2005年08月31日

食卓を占領した輸入食材〜その4

各料理の自給率の実態

和風料理
カツ丼(みそ汁、漬物付き)   自給率45%
天丼(すまし汁付き)      自給率56%
そば(月見とろろそば)     自給率32%
ちらし寿司(すまし汁付き)   自給率85%
牛丼(おひたし付き)      自給率54%
焼き魚定食(あじの塩焼き、煮物、和え物、すまし汁、ご飯)    
                          自給率72%
さしみ定食(かつおのたたき、煮物、すまし汁、ご飯) 自給率85%
鶏肉と野菜の煮物定食(鶏肉と野菜の胡麻みそ煮、酢の物、きのこ飯)
                          自給率60%
おでんとお茶漬け(おひたし付き)自給率77%

洋風料理
ハンバーグ定食(ハンバーグ、スープ、ご飯)自給率44%
カツサンド(コーヒー、デザート付き)   自給率11%
スパゲッティ(ボンゴレ、サラダ付き)   自給率9%
ハヤシライス(サラダ付き)        自給率42%
魚のムニエル定食(サケのムニエル、サラダ、スープ、パン)自給率30%
ステーキ定食(ステーキ、サラダ、ご飯)         自給率43%
魚の炒め物定食(タラとジャガイモの炒め、サラダ、スープ、ご飯)
                            自給率60%

中華料理
炒飯(スープ付き)    自給率46%
五目焼きそば(スープ付き)自給率9%野菜炒め定食(餃子、野菜炒め、ご飯)     自給率30%
鶏肉の唐揚げ定食(鶏肉の唐揚げ、スープ、ご飯)自給率46%
酢豚定食(酢豚、サラダ、ご飯)  自給率59%
麻婆豆腐・青椒肉絲定食(麻婆豆腐・青椒肉絲、みそ汁、ご飯)自給率41%


レストランでは、素材の産出国の配合割合に応じた大きさの
「国旗シール」を、メニューに貼り付けてほしいものです。

国際色豊かなメニューになり、各国が身近に感じられ、
親善に役立ちそうです。もうやだ〜(悲しい顔)
posted by RIU at 11:02| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

食卓を占領した輸入食材〜その3

昼食の中の輸入食品―2
ファミリーレストランでランチを食べると、
小さめのチキンはタイ産、
ローストチキンならアメリカ産のことが多いです。

ブロイラー加工品は、人件費の安いタイ産、
ブラジル産の輸入が急増しています。

ソティにした紅鮭の9割はアメリカ産かカナダ産、
グリーンピース、ホウレン草もアメリカから輸入しています。

ニンジンはニュージーランド産、
アスパラガスはオーストラリア産が増えています。

外食チェーンでは、輸入食品を特に多く使っています。

野菜も冷凍輸入食品を使うことが多いため、
「米以外は全て輸入品」と言える店もあります。


持ち帰り弁当は、もう悲惨な状態です。
輸入食品、という以前の問題があります。

原料が原価に占める割合(原価率)は、2割を割り込んでいます。

500円の幕の内弁当の材料費は80〜90円ですから、
もう常識では考えられないものも使わなければ、
この材料費にはなりません。

例えば、ミニハンバーグには、輸入牛脂どころではなく、
それまでは捨てられていた牛脂をタダ同然で引き取ってきて、
大豆タンパクと混ぜ、化学調味料で味付けしたものが
入っていたりするのです。
スーパーの肉売り場で、以前はタダで牛脂がもらえましたが、
最近は目にしなくなりました。

その化学調味料も、品質が悪いとされる中国・台湾産です。

イカフライのイカは、韓国産がふつうですが、
本物のイカが入っていれば喜ばなければなりません。

冷凍タラや深海魚のすり身で作られたコピー食品で
ごまかされているケースが多いです。

さらに、ミンチボールは正体不明で、
おそらく中国・台湾・タイ産あたりなのでしょう。
くず肉(舌や臓器)が使われている可能性がかなり高そうです。

くず肉は、ハンバーガーの肉の主原料ですから、
火が通っていれば、死ぬことはありません。

コンニャクの煮付けは中国産、山菜も中国産です。

持ち帰り弁当のおかずは、見かけは良くても、
中身はペットフード並みなんですよ。
posted by RIU at 14:47| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

食卓を占領した輸入食材〜その2

昼食の中の輸入食品−1

昼食を外食と考えると、
天ぷらそば」では、
・ 大豆(揚げ油) 国産比率 3% 
アメリカ産77%、ブラジル産11%、パラグアイ産6%
・ そば      国産比率18% 
中国産71%、カナダ産8%、アメリカ産6%
・ エビ      国産比率 7% 
インドネシア産22%、インド産21%、タイ産13%
(「7月6日エビから考えること」に詳細を記述しています)
・ 小麦      国産比率 9% 
アメリカ産48%、カナダ産25%、オーストラリア産19%
・ 醤油は原料が脱脂加工大豆であれば、
全て米国産、唐辛子は96%が中国産です。

・ 唐辛子は年間需要6千トンに対して、
  国産200トン(自給率3.3%)しかありません。

  唐辛子は、韓国は年間需要21万トンのうち国内生産16万トン、
  中国からの輸入5万トンで、韓国も輸入に依存しているのです。

  韓国と日本の人口から換算すると、
  国民1人当たりでは、日本の約80倍の消費になります。
  こうなると、キムチだけではなさそうですね。

  醤油ボトルのラベルに
  「遺伝子組み換え大豆不使用」
  と表示されていますが、
  「不使用」がどこまで正確なのか疑問です。

  米国の大豆生産では、8割が遺伝子組み換え大豆で、
  5%程度の非意図的混入は許容範囲とされているからです。


ラーメン」では、
麺の原料・小麦は、前述の通り、国産比率 9% 
アメリカ産48%、カナダ産25%、オーストラリア産19%です。

メンマは、中国産です。

メンマは「麺麻」と書き、
麻竹(まちく)の筍(たけのこ)をゆでて
土中で発酵させた筍の加工食品で、「しなちく」は“支那竹”と書きます。

豚肉は2割が輸入で、
ほとんどがアメリカ・カナダ・デンマーク・台湾産です。

コーンは、缶詰を使うので、6割がアメリカ産です。

ゴマは、ほとんどが輸入品で、その8割以上が中国産です。

コショウは、全て輸入で、7割がマレーシア産です。

五目ラーメンでは、自給率が7%と算出されています。


カレー」では、
カレー粉の主原料・ウコンは、国産は沖縄だけで生産されていますが、
近年生産者が減少していて、中国からの輸入が過半数を超えています。

福神漬けも、中国・アメリカ・台湾産の輸入が増えています。

カレーライス(サラダ付き)の自給率は、47%と算出されています。


鰻丼」では、
鰻は、もはや国産は2割しかなく、8割が輸入に依存しています。

中国・台湾・タイ産で、全輸入の8割を占めています。

漬物も、中国産の野菜原料がほとんどです。

お吸い物に、マツタケが入っていれば、まず国産ではありません。

国産は0.5%しか生産されていません。

99.5%が輸入で、
北朝鮮・中国・韓国の3国で、全輸入の9割弱を占めています。
posted by RIU at 23:11| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

食卓を占領した輸入食材〜その1

食卓の食材は、「ポツダム宣言」受諾状態で、
今や輸入品に占領されつつあります。

日本のカロリーベースの食糧自給率は、40%と
先進国では異常な低水準であることは、ご存知だと思います。

これは、
「国民1人1日当たり国産熱量 1029キロカロリー」÷
「国民1人1日当たり供給熱量 2588キロカロリー」×100
で計算したものです。

この根拠は、

 1日当たり供給食料として169g、
 その供給熱量602キロカロリー×品目別供給熱量自給率95%=
                   国産熱量572キロカロリー
野菜
 1日当たり供給食料として260g、
 その供給熱量76キロカロリー×品目別供給熱量自給率78%=
                   国産熱量60キロカロリー
豚肉
 1日当たり供給食料として32g、
 その供給熱量73キロカロリー×品目別供給熱量自給率5%
     〔=53%×飼料自給率10%〕=国産熱量4キロカロリー

いろいろな食材を、こうして算出し、
供給熱量の合計が2588キロカロリー、
国産熱量の合計が1029キロカロリー、とされているのです。


朝食の中の輸入食品

朝食が洋風の場合
パンの主原料である小麦は、
米国産48%、カナダ産25%、オーストラリア産19%、
日本産9%です。
輸入品の相場は1kg当たり33円程度、
国産は1kg当たり133円程度と4倍も差があります。

“安全”にこだわるより、
“安さ”を重視するメーカーが多いので、
こういう結果になってしまうんですね。

チーズの原料も、7割強がニュージーランドとオーストラリア産です。
8月23日「安全なチーズを選びたい」
コーヒーは、ほとんど全てが輸入で、
ブラジル産が24.4%、インドネシア17.7%、
コロンビア17.6%、グアテマラ8.2%、ベトナム7.8%、
エチオピア6.4%…となっています。

沖縄でもコーヒーは栽培されているのですが、
全体で5トン程度の生産しかなく、
国産比率は0.00007%程度で限りなくゼロに近い、
というわけです。
私もコーヒーを栽培しています。

砂糖の原料は6割が輸入で、
オーストラリア、タイ、南アフリカ、キューバ、フィジー産が多いです。

生鮮野菜の輸入も増えていて、輸入割合では中国産が44.7%、
米国産20.9%、ニュージーランド産15.4%となっています。

ミックスベジタブルなどの冷凍野菜の輸入は、
中国産67.1%、米国産13.7%、タイ産4.3%、
台湾産4.1%となっています。

トマトケチャップの原料は、
ピューレの6分の1に凝縮したペースト状にして輸入しますが、
米国産、チリ産、中国産、メキシコ産の順となっています。

卵や牛乳は国産ですが、畜産の飼料は9割以上が米国産です。

例えば、具体的な洋食メニューだと下記のような感じになります。

「オムレツ・サラダ・紅茶・パン」は、
556キロカロリー、自給率20%

「ハムエッグ・サラダ・牛乳・パン」は、
489キロカロリー、自給率15%

「国産」というのが、貴重に思えてきますよね。


朝食が和風の場合
米と焼き海苔、ネギは国産です。

それ以外の食材は、割合はともかく、全て輸入されています。

焼き魚のアジは、国産の近海物と思えますが、
実は3割強はオランダ産、19%はノルウェー産なのです。

タラコ・明太子の8割以上も韓国から輸入しています。

味噌汁の味噌は、8割以上を米国産に依存し、
その他ブラジル、カナダ、中国の大豆を使用しています。

中国は、食糧輸入国に転じているため、近年日本への輸出は激減傾向です。

豆腐や油揚げ、納豆の原料大豆も上記と同様です。

ワカメは15%が韓国産です。

梅干は、国産と思いがちですが、
原料の6割を輸入していて、そのうち中国産が7割を占めています。
8月19日「安心できない漬物〜その7」

野菜の漬物も中国産が激増中です。

例えば、具体的な和食メニューだと下記のような感じになります。

「魚の干物・おひたし・味噌汁・ご飯」は、
396キロカロリー、自給率80%

「卵焼き・ひじき・味噌汁・ご飯」は、
454キロカロリー、自給率64%

また、中国風朝食として、
「お粥・青菜の炒め物」は、
265キロカロリー、自給率46%
というような感じで、
何気なく普通に食べている食材の多くが、
知らぬ間に輸入品が増え出してきているのです。
posted by RIU at 18:27| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

安心できない「漬物」〜その11・安全性

今まで漬物シリーズで記述してきたように、
漬物材料は輸入が増加していますが、
輸入がダメだというのではありません。

漬物の材料は野菜がほとんどですから、
どうやって生産したのか、という「栽培方法」が問われるのです。


1.農薬の使用
  日本企業が技術指導をしている、と言っても、
  事実上はその国の事情によって農薬散布が行われ、
  日本で使用されていない農薬が使われたり、
  収穫直前や収穫後の農薬使用も考えられます。

  中国の深せん地区から輸入した野菜によって
  中毒症状が香港で発生したこともありましたが、
  形状を重視した日本への輸出野菜について、
  農薬の多量使用による廃棄処分は、後を絶ちません。
  
  東京都衛生研究所の調査によっても
  台湾・中国・タイから輸入した野菜から農薬が検出されています。

  したがって、塩蔵されてくる食材でも、
  その野菜を栽培する工程で、危険な農薬を使ったり、
  多量に散布したりして生産したのでは?という疑いは
  拭い去れるものではありません。

2.添加物
  ミョウバンや着色料の添加などが問題になります。

  変質を防ぎ、色調を整えるため、
  特に製品には薬品や添加物の添加が行われています。

  厚生労働省の検疫所の検査でも、
  安息香酸の違反が、ザーサイ、ラッキョウ、大根などから
  発見されており、亜硫酸の残留違反も見つかっています。

  また、違反でなくても、
  添加物が多量に混入されていること自体が問題でしょう。

3.不衛生
  港では、野積みされたり、長期間放置されたりした結果、
  カビが生えたり、変色したり、悪臭や異臭を放っているのを見ると、
  とても人間の食べる食品を扱っている業者が
  すべきことではないはずです。

  厚生労働省の検疫所に届け出て、
  法的には正当に許可されてはいるのですが、
  許可後も長期間放置されているのですから、
  こんな現場を見たら、とても食べられるものではありません。

  国内の漬物加工工場で、精製・調整が行われ、
  見た目はきれいで、思わず食べたくなるように、
  匠に生まれ変わるのです。

  1つの芸術ですよね。

  悪臭がひどいので、一般倉庫に入れることは難しいでしょうし、
  一般の人に“見学”させたり、マスメディアが取材すると、
  たちまち、別のわからない場所に移されてしまうでしょうし、
  衛生上の管理が出来る場所で保管できるような方法を
  早急に取る必要性があると思います。

  また、これらの漬物の中には、
  虫・髪の毛・糸くず・輪ゴムの代わりに使われたコンドームなど、
  日本では考えられないような異物が入っています。

  こうした、粗悪で危険な食材が輸入されていることは公にならず、
  食卓では安心して食べられているのです。

4.輸入時の検査
  厚生労働省の食品安全チェックを、もっと厳重にしてほしいと思います。

  塩蔵野菜や漬物類の輸入時の検査割合は高い方です。

  約9千件の届出に対し、約3700件、
  約41%の抜き打ち検査を行っているので、
  他の品目と比較すると、これでも高い割合なのです。

  その中で、腐敗や変敗、細菌数の多いものが5件違反とされ、
  安息香酸、亜硫酸の違反も27件発見されています。
  (違反32件は、検査数の0.9%)

  現状では農薬違反は、まだ発見されていませんし、
  検査数が多くなれば、もっと違反件数も増えるのは必然でしょう。

  むしろ、検査を免れて通過してくる、本来なら違反とされるものが、
  食卓に出てきてしまうことに恐怖感を覚えます。

  安全について、とかく疑問が持たれている漬物材料に対して、
  もっと詳しくチェックするようなシステムを
  確立してほしいと切望します。

以下、参考になる関連サイトです。
お時間のある時にご覧下さい。
  食卓の向こう側ー輸入・加工の知らない世界1  
  食卓の向こう側ー輸入・加工の知らない世界2
  輸入農作物の恐るべき実態を見た  
  輸入食品を考える
  輸入食品の水際チェックの実態を見る
posted by RIU at 13:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月26日

安心できない「漬物」〜その10

日本の漬物ではないのですが、輸入が増加し、
日本人がなじんでいる漬物は、第贈にキムチですが、
「ザーサイ」も輸入品なのです。

ラーメンに入れたり、油で炒めたり、ビールのおつまみ、
お茶請けなど用途は広く、日本に定着したと言えます。

中国と台湾から年間約5千トンが
カメやプラスチック容器に入って輸入されています。

からし菜系の大心菜類の茎の肥大した部分に
唐辛子、山椒、ウイキョウ、ニッケイ、胡椒などの
香辛料を多量に加えて、重石をして漬けるので
ザーサイ(搾菜)と名づけられました。

「搾」という字は、「絞る」という意味ですからね。


ザーサイの輸入形態には、以下の2種類あります。
・ 四川ザーサイ(中国)
  香辛料・スパイスを使って、塩漬したものを原料とする
  油炒めをするとスパイスが油の酸化を防いで、保存・が高い
・ 塩漬ザーサイ(村に台湾)
  スパイスを使わないものを原料とするので、日持ちが悪い
  スパイスがないので油が早く酸化して油臭くなる


美味しい自家製ザーサイを作るには、
良い素材を選ぶのは当然のことですが、
市販の真空パックにしてあるものより、
乾物屋の量り売りの物があれば、味も良いし、値・も安いです。

ザーサイの見分け方は、
「株が大きく、色が濃い緑のものが良い」
と言われています。

瓶詰めだけでなく、自家製にも、ぜひ挑戦してみて下さい。

損考になるサイトは下記の通りです。
お時間のあるとき、ご覧下さい。
 食材小話・ザーサイ
 中国野菜贈7%に残留農薬
 輸入野菜マジやばい!
   下の2つは、2チャンネルの書き込みなので、真偽の程は不明です。
posted by RIU at 09:59| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

安心できない「漬物」〜その9

ゴボウは中国から約1000年前に伝わってきました。

中国では食用ではなく薬として使われていて、
平安時代の終わり頃から野菜として作られるようになりました。

ゴボウには食物繊維が多いので、腸のはたらきを助け、
おなかの調子を整えるはたらきがあります。

また、ゴボウは日本でのみ食べられている食材です。

ゴボウ独特の風味や食感は外国では受け入れられないようです。

第二次世界大戦中に、
アメリカ人捕虜に食事としてゴボウを与えた捕虜収容所の責任者が、
終戦後の戦犯裁判で、
捕虜に”木の根”を食べさせて虐待したという罪で
有罪判決を受けたという話があるほど、
外国人にとってゴボウは奇異な野菜のようです。

日本は中国の山東省からゴボウを開発輸入しています。

その中国産ゴボウは、
日本の国内消費量(輸入量+出荷量)の約20〜28%、
年間7万5000トンを輸入していますが、
多くは洗ったものに泥をつけて「国産」として販売しています。

また、中国産ゴボウから、総BHCとして0・69ppm検出されています。
これは基準値の3・4倍で、完全に違反品です。

BHCは発ガン性があり、日本では使用が禁止されている塩素系殺虫剤です。

今だにこんなものが使われていることが問題です。

こういうゴボウが堂々と輸入されていることは、
入港時のチェックがいかにズサンであるかを物語っています。


漬物材料のゴボウは、上記の野菜のゴボウではなく、「山ゴボウ」です。

菊科植物の「モリアザミ」のことで、
この塩漬けが韓国・中国・台湾から約2千トン輸入されています。

20%の食塩を日本で塩抜きをして、
アクを抜き、醤油漬けや味噌漬けなどにします。

山ゴボウの漬物であっても、輸入に依存しているのが現状です。


農産物の輸入自体は、汚染さえなければ「悪」とは言えません。

しかし、農産物の安全性が問題になっている中国国内で、
野菜類の47・5%から猛毒の有機リン系殺虫剤メタミドホスなど、
中国政府の安全基準を超える残留農薬が検出されました。

こういう農家は、自分たちが毎日食べる野菜には、農薬をかけていないんです。

農薬を大量に散布するのは「日本向け」なんです。

「日本人を困らせよう」というのではなく、
日本の流通・販売が、
その品質より、「色・形・価格」を重視しているからなんです。

中国産野菜は日本国内で広く流通しており、
厚生労働省は情報収集を急ぐと共に、
中国産の監視態勢を強化しています。
posted by RIU at 17:41| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

ファースト・フードの怪〜その1

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
という平家物語や、ご飯の炊き方を教える
「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」
は日本独特のリズムの“七五調”ですが、昔
『マクドナルドは、ネコの肉』
『KFCの肉は、ハトの肉』
というのも七五調だったんですね。

アメリカ人の典型的な体型は、「ムーミン形・洋ナシ体型」ですが、
これは中流・下級階層の人たちがほとんどなんです。

上流階級の人たちは、割とスタイルが良い人が多いと思いませんかexclamation&question

私見ですが、
「ムーミン形・洋ナシ体型」は「ファーストフード」に深く関係している
と私は考えています。

「ファーストフード」は中流・下級階層の人たちがよく食べ、
上流階級の人たちはほとんど食べないのです。

マクドナルドは、本当は何の肉なのかexclamation&question

どういう飼料で、どういう飼育方法で育てられたのかexclamation&question

加工する際の「油」は何なのかexclamation&question

というのも、もちろん心配で、
それはまた別の機会に書かせて戴きますが、
今日は「ケンタッキー・フライドチキン」について書きたいと思います。


基本的なこと
1羽から9ピースにカットしている。
・ 手羽先(ウイング=Wing)×2ピース
・ 胸のあばら(リブ=Rib)×2ピース
・ 腰(サイ=Thigh)×2ピース
・ ふともも・脚(ドラム=Drum)×2ピース
・ 胸、首の付け根あたりのパサパサ白身(キール=Keel)×1ピース
の合計9ピースです。

1回のクックで調理できる数は36ピースとなっているようです。

「肉の大きさが1つ1つ違うのに金が同じなのはおかしい」
とクレームを言う客もいるとか。
確かに言われるとそうかも。


飼育について
KFCのHPでは、
・ 100%国内産の“ハーブ鶏”を使用。
  「ハーブ鶏」という種類の鶏はいないので、
  ブロイラーに、「飼料に一部ハーブを添加している」
  という程度の意味です。

  また、本当に100%国産かどうかは分かりません。

  クリスマスや正月の繁忙期などは、輸入チキンでまかなうため、
  チキンが小さいという話もよく聞きます。

  また、本当に国産100%であれば、
  どこの養鶏場で、どれくらいのブロイラーを生産しているのか、
  明らかにするべきでしょう。

  ただ、「全国287のKFC登録飼育農場がある」
  というのはHPに出ていました。
  沖縄でも、本島北部の大規模養鶏場を中心として、
  沖縄KFC専用のブロイラーを生産しているようです。
  ここでは、ホルモンも添加している、というウワサもあります。

・ 飼料に天然の4種類のハーブ
  (オレガノ、ジンジャー、ガーリック、シナモン)と
  ビタミンEを加えている、と。

  「鶏特有の臭みが抑えられ、鮮度を保持する効果があります」
  というHPでの紹介があるが、
  ハーブで「臭み」は抑えられる可能性はあると思います。
  
  飼料で「鮮度を保持する」ようにすることは、可能なのでしょうかexclamation&question

・ 「北海道内で売られているケンタッキーフライドチキンの約60%は
   道南胆振支庁の山の中にある北海道第一ブロイラー(株)の農場で
   飼育され同社の工場でカットされている」
   とHPで紹介されている。
 
  ここでは、
  「年間に約600万ピースのフライドチキンの原料を生産している」
  とのこと。

  600万ピース÷9ピース=年間約67万羽
  約67万羽÷9回転(=約40日で出荷)=
                1回の出荷(約40日)で約7万4千羽
  ということになります。

  それが本当だとすると、北海道内では、
  年間約112万羽を加工・販売している計算になりますが、
  それなら、残りの40%約45万羽は、
  どこから調達しているのかが明らかになっていない。

・ 「KFCカーネル農場ハーベスター八雲」という直営農場も
  あるらしいが、実態は不明。

・ 配合飼料には「魚粕は一切使用していない」とあるが、
  これは、BSEで肉骨粉の使用が問題化され、
  平成13年11月1日以降
  「家畜への動物性たん白質を卒む飼料の給与が禁止」
  という通達が農水省から発令されているので、
  使用していないのは当然なのです。

  「魚粕」だけでなく、肉骨粉、肉粉、臓器粉(胆汁末を卒む)、
  骨粉、血粉、乾燥血しょう、その他の血液製品、加水分解たん白、
  蹄粉、角粉、皮粉、魚粉、羽毛粉、獣脂かす、
  第2リン酸カルシウム、ゼラチン・コラーゲン
  等の使用が禁止されています。

  むしろ、養鶏場では、
  「多量のドーピング剤で大きくなった鶏に頭が2つ在る物も珍しく無い」
  という情報もあり、真偽の程は不明だが、そっちの方が心配です。

  日本では通常、鶏は生後50日余りで出荷されますが、
  KFCでは、それよりも早く、約38〜42日で出荷されるようです。

  となると、ワクチンや薬剤投与の可能性はかなり高いと言えるでしょう。

  普通のブロイラーでも、ほとんどがそれらの添加剤・薬剤漬けですから。

  ブロイラーは、衛生的な工場のようなところで育てられますが、
  生まれてから一度も太陽の光に当てられることも無く
  工場で自動的に解体され、出荷されて行きます。

  閉鎖された陽の当たらない部屋で大量に飼育されることで、
  鶏もストレスがたまり、抵抗力もかなり弱くなり、
  疾病にかかりやすくなりますが、
  それらをワクチンや薬剤投与で補うわけです。

  これは、ケンタッキーだけだなく、
  スーパーで売られているブロイラー全てに言えることです。

  今の食肉は、抗生物質と加水による添加物漬けのものが余りにも多く、
  本当に安全なものは、かなり少ないと言えます。

  また、KFCでは、鶏舎では定期的な清掃、消毒を行ない、
  解体工場入口ではトラックごと消毒液のシャワーをかけられて
  処理をされているので、ダニ・ノミさえもつかない、という話も
  聞いているが、これって「安全」なのでしょうかexclamation&question

  真偽の程はわかりませんが、
  フェラリアが付いたまま、加工されて製品化された、
  という話も聞いたことがあります。
  
  また、KFCの肉は、いわゆる市販されてる「鶏肉」とは違い、
  「食べる為だけに改良された鶏(らしきもの)」
  の肉だとも言われています。

  もちろん、「食べられる為」だけの「鶏(らしきもの)」だから、
  目も翼も退化していて、毛もろくに生えていないグロテスクな
  鶏(らしきもの)らしいです。

  「鳥インフルエンザ」の心配はありません。
  これは、マスメディアのニュースに載るからです。


店舗で揚げている油について
KFCの「オリジナルチキン」は、綿実、コーン、大豆を原材料とする、
100%純正の品質の高い植物油を使用している、
とHPに紹介されていますが、それを信じるにしても、

・ どの位の頻度で交換しているのかexclamation&question
・ 油を漉(こ)して、再利用するとか、追加補充するのか不明。
・ 酸化・劣化についても不明。

それより、ギトギト油を多量に身体に取り込むことの方が心配ですよね。

最後に、参考のサイトをご紹介しますので、
お時間のある時にご覧下さい。
 探偵ファイル「食用家畜への虐待」
posted by RIU at 23:58| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月23日

安全なチーズを選びたい

現在、日本では1年間に約25万トンのチーズが消費されています。
2003年(平成15年)は25万6千トンが消費されました。

国民1人当たりでは、1年におよそ2kgを食べていることになります。

日本で食べられているチーズのうち、
約21万トンが世界各国から輸入されていますから、
84%は輸入品ということになります。

牛乳、クリームは厳しい輸入制限が課せられていて、
輸入される時は、国内で供給が不足したときだけに限られます。

牛乳は、たいてい余っているので、「全く輸入していない」と考えられます。

チーズは乳製品として、輸入されています。

チーズの輸入には「関税割当制度」が設けられており、
プロセスチーズの原料に国産ナチュラルチーズを使うと、
その2.5倍まで無税でナチュラルチーズを輸入できることになっています。

それ以上の輸入には、35%の関税がかかりますが、
それを承知で輸入されていますから、
一般的なチーズは84%が輸入と言っても、当然かもしれません。


輸入量が多いランキング
1.ニュージーランド
2.オーストラリア
3.デンマーク
4.ドイツ
5.オランダ
6.フランス


世界各国の1人当たりのチーズ年間消費量(2002年)のランキング
1. フランス     25.8kg
2. ドイツ     21.8kg
3. イタリア    21.4kg
4. スイス     19.7kg
5. アメリカ    15.0kg
6. オランダ    14.6kg
7. ノルウェー   14.6kg
8. デンマーク    14.5kg
9. アルゼンチン   12.4kg
10.オーストラリア  12.3kg
11.イギリス     10.4kg
12.ニュージーランド 7.1kg

日本は順位不明の「2.0kg」でした。

市販のナチュラルチーズは、
原産国表示を見れば、輸入国は一目瞭然に分かります。

国産ナチュラルチーズには、
先進国ではほとんど禁止されている合成保存料
「セヒドロ酢酸」が使われていることが多いです。

国産の、ごく少数のこだわりメーカーが
添加物を一切使用していない安全なチーズを製造しているようです。

プロセスチーズの場合は、全て輸入チーズが混入されています。

ニュージーランド産やオーストラリア産チーズの割合が高いですが、
ヨーロッパ産チーズも2〜3割混入されているようです。

使用原料表示は「ナチュラルチーズ」としか書かれていないので、
いったいどこの国の原料を使って製造したのか分かりません。

国産メーカーは、ほとんどが大企業で、
そのHPを見ても、各社は共通して
「消費者にいかに安全に取り組んでいるか」
が書かれています。

そのあげくの雪印であり、日本ハムであり、森永であり…きりがないですね。

とにかく、国産メーカーは、
「どういう原材料をどうやって作ったのか」
という至極当たり前のことだけでも表示してほしいし、
その義務はあると思います。

毎年11月11日は「チーズの日」となっています。
知っていましたexclamation&question
posted by RIU at 15:01| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

沖縄といえば「オニヒトデ」!

オニヒトデ1.jpg
オニヒトデ2.jpg


沖縄では、八重山、宮古、慶良間、久米島などの海域のサンゴ礁で、
オニヒトデは増加傾向にあり、サンゴの被害が拡大しています。

オニヒトデが増殖している原因が、
海水温度の上昇にあるのか、
赤土流出によるのか、
正確には解明できていませんが、
オニヒトデは最近突然増殖し出したのではありません。

サンゴとオニヒトデは大昔から共生していて、
オニヒトデは増殖や減少を繰り返してきています。

オニヒトデは、毒のあるトゲで背面を覆われた大型の「ヒトデ」で、
色は灰色、オレンジ色、青色などがあり、
大きなものは直径60cmになります。

腕の数は8本〜21本あり、見た目はまさに「鬼」ヒトデです。
海では「サメ」の次に嫌われ者かもしれません。

腹側中央の口から胃を出して、サンゴに直接押し付けて消化、吸収します。
食べられたサンゴは白い骨格だけが残ります。

雌1匹で数千万個の卵を産み、雄の放精により海中で受精します。
ふ化した幼生は数週間、プランクトンとして海中を漂った後、
海底に着底して稚ヒトデとなります。

大西洋以外のさんご礁域に分布し、寿命は6〜8年と考えられています。

オニヒトデの駆除は、先のとがった矢じり状のモリで突き刺して、
ボートに積み上げるのですが、
駆除したオニヒトデは水分や塩分が多く焼却処分に向かないため、
県では処分に困っているのが実情です。

発酵させれば、有機肥料として最高なんですけどね。
県は、どうも難しく考えているようです。

沖縄では雨が降ると、小さな側溝や川が濁流状態になって、
30分以内に海に流れ出て行きます。

下水道以外の生活排水、洗剤などの界面活性剤、農薬、除草剤などが
海に流されるわけですね。

沖縄本島の沿岸2kmは、海水が汚染されているという話を聞いています。

海水自体の汚染も、オニヒトデが増殖している原因の1つだと思います。

オニヒトデはサンゴに比べて生命力が強いことで、
生態のバランスが崩れているのではないでしょうか。

沖縄人は、
「ビーチは“バーベキュー”をするところで、海水浴をするところではない」
と考えているのですが、
「海水汚染」を本能で感じ取っているせいかもしれません。
posted by RIU at 22:20| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「生物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

沖縄の食生活を探る〜総務省統計局「家計調査」より

「家計調査」は、国の経済・社会政策の基礎資料にする
総務省の統計局が毎月行っている膨大なデータで、
いろいろな資料を作成するときの参考数字を
拾い出すことができる便利な統計の1つです。

この中に「都道府県庁所在地別ランキング」といって、
川崎市や北九州市を加えた49都市の
購入品別順位が分かる面白いデータがあります。

以下、このデータから、沖縄の食生活を見てみましょう。

単位は1世帯当たりの1年分の数字です。
沖縄の平均値ではなく、那覇市のデータです。


かつお節・削り節
1位  那覇市 2519g
2位  高知市  678g
3位  大津市  675g
 …
49位 金沢市  174g
全国平均     385g

 ・ 沖縄では「だし=かつお節」で、全国平均の約6倍となっています。
 ・ 以前は、県内、特に離島には小規模のかつお節の生産工場が
   あちこちに400社くらいあったようです。


中華麺
1位 那覇市  12145g
2位 盛岡市  12016g
3位 青森市  11128g
 …
49位 高知市  5660g
全国平均     9267g

 ・ 沖縄そばは「中華麺」に分類されているからです。


小麦粉
1位 長野市  5856g
 …
4位 那覇市  3655g
全国平均    2929g

・ 「沖縄そば」だけではなく、天ぷら、サーターアンダギーも小麦粉なのです。


豆腐
1位 高知市  7953円
2位 京都市  7916円
3位 那覇市  7684円
 …
49位 札幌市 4604円
全国平均    6911円

 ・ 豆腐の購入金額では那覇市は2位ですが、
  「購入丁数」だと、札幌市に次ぐ48位に転落します。
   スーパーでは、ゆし豆腐や島豆腐はビニール袋に入れて
   売られていたり、大きな切り方で売られていますからね。


ベーコン
1位 那覇市  2003g
2位 静岡市  1721g
 …
49位 高知市  892g
全国平均    1226g

 ・ 「他の加工肉」でも那覇市は1位、しかも全国平均の4倍もあります。
   ランチョンポークとかチューリップポークという
   コンビーフを固めたような缶詰が異常に売れていますよね。
 ・ 牛・豚・鶏と合挽きを除いた「他の生鮮肉」でも
   那覇市は3位ですが、もしかしてヒージャー(ヤギ)?
 ・ 「生鮮肉購入量」では、那覇市は牛肉30位、豚8位なのです。


ニンジン
1位 那覇市  12595g
2位 福島市  11056g
3位 青森市  11128g
 …
49位 和歌山市 6727g
全国平均     8618g

 ・ 沖縄では、島ニンジンというのがあります。
 ・ 「ピーマン」も那覇市は8位です。


オレンジ
1位 富山市  3146g
2位 鳥取市  2825g
 …
6位 那覇市  2420g
 …
49位 大分市 1172g
全国平均    1850g

 ・ 「みかん」「他のかんきつ類」とも那覇市は49位なのに、
   なぜか「オレンジ」だけ1位でした。
 ・ 「生鮮果物」も那覇市は49位です。
   バナナやグァバなど買わなくても自家製のがあるからでしょうか。


ハンバーガー
1位 川崎市   4915円
2位 さいたま市 4591円
3位 那覇市   4507円
 …
全国平均     3228円

 ・ マクドナルドが最初に入ってきたのは、沖縄ですからね。
 ・ 「弁当」は那覇市は3位です。
 ・ 「外食」は青森市に次ぐ48位でした。


飲食代
1位 長野市  30201円
2位 高知市  29251円
3位 熊本市  26392円
 …
45位 那覇市 12474円
 …
49位 奈良市 10436円
全国平均    17382円


ビール
1位 秋田市  24443円
2位 大阪市  24366円
 …
49位 那覇市 12042円
全国平均    19834円

 ・ 沖縄でのオリオンビールのシェアは圧倒的だと思いますが、
   やはり泡盛が中心なのでしょうか。


茶飲料
1位 那覇市  7466円
2位 宇都宮市  6425円
3位 千葉市   5923円
4位 川崎市   5866円
5位 札幌市   5587円
 …
49位 北九州市 2824円
全国平均     4519円

 ・ さんぴん(ジャスミン)、ウコンなどペットボトルや缶で
   買って飲む機会が多いかもしれませんね、何せ沖縄は安いから。


アイスクリーム・シャーベット
1位 大津市   8062円
2位 さいたま市 8047円
 …
49位 那覇市  4822円
全国平均     6965円

 ・ 沖縄は暑いのに、なぜかアイスクリームを食べる習慣が少ないのです。


他の飲料のその他
1位 那覇市  11021円
2位 千葉市   10613円
3位 東京都区部 9791円
4位 福島市   9608円
5位 さいたま市 9475円
 …
49位 佐賀市  6120円
全国平均     8114円

 ・ 茶・コーヒー・ココア・乳酸菌飲料・炭酸飲料・果実ジュースなど
   主要調査項目を除いたもので、乳飲料やミネラルウォーターが
   含まれているらしいのですが、なぜか1位でした。


昼食には、沖縄そばか弁当を食べ、
夜には、泡盛を飲み、
野菜と加工肉のチャンプルー(炒め物)料理を食べのが、
沖縄の定番なのですね。



フリーダイヤル衆院選・広島6区になんと、堀江貴文ライブドア社長が
出馬することになりましたね。

ほりえモンは、うまくいって国会議員に選出されれば、
ライブドアを含めたIT業界を有利に展開したいという思惑と、
失敗して落選しても、自分の名声と会社の名を、
ますます世間で話題にした、という読みなのでしょうが…

こんなヤツは、ほりえモンではなく、ドラえもんと呼びましょうexclamation
となると、「ドラえもん」と「しずか」ちゃん、どっちが強いのでしょうかexclamation&question
posted by RIU at 18:43| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

安心できない「漬物」〜その8

山菜漬けの原材料は、「山から採る」のではなく、「海外から取る」

温泉地では、“ふる里の味”と称して山菜漬けが売られています。

パッケージの裏をよく見て下さい。

その土地のものだと信じ込んで、
勝手にイメージをふくらませて買っていませんかexclamation&question

山菜漬けの原材料は、実はほとんどが輸入品なのです。もうやだ〜(悲しい顔)

ワラビ・ゼンマイ・タケノコ・キノコなど、
その辺の山にいくらでも生えてそうな山菜の原料が、
どんどん輸入されています。

山菜漬けで、“お買い得”だと思ったら、
まず輸入品だと思って間違いないでしょうexclamation

ワラビの塩蔵品も8千トンが輸入されています。

国内で消費されるワラビの大部分は輸入品と見られます。

主な輸入先としては中国が全体の8割を占め、
残りはロシアから輸入されました。

近年ロシア産ワラビの輸入が増える傾向が見られます。

日本ではワラビやゼンマイはまだまだ自生しているのですが、
農家で採取する人が減少して、
外国から輸入するようになってしまったのです。

もちろん、その原因には価格的な問題や高齢化などがあることと思います。

国内の農家は、多くが自家製用に自生のものを収穫してきます。

ゼンマイは、乾燥もので約3千トンを輸入していますが、
そのほとんどが中国産で、一部がロシア産です。

タケノコは、ネマガリダケ
(北海道、東北などの雪深い山中に多く産するチシマザサのことで、
 雪の重さで根元が曲がっていることからこの名があります)
に似た細いタケノコの塩蔵品です。

主に中国から、約5千トンが輸入されています。

キノコはシメジなどの塩蔵品が約2万2千トン輸入されています。

マッシュルームもありますが、
シメジなどは塩抜きしたものを醤油漬けなどにします。
posted by RIU at 00:20| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

安心できない「漬物」〜その7

「ウメボシといえば紀州和歌山」と、
梅だけは国産だと信じ込んでいますが、
梅干用原料に使われる梅は、塩蔵などにされて輸入されています。

輸入量は年間約3万トンで、
国内で使用される梅干の原料の6割に相当します。

主な輸入先は中国で輸入量の約7割を占め、
他には台湾など計6ヶ国から輸入されています。

余談になりますが、
沖縄では、「スッパイマン」という乾燥梅干が売られていて、
根強いローカル的人気を誇っているのですが、
この原料梅は、ほとんどが台湾産です。

何しろ、沖縄と台湾は近いですからね。

地図上で那覇市を中心にして円を描くと、
台湾や中国の上海などが、鹿児島とほぼ同じ距離にあるんですよ。

また、フィリピンのマニラや韓国のソウルなどは、
東京よりずっと近い位置にあるんです。

台湾では梅に2割以上の塩を加えて漬けたものを日本に送ります。

日本で輸入後は、産地の紀州などに送られ、
地元名産の梅干が作られるわけですね。

日本と台湾の梅の違いは、
日本産が丸っぽいのに対して、
台湾産はやや楕円というか、やや長細い形をしています。

沖縄では、「台湾梅」という台湾の梅の木で
自家栽培している農家があちこちにあります。

台湾産の梅の種は、とがっていますから、
口に入れるとすぐにわかるはずです。

台湾産の梅は、カツオ節などを加えて、調理梅干にするのが多いようです。

これは、カツオ節を削り、刻みシソを加え、梅干の果肉を水で溶かし、
増粘剤のガムを混合して作ります。

小梅はまず日本産と思って大丈夫ですが、
梅干の6割以上は輸入原料を基にして製造されていることを
知ってほしいと思います。

また、塩蔵された半加工原料だけでなく、
梅干に製品化された状態でも、2千トンが輸入されています。
posted by RIU at 10:29| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

安心できない「漬物」〜その6

原産地は中国とされているラッキョウには薬効が多く、
胃けいれん、下痢、夜尿症、痔、肩凝り、腰痛、冷え性、不眠症、
高血圧症、動脈硬化症、神経痛、感冒などに有効と言われており、
生食すると寝汗に効くとか、
卸し汁は鼻血、切傷、虫刺されによいとかの記載があります。

食べ方も中国由来の生食、炒食、煮食、塩漬、醤油漬、甘酢漬、
たまり漬けなどのほか、薬味や、福神漬けとともにカレーライスに合うし、
その他各種の料理のトッピングなど用途は多彩です。

国産では鳥取砂丘で栽培されているものが有名です。

ラッキョウの塩蔵品は約1万4000トン輸入されましたが、
これはラッキョウの国内供給量の6割以上に達しているものと思われます。

主な輸入先は中国、タイ、台湾などです。

ラッキョウは根の部分と茎の部分を切り落としてから塩蔵するので、
手間がかかります。

そのため、人件費の安い中国やタイ等でカット加工することによって、
コストダウンを図り、輸入が増加しているわけです。

漬け方が悪いと褐変化しますが、輸入品には薬品が使われているので、
安全性はともかく、色自体は悪くありません。

港で長時間放置されているものは、ものすごい悪臭をしていますが、
こんなものでも国内の漬物工場では、
立派な漬物に仕上げてくれるのでしょうね。

何しろ、「安全」より「見栄え」ですから。

漬物工場では、塩抜き後、漂白、脱色し、
酢酸と砂糖、サッカリンを加えて“甘酢漬”にするのが一般的です。

加糖ハチミツなどを入れて、“たまり漬け”の加工もしています。

とにかく、漬物は面倒くさくても、
国産の材料で、自家製で作ることをお薦めします。
posted by RIU at 09:25| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

沖縄といえば「旧盆」!

旧盆のご馳走.jpg

“旧盆”という大イベント!
沖縄では信仰と暮らしが密接に結び付いています。

14世紀半ばすぎに中国(明)から仏教が伝えられて以来、
儒教・道教・神社神道・キリスト教などの宗教が、
相次いで沖縄に伝えられましたが、
それらは沖縄古来の民間信仰や習俗などと相まって、
良い意味でチャンプルー化され、
祖先崇拝と御嶽(ウタキ)信仰を柱とする沖縄の信仰が確立され、
民衆の暮らしの中に根付きました。

沖縄の正月は、糸満などの一部地域を除いて、
最近はほとんどが旧暦でなく新暦で行うようになりつつありますが、
沖縄の盆の儀式は本土の8月13〜15日と違い旧暦で執り行います。

沖縄では正月よりもお盆が大事なのです。

お盆のコンセプトとしては、本土のお盆と同様に
  「先祖様があの世から帰ってきて、この世の人と交流を持ち、
                    最終日にはあの世に帰っていく」

ことです。


沖縄のお盆は、旧暦の7月13日〜15日と決まっています。

今年は新暦で8月17日〜19日が旧盆となります。

この時期は、個人商店や家族経営の会社などは臨時休業しますし、
那覇空港では県外にいるウチナーンチュが一斉に帰郷してくるため、
帰省ラッシュを迎えます。

沖縄観光には、この旧盆の時期と台風時期は避ける方が賢明でしょうexclamation

沖縄では盆の初日を「ウンケー」、
最終日を「ウークイ」と言います。

昨日は、ウンケーの前日にあたるため、
市場やスーパーなどでは、
精霊の杖(つえ)の“役目”となるサトウキビや
田芋、もち、豚肉、果実などの供え物を求める人たちが殺到し、
ふだんの3〜10倍の人手で大混雑になり、道路も大渋滞しました。

沖縄の人は“行列”を好まないので、
レジでの長い列や駐車場の場所取り、
スーパーの出入りなど、殺気立って大変でした。

一部の販売店では、この時期わざと強気に高値にするところがあります。
バチ当たりですよねexclamation

「迎え(ウンケー)」から「送り(ウークイ)」までの3日間、
グショー(あの世)から帰ってこられる先祖・身内の為に、
それは盛大な用意をします。

本土の盆では「しめやかに」先祖の魂を迎え送るイメージですが、
沖縄のお盆は「しめやか」というより「賑やか」です。

グショーから帰ってくる先祖達をどうやってもてなそうか、
とばかりの入れ込み方・盛り上がり方です。


ウンケー
・ 旧暦7月13日(今年は新暦8月17日の今日)
・ 旧盆初日
・ 精霊迎え
・ 仏壇には果物、料理、ウンケー ジューシー
  (炊き込みご飯。豚肉やかまぼこを小さく切り、
     必ずしょうがの葉をきざんで入れる)等を供える
・ 墓参りをする
・ 夕方頃、家の前で火をたいて祖先を迎える(=ウンケー)
・ 「ウサンデー(=供え物を仏壇から下げる)」して夕食がもたれます

ナカヌヒー
・ 旧暦7月14日(今年は新暦8月18日の明日)
・ 旧盆の中日
・ 仏壇には三度の家族の食事と同様に供えたり、
  朝食は特別に無く朝昼をいっしょにしたり、
  おやつにダーグ(だんご)を供える
・ 親戚回りをするので、道路も集落内も大混雑になる

ウークイ
・ 旧暦7月15日(今年は新暦8月19日の明後日)
・ 旧盆最終日
・ 祖先をあの世にお送りする日
・ 朝昼食は家族の食事と同じものを供えたり、
  おやつにはさつま芋やスクガラスなどを供えたりで特別な料理は出さない
・ 夜に仏壇に焼香した後、門または玄関で、
  ウチカビ(「紙銭」というあの世にもっていくお金)を焼き、
  焼香の燃え残りやお供え物の一部を器に入れて外へ出し、
  そこで祖先を見送るウークイをする
  (地獄の沙汰もカネ次第exclamation&question
  サトウキビを杖代わりに置く
  (サトウキビの節に子孫繁栄を願って供える、という意味もある)
・ 夜には最後の晩餐?を家族そろって行なう
・ 各家庭や地域によって違いはあるものの、
  一般的には、画像のような豚肉煮しめ、天ぷら、昆布、ごぼう、
  カマボコなどの大皿(ハーチ)盛りにしたり、重詰めにする
・ 他の日に仕事やいろいろな事情で参加できなかった人も、
  ウークイだけは先祖の仏壇の前に集まり、
  

旧盆の間、本島では盆の芸能として
町中をその地区の青年会のエイサー隊が踊りながら練り歩きます。
エイサーの他に「村芝居」や「獅子舞」が行われる地域もあります。

宮古島市の上野地区では綱引きが行われるそうです。

エイサーは
「旧盆に帰ってきた先祖を供養してウークイの日に送り出す」
という意味合い
なので、県内あちこちで行われます。

最近は、沖縄ブームでエイサー花盛りなのは良いことなのですが、
ウンケーの日にもあちこちでミチジュネーをやっているのを見かけます。

せっかくウンケーしたファーフジ(先祖)を迎え入れた途端に
「帰れ、帰れ」と追い出そうとしていることになってしまいます。

旧盆のエイサーはウークイの日に行っていたはずです。

旧盆の3日間だけは、エイサー本来の意味を考え、
先祖が残してくれた文化を正しく伝承してゆくべきではないでしょうか。


信心深い人は、
旧暦の7月7日の七夕に先祖の墓参りと墓掃除をして、
先祖の霊に旧盆の案内(お知らせ)をします。

県内の小学校では、エイサーをやらされるのですが、
これは単に、沖縄の「文化・伝統」というだけではなくて、
『沖縄』という土地での、先祖を敬う“風習”を大切にして
伝承させようとしているからなのです。


以下も、参考までにご覧下さい。

ユタ(巫女)
ユタとは祭司、お告げ、占いなどを行う巫者での事です。

青森県の恐山の「いたこ」のような一種の呪術師とも言えます。

病気や家庭内の不幸、旅行や受験など、
沖縄の女性はなにかにつけてユタのところに出掛け、
吉凶や不幸の原因を占ってもらう習慣があり
「女のユタ買い」という言葉があるくらいです。

ユタは神霊から授けられた霊能力を持った人が修行を積んで、
初めてユタとして認められ、派閥や階級もあるようです。

インチキ・ユタも多いので、注意が必要ですが、
沖縄ではユタへの表立っての批判は、タブー視されていて、
トラブルが表面化しません。

御嶽(ウタキ)
古くからある集落には、かならず御嶽があります。

御嶽とは神々が下って来る、といわれる神聖な場所であり、
集落の森や小高い丘、岬などに必ずあります。

御嶽の形態は自然なものなので、
御神体や建造物が無いのが本来の形ですが、
近年ではコンクリート製の拝所を作るところが増えてきました。

線香をあげ、塩や花米などの供え物をして
様々な祈願をする信仰深い人がまだまだ多いです。

御嶽には女性しか立ち入る事ができず、
男子が立ち入って神罰が下ったという言い伝えがあります。

また、御嶽の木を折ったり、石を持ちかえったりすることは厳しく禁じられています。

先祖崇拝
沖縄では「先祖崇拝」が広く浸透しており
『トートーメー』と呼ばれる「位牌」そのものが崇拝の対象となっています。

「先祖崇拝」の気持ちから「お盆」は沖縄の年中行事では重要視され、
遠く本土などへ働きに行っている者は
「正月には帰らなくともお盆には帰る」
という者が少なくありません。

『トートーメー』は、基本的に長男が継ぎますが、
長男がいない場合は血縁の男子が継ぎます。

場合によっては継承者をたどって、ブラジルに移民した一家に行き着いた、
などという例もあるそうです。

父系の男子しか継ぐことができず、
『トートーメー』を受け継ぐ事は土地財産も受け継ぐ事にもなります。

これが「男女差別」であるという議論もあり、
財産問題が絡むため問題を一層複雑にしています。
posted by RIU at 10:22| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「行事」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

安心できない「漬物」〜その5

シソは、シソ科シソ属に分類される一年草で、
原産地はヒマラヤ・中国・ミャンマー地方一帯だとされています。

天ぷら、刺身、吸い物、梅干しなどの
代表的な日本食にも広く使われています。

シソはビタミン類、ミネラル類を多く含み、香り成分との相乗効果で、
古くから薬用としても広く用いられてきました。

奈良時代の文献にも、朝廷の内膳所でシソを栽培し、
実を薬用として献上したという記録が残っています。

シソの独特の香り成分があり、抗菌作用・防腐効果もあります。

シソが刺身のつまや、薬味に欠かせないのはこのためです。

シソの名前の由来として、
「中国の三国時代に蟹を食べてひどい食中毒にかかった少年がいた。
肌の色は紫色に変色し、死に直面していたが、
旅の名医が青ジソの葉を煎じて飲ませたところ命が蘇った。
そこでこの葉は『紫蘇』と名付けられた」
という話もあります。

この他にもシソには消化酵素の分泌の促進、食欲増進、解熱、鎮咳など
様々な効果があります。

シソ油(=エゴマ油)も、必須脂肪酸
(体内で合成することができず、食品からの摂取が必要な脂肪酸)
であるα−リノレン酸を豊富に含むことで、
最高の食用油としてテレビで取り上げられています、高価なのが難点ですが。


シソは日本全国で栽培可能で、沖縄でも栽培されています。

病害虫にかかりやすいので、
殺虫剤や農薬散布をする農家が多いですし、
収益性が低いので、市場にはあまり出回らず、自家製での栽培が多いです。


シソの実も、たくさん輸入されていて、これは韓国からがほとんどです。

シソの花が咲いた後、大部分が結実して、
まだ上部に花が残っているような穂の部分を採取し、
食塩を2割くらいふりかけて塩漬けされたものが輸入されます。

香味の逸失を防ぐため塩抜きは慎重に行われます。

8%くらいに脱塩したものを醤油漬けにしたり、
キュウリやショウガと混ぜ合わせて漬物にしたり、大根に混ぜたり、
シソの実の用途はたくさんあります。

緑色に染色したりして変身してしまいます。

独特の香味でシソの実は漬物材料として重宝しますが、
8割は輸入に依存していますから、
市場に出回っているのは、まず輸入ものと考えて良いと思います。
posted by RIU at 00:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

安心できない「漬物」〜その4

2003年度に全国で通関された塩蔵品は、
16万7950トン(前年比3%減)だそうです。

主な産出国は、中国、ロシア、ベトナム、タイ、台湾です。

輸入総額は136億円で、
野菜の中では生鮮キャベツの168億円に次いで多いようです。

真っ青に漬かったナスのお新香はとても美味しいものですが、
ナスの塩蔵品も大量に輸入されています。

輸入されるナスは、1個あたり20g以下の小ナスが大部分ですが、
それより大きいものも含めて、年間約1万5千トン程度がやってきます。

輸入先は中国が9割を占め、
他にはタイ、台湾、ベトナムなどから入っています。

中国の栽培地では、大手スーパーや商社などの指示によって、
漬物の目的によって決められた大きさのナスを収穫します。

収穫後、加工場に運ばれ、ミョウバン、
芒硝(ぼうしょう、天然の硝酸ナトリウム)等を加え、
20%濃度の塩水に入れ、重石を載せ漬け込みます。

できるだけ色が褐変化しないように処理して、
ポリ袋か樽などに入れて日本に輸出します。

日本の港に到着したときは、濃青色の状態ですが、
長期間放置されるとカビが生えたり、変色が見られるようになります。

当然、臭いも香ばしくなくなり、品質は劣化しますが、
これらも漬物工場に引き取られ、脱塩、着色、調味、着香されて、
ナスの醤油漬けや、からしでまぶした余一漬けなどの
からし漬けなどに生まれ変わるのです。

また、中国などで塩蔵ナスを脱塩し、芒硝などで処理し、
着色して醤油漬けやからし漬けに製品化されたものは、
約300トンほど輸入されているようです。

ナスの漬物でも、輸入材料を使っているものがかなりあるのが実態です。

また、中国から輸入した冷凍食品「揚げなす ミニ」に、
日本では使用が認められていない食品添加物の酸化防止剤
「t−ブチルヒドロキノン」(TBHQ)が使われていたことがわかり、
販売自粛と自主回収が指示されていたこともありました。

どうやって栽培し、どうやって加工・製品化したのかは、
製造業者は正直に表示すべきだと思います。

「安全」ではないからこそ、
カムフラージュしているという事実を知るべきです。
posted by RIU at 12:20| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

安心できない「漬物」〜その3

国産のショウガは高知、房州、長崎、熊本が名産地で、
高知県産のシェアは国産の50%を占有しています。

高知県内のショウガ栽培面積は約900ヘクタール。
出荷量は約1万2千トンです。

国産ショウガは、ほとんどが生食用に回り、
漬物材料の大部分は中国、タイからの輸入原料に依存しています。

ショウガの輸入量は平成3年が1万3487トン、
これが平成5年には2万6635トンと倍増し、
さらに平成16年には4万4673千トンと年々拡大傾向にあります。

平成16年度は中国産が4万2306トン、タイ産817トン、
インドネシア産110トン、ベトナム産43トンと、
中国産は実に約95%と他を圧倒しています。

1キロあたり120〜130円前後という異常な安さに押され、
国産ショウガは急速に値下がりし、
国内生産者の生産意欲が減退し、生産量も減少傾向にあります。

輸入されるショウガは、
生鮮状態で、約1万5千トン、
浅漬け・酢漬けなどの漬物材料として、約3万トンとなっています。

中国やタイの圃場では、ショウガの根茎を掘り取り、
水洗い後、塩をふりかけて保存し、日本向けにポリ袋に入れ、
段ボール箱等で包装して出荷されます。

生姜の輸入に際しては食品衛生法の規制を受け、
また生鮮のものに関しては、更に植物防疫法の規制を
受けることになっています。

輸入された塩蔵ショウガは、昨日記述したキュウリと同様に野積みしたり、
テント倉庫に入れられ、やがて漬物会社に引き取られます。

漬物工場に移された塩蔵ショウガは、慎重に塩抜きされます。

一気に水洗いして塩抜きしようとすると、
ショウガの香味成分が失われてしまうそうです。
なかなかデリケートなんですね。

輸入時の20%から加工工場で数%まで、
塩抜きされたショウガは、用途にもよりますが、
ほとんどがスライスされて次の加工工程に移ります。

ショウガ加工品の中で最も多いのが「ガリ」と呼ばれる甘酢漬けで、
寿司屋で出されるピンク色の、あのショウガ漬けです。
弁当にも入っている“あれ”です。

スライスされたショウガを、さらに塩分を落として2%程度にします。

これに酢酸を1%程度になるように加えて、
甘味は砂糖ではなくサッカリンを用いて味付けし、
微量の赤色色素を添加して着色して出来上がりです。

サッカリンは、有機溶剤トルエンを原料とした人工甘味料で、
その水溶液はしょ糖の300〜500倍という驚異的な甘味を持ち、
栄養価は全くありません。

以前は、発ガン性がある、と言われていました。
最近は「発ガン性ではないかもしれない」という評価になっていますが、
食品の使用には制限があり、共産国では使用禁止になっています。

赤色色素は当然のことながら、発ガン性があります。

“酢”には殺菌作用もありますから、あなたなら大丈夫でしょう。

牛丼や焼そば、いなり寿司、沖縄そば等に使われる紅ショウガは、
発ガン性の赤色色素と有機酸を加えて製造されます。

ショウガ100%の漬物単独でなくても、ショウガの独特の香味料的役割で、
各種の漬物に細切りにされて混ぜ合わされたりもします。

漬物材料としてみれば、ショウガは大部分が輸入に依存しているのが現状です。
posted by RIU at 13:22| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

安心できない「漬物」〜その2

キュウリの塩漬けは、1950年代から輸入され始めましたが、
当時は台湾産が中心でした。

キュウリは特に輸入量も多く、近年非常に増加し、
年間6〜7万トン程度が輸入されています。

輸入きゅうりの大部分は、漬物の原料として使われる塩漬け品で、
主な輸入先は中国で全体の8割以上を占め、
他にはベトナム、タイなどで、台湾は1%未満になりました。

近年になって、値段が安いベトナムからの輸入が増加傾向にありますが、
ナパーム弾によるダイオキシンの影響はないのでしょうかexclamation&question

今後も次々と東南アジア諸国からの輸入が増えそうです。

輸入キュウリは、国産キュウリと比較すると、全流通量に対して、
せいぜい5%程度のものなのですが、漬物原料としてみると、
輸入キュウリは9割以上を占めていると推測されています。

国内で生産されるキュウリは、主に生鮮品として消費されるのを
目的とした見栄えの良い品種で、漬物用原料には向いていません。

漬物用原料に適したキュウリの主体は、
中国などに品種改良が進む前からあった在来品種なのです。

値段も安く、また漬物にしたとき緑色が美しく残ることなどから、
日本で製造される漬物用原料は、
中国などからの輸入品が多く占めるようになりました。

これらの漬物用原料用のキュウリは現地で塩漬けにすれば、
植物防除法上、堂々と輸入ができるのです。

この塩漬けキュウリは、輸入後、
国内の漬物工場で、いよいよ本格的な加工がされ、
商品としての漬物になるわけです。

中国では、華中、華南あたりで、
日本の大手スーパーや商社が日本の種子を持って行き、
たっぷり農薬を使用して野菜を栽培させています。

収穫したキュウリは加工場に集められ、
コンクリート製の槽へ散塩して入れられ、重石を載せます。

塩分濃度は20%程度です。

次にポリエチレン製の袋に小分けされ、段ボール箱等に入れられ、
包装されて、船積みされ、日本へと運ばれます。

港では、「黄瓜 中国淅江淨二八公斤」等と書かれた
ダンボール箱を見ることができます。

その中は、淡黄褐色をしたキュウリが白い粉を吹いており、
漬物っぽい異様な臭いが鼻をつきます。

中にはカビが生えているものもあるそうです。

それらは、陸揚げされてからなかなか引き取られず、
中には1年以上放置されているものもあるからです。

ポリ容器の外側にある木枠にキノコやカビが生えていたりして、
「Salted Cucumber」
の文字も、雨風に打たれてわずかに読み取れるだけです。

業者との交渉が成立すると、
ようやく各地の漬物工場に運ばれて行くわけです。

一般的には、最初に脱塩と漂白加工が行われて、漬物の材料になります。

醤油漬け、味噌漬けなどいろいろな用途がありますが、
刻み漬けが一番多いようです。

キュウリを輪切りにして圧搾工程を経て、
わずかなショウガなどを加えて、醤油漬けにします。

醤油を中心とした調味と香り付け、着色などを行い、
袋詰めされ、市場に出回ります。

着色では、緑色に染めたものや紫赤色のしば漬け風の風味に仕上げたもの、
茶色のものや、古漬け風にしたもの等が一般的によく目につき、
一見美味しそうに見えますよね。

キュウリは漬物材料としては大量に輸入されますが、
一部には、すぐに食べられるように製品化されたものも輸入しています。

刻んで醤油漬けにしたり、粕漬けにしたものもありますが、
アメリカやヨーロッパからは小さなキュウリを
酢漬けにしたピクルスも入ってきます。

もちろん、朝鮮漬けも入ってきます。

こうした調製品は、包装されてきた場合、
原産国などの表示があれば輸入品であると消費者にわかりますが、
原材料として輸入されたキュウリは日本各地で調味・調整されるので、
日本の会社の名前で堂々と販売されています。

これは、偽装表示でも、法律に違反しているわけでもないんですね。

中身は輸入品でも、製品の表示には原産国の記載がないので、
一般消費者は、ごまかされてしまっているのです。

製造メーカーに、材料の原産国を聞くと、
正直に「中国産」と答えるのですが、その後に、
「表示しなくても法律違反ではない」
と必ず付け足し、言い訳をします。
試しに、製造メーカーに電話されることをお薦めします。

中身の9割は輸入品であって、
それを正直に表示しない会社も信用できませんが、
そもそも、原産地での栽培工程が全く示されないのでは、
「安全」には限りなく遠いのではexclamation&question
という疑念を拭い去ることはとてもできません。
posted by RIU at 18:18| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

安心できない「漬物」〜その1

漬物は日本人の食卓に欠かせない伝統の保存食であり、
米飯を主食としてきた日本の食生活に豊かな彩りを添えて、
食欲を増進させるバランスのとれた栄養食品です。

食物繊維やビタミン、カルシウムなどのミネラル類が豊富で、
酸による整腸作用があり、アルカリ食品であることなど、
漬物の役割は、塩分さえ少なければ、大変有用です。

最も古い漬け方は、「塩漬け」と言われています。

野菜を海水に浸して漬け込んだ塩漬けの漬物は、
日干しなどの乾物と共に最古の食品と考えられ、
弥生時代には海水を精製して塩を作る土器が出土していることからも、
その古さがうかがい知れます。

食料が欠乏する冬に備えて、夏期に採れた山野の食物を保存する必要性から、
塩漬けにする方法が考え出されました。

奈良県の正倉院文書の「写経食料雑物納帳」に各種野菜の漬物が記載され、
平安時代に入ると、10世紀はじめに編纂された「延喜式」では、
宮廷の食生活にさまざまな野菜を塩漬けにしたバラエティ豊かな
漬物が登場していたといわれています。

逆にいえば、宮廷においてさえ、漬物が主な副食品であり、
一般庶民の食生活においては、
その後も昭和初期まで漬物が食卓を飾る副食品の主役を演じてきました。

一口に漬物といっても、その種類は極めて多く、
素材、味、漬け方が、その土地や家によって異なっているものです。

漬床により、また使用される調味料により、
塩漬け、味噌漬け、粕漬け 、醤油漬け、麹漬け、酢漬け、糠漬け、
もろみ漬けなどに大別されます。

漬物類は、
経済産業省の「食品産業総合動態基本調査」(漬物生産量)
2004年(平成16年)度によると、
年間約103万トンが漬物工場で製造され、市場に出回っています。
(平成6年度は約109万トンなので、年々微減傾向にありますが)

製造される数量の多い順では、
1. キムチ    31万3409トン
2. 浅漬け    14万8032トン
3. 野菜刻み漬け  8万8658トン
4. たくあん漬け  7万4439トン
5. 福神漬け    6万3233トン
6. ショウガ漬け  5万7403トン
7. ラッキョ漬け  3万8908トン
8. 梅干・梅漬け  3万6623トン
9. 奈良漬     2万6004トン
10.味噌漬け      9045トン
11.わさび漬け     6835トン
となっています。
また、経済産業省の「工業統計」野菜漬物出荷金額の平成15年度によると、
全国の出荷金額合計は4,451億8,500万円となっており、
都道府県別ランキングは、次の通りとなっています。
1. 和歌山県 558億3900万円
2. 栃木県  337億9400万円
3. 群馬県  309億9800万円
4. 長野県  303億3800万円
5. 愛知県  250億5300万円
6. 埼玉県  239億5000万円
7. 新潟県  190億4200万円
8. 京都府  175億6300万円
9. 宮崎県  136億7800万円
10.福島県  126億6100万円
11.広島県  119億7300万円
12.神奈川県 115億3700万円
13.福岡県  112億8700万円
14.静岡県  112億6300万円
15.山形県  112億3100万円
16.東京都  110億3600万円
17.鹿児島県 106億5600万円
18.大阪府  100億 900万円
46.山口県    6億3300万円(微減傾向)
47.沖縄県    3億9900万円(増加傾向)
沖縄県は、漬物を食べな習慣があまりないので、
ドンベもしょうがないんですよ。

こうした日本独特の漬物も、大根を除いては、
原材料が輸入される割合が急増しています。

港にはキュウリ、ショウガ、ナス、ラッキョウ、シソ、ゴボウ、
ウリ、キノコ、タケノコ、ワラビ、梅などの漬物材料が
塩蔵されて、続々とやってきます。

「梅」は別として、
塩蔵された漬物材料は2003年(平成15年)度に
約17万2千トンも輸入されています。

2003年(平成15年)度の「塩蔵等野菜」の数量と単価は次の通りです。
「塩蔵等野菜」    合計17万2471トン(単価79円/s)
1. きゅうり及びガーキン 3万4825トン(単価49円/s)
2. ラッキョウ      1万3988トン(単価102円/s)
3. ショウガ       1万2931トン(単価60円/s)
4. レンコン       1万1178トン(単価80円/s)
5. ナス           6000トン(単価60円/s)
6. コナス          5203トン(単価82円/s)
7. ワラビ          4861トン(単価159円/s)
8. ゴボウ          1341トン(単価86円/s)
9. その他の塩蔵野菜   8万2144トン(単価88円/s)
posted by RIU at 16:03| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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