもかっ」て、ふりかけるのですが、
沖縄の島唐辛子では、耳かきより少し多い程度で、
同じくらいの辛さなんです。
凄そうでしょexclamation&question

沖縄の土壌や気候に合っているのか、
島唐辛子は苗木で植えてから、3〜4年も持つのです。
草のはずなのに「木」のようになって。

カレーに1粒入れるだけで、味が“極辛”になるし、
醤油に1粒漬けておくと、辛味醤油になるし、
乾燥粉末させて、醤油に混ぜ、刺身を食べると“絶品”ですよ。

島唐辛子の苗は、1本150円くらいで売っていて、
たいていの農家は、自家製があるはずです。

そろそろ、採れる時期になってきました。





posted by RIU at 11:03| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 果樹や農産物の病害虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月15日

沖縄といえば「ゴムノキ」

050608ゴムの木の路地植え2.jpg
050613サポジラのター2.jpg
050613サポジラの樹液ー2.jpg

「ゴムの木」というと、ふつう2種類を思い浮かべます。
「観葉植物」と「天然ゴム」です。

「天然ゴム」は、『パラゴムノキ』と言って、
「NR」、ナチュラル・ラバーの略字で表しますよね。
タイヤ・チューブ、ベルト、履物、ホース、輪ゴムなどに多くの製品に使われています。
タイ、マレーシア、インドネシア、インドなどで栽培されていますが、沖縄では栽培されていないようです。
沖縄は亜熱帯気候なので、栽培しようとすれば出来るのですが、高さが20m以上になるので、台風の被害と、生産コストを考えると、まださとうきびの方が良いですね。

ゴムの木は、巨大木から低木、つる草まで400種類以上があり、
日本国内で観葉植物として栽培されているものでも、
カシワバ、アルティシーマ、ベンガル、ベンジャミン、マニホット、パナ、アラビア
などがあります。

「ベンジャミン」は、幹を人為的にネジネジにしてある芸術的な木で、台湾で苗木を作られています。
ホームセンターとかで、よく見かけますよね。

観葉植物の中でも、代表格なのが
「インドゴムノキ」です。(一番上の画像)
インド、ミャンマー、マレーシアが原産地で、
路地植えすると、高木になり、日本でも20メートルくらいに達することも。
インドでは樹高50メートルに達するのもあるとか。
幹を傷つけると、当然白い樹液が出ます。

沖縄でも庭に露地植えする家が多いです。
画像のインドゴムノキは、
犬の散歩コースで、いつも「見事だな」と見上げてしまう近所のものなのですが、
あまりに見事なので、撮影してしまいました。

インドゴムノキの親戚は「イチジク」です。

中央の画像は「サポジラ」という果樹で、これもゴムの一種です。
中央アメリカ原産で、沖縄でもよく見かけます。
画像のサポジラは、私の自宅の庭で撮影したものです。
実が鈴なりに生って、重いのか、先日枝が折れてしまいました。
実は食用ですが、柿を甘くした感じで、甘さが強く味の評価は分かれるところです。
樹皮を傷つけて採取した白い乳液(下の画像参照)が
「チクル」といって、チューインガムの原料です。

沖縄は、珍しい果樹が栽培できるので、なかなか楽しいです。
まだ、3年苗木ですが「マカデミアナッツ」も栽培中です!わーい(嬉しい顔)

「カカオ」の苗木も売っていましたよ。




posted by RIU at 07:37| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

「太郎くん」バナナの近況

050605太郎くんー1.jpg

6月5日撮影の「太郎くん」バナナです。
前回は、5月16日撮影の分を6月3日に記述しました。

前回との比較では、バナナらしくなってきましたね。

「花子さん」と比べると、小ぶりですがもうやだ〜(悲しい顔)
「花子さん」に負けず劣らず、「太郎くん」も順調に成育中です。

きっと、美味しいはずですよexclamation×2

沖縄南部は、最近雨雨が多いです。

水撒きがカットされて、嬉しいだけでなく、
沖縄の小雨“雨”には、1つの大きな特長があります。

沖縄は細長い島なので、霧雨風は、海のミネラル分が適度に運ばれて来るのです。
台風台風では、塩分が多すぎて「塩害」になることもあって、多すぎても困るのですが)

沖縄野菜・果樹のポリフェノール含有量が本土産に比べて高いのは、海の「ミネラル分」が、サンサンと降り注いでいるからだと、私は思っています。

ひところの“長寿”も、海の「ミネラル分」とは無関係ではないでしょう。

最近、都道府県“長寿”ランキングから、沖縄が脱落しているのは、
沖縄特有の「食生活」にあります。
チャンプルー文化で、何でも“炒め物”にするのでは
『油分』の取りすぎ。
これでは、“長寿”できないのは当然でしょうexclamation

特に60年前の沖縄戦後、アメリカ軍が持ち込んだ「缶詰」をきっかけに、
「缶詰」に抵抗がなく、
チューリップポークとかランチョンポークとかの肉缶を、
チャンプルーにすることが多いのですが、
あれって、「酸化防止剤」「合成保存料」が、
“これでもかっ”ってくらい入っているんですよね。

みんな、知ってるのかな?
缶詰を開けたときの白いのは、
「ラード」だけじゃなくて、、「酸化防止剤」や「合成保存料」だってことをexclamation×2




posted by RIU at 11:09| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの栽培過程ー「太郎くん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月13日

沖縄名物「アフリカマイマイ」

050608アフリカマイマイ.jpg

1930年代に「食用」として、沖縄県に人為的に持ち込まれた、南アフリカ原産の大型食用カタツムリで、日本国内では沖縄にしかいません。

大きさは10cm前後と、その大きさもそうですが、庭や畑の地面の中から出てくるので、いつ見ても、そのグロテスクさには驚いてしまいます。
60年前の沖縄戦で養殖場から逃げ出し、爆発的に繁殖し現在に至っています。

沖縄本島では、3月〜11月が活動期です。
だいたい「ハブ」と同じですね。
沖縄本島における本種の寿命は4〜5年らしいです。

主な寄主植物は野菜類、腐敗した果実、家庭生ゴミなど極めて雑食性です。
産卵は、5〜11月にかけて数回行い、50〜150個の卵を枯れ葉の下や土中3〜5cmにかためて産みます。
今年は、沖縄で「カタツムリ(普通のデンデンムシ)が異常繁殖」していますが、それと関係があるのか、我が家の庭でも、カタツムリだけではなく、アフリカマイマイも大繁殖中で、もう100匹以上“処刑”しました。
産卵も発見しました。
処理にあわててしまい、撮影する余裕がありませんでしたが。
今から思うと、残念。

ある文献には、
「戦災で焦土の中に残るサツマイモを食べつくし、ソテツの実や茎にデンプンを求め、家畜皆無の状況で食脂の代用にモービル(エンジンオイル)をてんぷら油にして食べた時代にタンパク資源だけは豊富にあった……アフリカマイマイは沖縄住民を餓死から救った」
と記述されていました。

初めは食用として養殖されていた「アフリカマイマイ」が、沖縄戦の間に、いつしか養殖場の柵を破り、野性化していったわけです。

そして食糧難の時代には多くの人々を餓死から救い、最初は感謝されていましたが、同時に帰化種としてもたくましく生き延びて、今度は「害虫」として嫌われるようになってしまったわけです。

農作物を食い荒らすだけでなく、衛生上も問題で
「住血吸虫」や「広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)」という
寄生虫の中間宿主となることが知られています。ふらふら

手で触ることにより傷口や経口で「住血吸虫」の卵が体内に入り、寄生虫が脳などに達すると、死に至る可能性があるそうです。がく〜(落胆した顔)

「広東住血線虫」は、人間の口や傷口から侵入すると、身体の中で成長し、胃を破って、脳や脊髄に向かって行ってしまうらしいです。
脳までいくと、激しい頭痛や高熱が続き、死んでしまうこともあるそうです。

アフリカマイマイを見つけた小学生男子児童が、友だちに見せようと手の平に乗せて、皮膚から感染したこともあります。

また、2000年の夏には、この寄生虫が原因で、沖縄の7才の小学生女子児童が死亡した事故もあったようです。
この時期、琉球大学の学生も、町医者から「原因不明」で瀕死の状態から、大学病院で原因がわかり、一命を取り留めたことも、その学友から聞きました。

そんなこんなで、蔓延を防止するため「未発生地域への持ち出しは法律で規制」されています。
そのため、日本では沖縄にしかいないのです。

アメリカでも
「非常に強い繁殖力を持ち、植物を荒らすだけでなく、人間にとって髄膜炎の感染源ともなる」
ことを理由に、以前から輸入が禁止されている“嫌われ者”です。

原産国や戦前の沖縄では「食用」でも、『加熱調理』をしていたので問題がなかったようです。

「触るとオチンチンが腫れる」という迷信があるようですが、これって「ミミズ」にもそう言われていましたね。
効き目があるのでしょうか?
posted by RIU at 08:25| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 果樹や農産物の病害虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

「花子さん」バナナは立派に成育中!

050611花子さん3.jpg

昨日6月11日撮影の「花子さん」です。
1週間〜10日置きに撮影しているのですが、
画像での変化がわかりにくいので、約3週間飛ばしました。

実が少し丸みを帯びつつあるのがお分かりいただけるでしょうか?

「収穫」時期は、今日の時点でも、まだ「いつごろ」と言えないのですが、
確実に収穫時期は迫ってきており、「花子さん」「太郎くん」「亜矢さん」までは、
いずれ来る台風台風より先に収穫できるはずです。

沖縄産バナナの相場は、1kgあたりで、
1100円〜1300円程度と割高です。
台風の被害や市場に乗りにくいことが原因でしょうか?
(台風は防風林さえ作れば、十分防げるのですが)
農薬漬け輸入バナナの5倍くらいは高いのでは?

だいたい、世の中の食材は、
「1グラム・1円」(=100グラム・100円)
という基準で考えて下さい。

汎用の豚肉、牛肉はそのくらい、
鶏肉はやや下。
マヨネーズやケチャップ、味噌、醤油なども重量換算すると、
「1グラム・1円」という基準で、高いか安いか判断できると思います。
この基準でスーパーの商品を見比べると、なかなか楽しいですよ!

posted by RIU at 09:31| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの栽培過程ー「花子さん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

「バナナの“角”」とは?

050611亜矢さん.jpg
050611亜矢さんUP2.jpg

昨日の画像では、「バナナの角」がよく見えなかったと思いますので、
先ほど、撮影してきました。
画像のバナナは、第3号で、「亜矢さん」に命名してあります。
そのうち、経過で登場してくるかもしれません。

アップした画像では、緑色をしたバナナの実が角ばっているのがお分かりになると思います。

最初、「ミニ鉛筆」程度の実が、だんだんと大きくなってくるのですが、
角ばった状態のまま大きくなります。

ある限界点に到達したとき=「熟成」に向かい、
全体的に丸みを帯びるようになります。

「木成り完熟」はバナナには不向きで、
放っておくと、腐ってしまいます。

バナナの実が丸くなった頃合を見て、緑色の状態で収穫し、
吊るして“追熟”させることで、味がまろやかになり、美味しくなるのです。

追熟を待つのも、バナナの楽しみの一つです。








posted by RIU at 09:30| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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