2006年08月31日

バナナ栽培の土壌について

食用のバナナは、多くのフルーツと比較しても
・糖質
・ビタミン
・ミネラル
・でんぷん
・食用カリウム
・微量栄養素である亜鉛

などが多く含まれていて、
低カロリー(100g換算で86kCal)なのに、
高い栄養価が認められています。

フルーツの栄養成分比較(100g当たり)
1.カリウム
・ バナナ 360mg
・ みかん 150mg
・ りんご 110mg


2.カルシウム
・ バナナ  6mg
・ みかん 21mg
・ りんご  3mg


3.マグネシウム
・ バナナ 32mg
・ みかん 11mg
・ りんご  3mg


4.ビタミンB1
・ バナナ 0.05mg
・ みかん 0.10mg
・ りんご 0.02mg


5.ビタミンB2
・ バナナ 0.04mg
・ みかん 0.03mg
・ りんご 0.01mg


6.ビタミンB6
・ バナナ 0.38mg
・ みかん 0.06mg
・ りんご 0.03mg


7.ビタミンC
・ バナナ 16mg
・ みかん 32mg
・ りんご  4mg


8.ナイアシン
・ バナナ 0.7mg
・ みかん 0.3mg
・ りんご 0.1mg


9.葉酸
・ バナナ 26μg
・ みかん 22μg
・ りんご  5μg



バナナの高い栄養素の源は、
それを吸収する土壌にあるわけですから、
 「バナナは、本来、肥料成分を多量に要求する植物で、
  特にカリウムの要求量が多い植物」

だということを知っておかなければなりません。


沖縄県でのバナナ栽培の施肥基準量(1990年)は、
10アール(約300坪)あたり、
・ 窒素    21s(1坪あたり 70g)
・ リン酸   24s(1坪あたり 80g)
・ カリウム  40s(1坪あたり133g)

となっていて、
バナナ栽培の施肥基準量は、
土壌が異なる各国によって大差があります。

台湾では、1樹あたりで、
・ 窒素   160g
・ リン酸  160g
・ カリウム 480g
那覇から台湾までは630kmで、
那覇〜鹿児島の680kmと比べても近いのですが、
沖縄本島が珊瑚礁の隆起が中心なのに対し、
台湾は少し違っていて、
地殻変動による隆起ですから土壌成分も異なっています。

ソマリアでは、1ha(3,025坪)あたり
・ 窒素   200s(1坪あたり 66g)
・ リン酸  100s(1坪あたり 33g)
・ カリウム 100s(1坪あたり 33g)
となっています。


また、文献では、
・ 有機質に富み、
  土の深さが60cm以上の排水の良い
  肥よくな土壌を選定する
・ 地下水位の高い圃場には排水溝を設ける
・ 土壌のpHは5.5〜6.5の弱酸性が最適
・ アルカリ土壌でも生育する
・ 塩分土壌は適さない
・ 強酸性土壌は斑葉病が発生しやすいため、
  苦土石灰、溶リンなどの土壌改良資材で矯正する

  (苦土石灰とは、
   「苦土(マグネシウム)」「石灰(カルシウム)」を
    含む土で、酸性の用土を中和するために用います)
と書かれています。


バナナ栽培は、
やみくもに穴を掘って子株を移植すれば良いのではなく、
土壌成分を吸い上げるからこそ、
肥えた土壌作りを心がけないといけないのです。

 8月31日バナナ園.jpg


posted by RIU at 17:52| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

バナナ栽培の降雨量について

バナナは、葉が大きく蒸散量が多いこともあって、
豊富な水分がある環境を好みます。

年間降水量は1,200mm以上で、
時期によってのかたよりがなく、
平均に分布しているのが望ましく、
毎月75mmの降雨がある地域では
バナナに灌水する必要がなく、
さらに100mm/月を超える地域では、
その生育や収量が安定すると言われています。

年間降水量(平成16年度)
・ 沖縄     1,926mm
・ 東京     1,752mm
       (父島 934mm)
・ 和歌山県潮岬 2,717mm

その一方で、
排水が悪い土壌では
バナナは根腐れをおこして枯死してしまいます。

降雨量が月に75mmに満たなければ灌水が必要とされ、
50mm/月に満たない降雨では成育が阻害される、
と言われています。

干ばつ時には、バナナは活動を停止し、
葉は黄色く変色し、ダメージを受けることで、
その発生周期も長くなります。

果房は、多くの場合発生しないか、
小型の果房 品質も劣化します。

文献には、
乾季の灌水設備のないところでは、経済栽培は難しくなり、
水源の乏しいところでは、
ホースに穴を開けたような点滴灌水や、
水分競合を防ぐために、成育初期段階で、
雑草を防除する必要性が書かれていますが、
私の圃場では、下の画像のように、
雑草は、なるべく刈らない方針でいても、
特別、果房の小型化や味の劣化などは発生していません。


平成16年度 沖縄県の降水量(平成16年度)
・ 1月  140mm
・ 2月  100mm
・ 3月  106mm

・ 4月   64mm
・ 5月  105mm
・ 6月  394mm
・ 7月  193mm
・ 8月  160mm
・ 9月  375mm
・ 10月 152mm

・ 11月  69mm
・ 12月  70mm


 8月30日のバナナ園.jpg

posted by RIU at 15:53| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

バナナ栽培の気温について

バナナは熱帯植物ですから高温多湿の条件を好みます。

文献では、14〜38℃の広い範囲でバナナは生長するとされ、
成育最適気温は26〜31℃で、
月平均気温は21℃以上が良い、といわれています。

年間平均気温(1964〜1990年平均)
・ 那覇 22.4℃
・ 東京 15.6℃

那覇市の平均気温(平成12〜16年の平均)
・ 1月  17.5℃
・ 2月  18.2℃
・ 3月  19.3℃

・ 4月  22.3℃
・ 5月  24.6℃
・ 6月  27.5℃
・ 7月  29.3℃
・ 8月  29.2℃
・ 9月  27.6℃
・ 10月 25.5℃
・ 11月 22.7℃

・ 12月 19.8℃

沖縄では4〜11月は、平均気温でも22度以上になり、
高温でバナナの生育に適し、
グングンと目に見えて成長しますが、
12〜3月は、沖縄でも低温でバナナの生育も悪く、
成長が止まったように見受けられます。

文献では、
・ 14℃以下になると、生長が止まる
・ 5℃以下では生育阻害が生じる
・ 0℃以下では枯死する場合がある(品種によって差異がある)
・ 降霜があると果実の生育が止まったり緩慢になり、
  その収量や品質にも悪影響が及ぶ
・ 逆に38℃を超える高温でも葉焼けが生じたり
  生長が止まったりし、
  さらに乾燥した状態が加わると多くが枯死に至る
とされています。

沖縄でも、1〜2月は、10℃を割り込む日があり、
昨年末は一部地域で降霜があり、
カボチャなどの苗に影響が出ましたが、
バナナには、影響は見られませんでした。

本土の霜が降りる地域の露地でも、
バナナが植えられていて、
果房が付くかどうかはともかく、
緑々して元気一杯のバナナを見たことがありますから、
バナナの品種によっては、
一時的に10℃以下でも耐えられるのではないか、
と考えています。


「バナナの生育にもっとも適した気温が
 26〜31℃あたりで、
 全生育期間の平均気温は21℃以上が望ましい」

ということになると、
「日本では、沖縄地方や小笠原、奄美諸島がバナナ栽培の適地」
になります。


また、外気温だけではなく、土壌温度によっても、
根からの養分吸収量は変化するようです。

「カリウムやカルシウム、リンといったミネラル成分は
 外気温が30℃を超える高温条件下で、より多く吸収される」

という実験データもあるようです。

 8月28日バナナ園.jpg


posted by RIU at 14:55| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

バナナの種類について考える

沖縄県や鹿児島県に住んでいる人にとっては、
・ 小笠原種の島バナナ
・ マーサン種バナナ
・ 三尺バナナ
・ 青バナナ
・ ボリビアバナナ
・ ブラジルバナナ
・ プラッタサンタカリーナ種バナナ
・ イスラエルバナナ

など、
バナナにもいろいろな種類があるということを
知っているはずですが、
本土で、何気なくスーパーでバナナを買っている人の多くは、
「バナナと呼ぶ植物は1種類しかない」
と思い込んでいるのかもしれません。

スーパーでは、
フィリピン産やエクアドル産と区別して、
台湾バナナと表示しているところも見受けられ、
それが品種と誤解している方もいるかもしれませんし、
また、
・ チキータ
・ デルモンテ
・ ドール
・ ボニータ
・ サニート
・ ボーリャ
・ グレイシオ

などは、
品種の違いで分類した商品名なのに、
これを品種名と勘違いしている方もいるかもしれませんが、
これは、リンゴや梨であれば、
・ ふじ
・ 王林
・ ジョナ・ゴールド
・ シナノスイート
・ つがる
・ 二十世紀
・ 長十郎

というのがあるのと同様に、
“品種の違いで分類した商品名”であって、
品種ではないのです。

沖縄のバナナは、
モンキー型の正統派“島バナナ”以外に、
上記のように何種類ものバナナが入り乱れていて、
それぞれに大きさや味の特徴があって、
微妙に違うのですが、
フィリピン産などの輸入バナナとは、
味が格段に違うことだけは間違いないのです。

「沖縄産バナナは、どれも美味しい」
という意味合いで、
このブログでは、
品種別にお話するときもあれば、
「沖縄という島で採れたバナナ」
ということで、
“島バナナ”
とひっくるめて呼ぶときがあります。

8月27日現在のバナナ園.jpg



posted by RIU at 10:34| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

バナナの葉の利用

バナナの葉は、
強風に遭うとヤシの葉のように
バラバラになってしまうのですが、
風があまり吹いていない時のバナナの葉は、
とても優雅に雄大に見えます。

バナナの葉2.jpg

タイやシンガポールでは、
バナナの葉を、主にテーブルクロスの用途として、
四角く折りたたんで売られていますし、
シンガポールのインド系住民は、
バナナを縁起の良い植物として扱い、
結婚式にバナナの葉を床一面に敷きつめる風習があるそうです。

タイでは、屋台の食品のテイクアウト用に包む
包装紙代わりで使う店もあります。

バナナの葉には殺菌作用もあるようで、
魚や肉、野菜を包んだり、
米や肉などを包んで蒸し焼きにしたり、
器代わりにしたり、
なんと、ベッドシーツに利用することもあるそうです。

昔は、腰ミノでも使われていましたし、
ほろふき屋根でも使われていました。

バナナの葉.jpg

我が家では、ハサミで切って、器代わりにしています。

チキンライスやパスタ、炒め物、サラダなど、
汁物以外には何でも使えて重宝しています。

また、油汚れの食器を洗わずに澄みますし、
トロピカルな感じや贅沢感も満喫できるのです。


Webでは、30×60センチ×2枚で、
350円で売られているのを見ましたが、
バナナ1枚の葉に換算すると、
1,000円くらいになってしまうんですね。

バナナの葉は「35〜45枚くらい出る」と言われていますから、
バナナの果房を売るより、
葉を売る方が収益性があることになってしまう、
というおかしな現象になりますね。

posted by RIU at 09:17| 沖縄 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

バナナのバイオ株は、完璧ではない

減農薬や病害虫によるバナナの立ち枯れ対策として、
農業試験場が開発した“バイオ株”という
人為的に施しをしたバナナの株があります。

遺伝子操作などの方法による“バイオ”ではなく、
子株を無菌室で培養したのだそうです。

以前、JAの園芸売店で
30センチ程度の子株を750円くらいで
試しに1本買ったことがありました。

残念ながら画像は取り忘れたのですが、
葉が緑一色ではなくて、
まだらや斑点のように
一部が濃く変色しているような感じでした。

このバイオ株は、庭に移植後、
なぜか開花せず房が付かなかったのですが、
先日、近所のバナナ園農家と話をしていたら、
バイオ株の話が出ました。

このバナナ園では約500本の子株を購入し、
それが全て房が付かず、損害が約30万円発生したこと、
さらにこの近辺でも同様の損害があり、
「バイオ株はもう買わない」
という興味深いお話でした。

「バイオ株が全てダメ」
とは言いませんが、
実際に開花しない事実がある以上、
少なくとも“万能”ではない、
ということは言えるでしょう。

それが土壌に関係するのかどうかは、よく分かりませんが、
私は被害額が750円で済んでラッキーでした。

EM菌も“万能”と言っているわりには、
「土壌によっては効かない」
ことをよく耳にしますが、それと同じですね。

人為的なものより、やはり自然なものが良いのです。

posted by RIU at 20:25| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

倒壊したバナナが開花しました

ふつう倒壊したバナナは、残念ながらもう終わりで、
ノコギリで切り倒すだけになります。
珍しいバナナ.jpg
倒壊したバナナの仮茎(幹)から、
花が出てくるのは、初めて見ました。

「子孫を残したい」
という強い執念を感じます。

おそらく、果房は期待できないと思いますが、
バナナの生命力の偉大さに圧倒されて、
しばらくこのまま放置して見届けてあげようと思っています。

posted by RIU at 16:06| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

調理用カルダババナナを初めて買いました

バナナには、皮をむいて食べるフルーツバナナと、
そのままでは食べずに調理をして食べる調理用バナナや
お酒を作るバナナがあります。

 調理用バナナ1.jpg

これまで、調理用バナナよりも、
その子株を捜していたのですが、
今回は、2本100円の調理用バナナを試しに買ってみました。
調理用バナナ4.jpg

調理用バナナのにも、緑色や茶色などのバナナや、
焼いて食べるのに適したタイプと、
煮て食べるのに適したタイプもあるそうです。

 調理用バナナ2.jpg

今回買ったカルダババナナは、
東南アジアでは一般的な調理用バナナのようで、
調理用バナナの屋台まで出ているそうです。

 調理用バナナ3.jpg

画像のように、一見して太くて短かいバナナらしいのですが、
説明書きのPOPもなく、調理方法の具体例も書いてないので、
売れ残っているようでした。

青い状態では、皮をむくことは出来ずに、
包丁でスライスカットして、皮の部分も落とすようにしました。

初めて食べるので、調味料を加えずに、油で揚げてみたところ、
サツマイモよりはジャガイモに近い味でクセもなく、
色の変化も形崩れもなく、
バナナの甘い風味はあまりないのですが、トロピカルな感じで、
なかなか使い道がありそうです。

煮崩れもしない可能性がありますから、
ジャガイモのレシピでは、ほとんど代用できそうで、
カレーやポテトサラダにも使って面白いかもしれません。


他のブログでは、以下のような調理方法が紹介されていました。
・ バナナチップス
  ポテトチップスの要領で、
  調理用バナナを薄切りスライスカットして
  油で揚げ、塩をふる

・ バナナコロッケ
  ジャガイモと同じなわけですから、
  ポテトコロッケの要領で、
  ポテトを調理用バナナに変えるだけです。
  調理用.バナナを茹でてつぶし、塩・こしょうを振り、
  ひき肉とタマネギを炒めて合わせ、
  形を整えて、薄力粉・卵・パン粉をつけて揚げます。

・ バナナ入りサーターアンダギー
  サーターアンダギーとは、沖縄風ドーナツのことですが、
  調理用バナナでも、フルーツバナナでもいけるそうです。

posted by RIU at 18:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

未成熟の果皮の表面の汚れとは?

オーナー様から
「“シュガースポット”という完熟サインではなく、
未成熟バナナの果皮の表面の黒っぽい斑点は、
いったい何なのかexclamation&question

という質問がありました。

果皮の表面の汚れ.jpg

おそらく、多くの方が疑問になっていることと思い、
メールでのお返事ではなく、
ブログに掲載することにしました。

私たちが食べるバナナの果実は、
メシベの子房(しぼう)部分です。
花柱と柱頭.jpg
果指は、表面の果皮と中味の果肉に分けられますので、
私たちが食べているのは、
正確には“果肉”ということになりますね。

メシベの先端部分の黒っぽく朽ちてモヤモヤしたものは、
メシベの花柱(かちゅう)と柱頭(ちゅうとう)です。

子房(しぼう)の先端部分の
朽ちたモヤモヤ部分(花柱と柱頭)は、
触ったり、ねじったりすると簡単に取れます。
花柱と柱頭2.jpg
本当は、果房が未発達の時期に、
このモヤモヤ部分を取ったほうが良いのです。

なぜ、モヤモヤ部分を取りたいかと言うと、
モヤモヤ部分から、樹液が流れてきて、
バナナの房を汚してしまうからなのです。

フィリピンバナナが綺麗なのは、
収穫後に洗剤液に漬けて洗浄しているからです。
外見が美しい輸入バナナ.jpg

沖縄バナナは、
商品価値を高めるために面倒な洗浄なんて
誰もしないはずですし、
第一せっかく安全に栽培されたバナナの安全性が
損なわれてしまいますよね。

沖縄バナナが少し黒ずんだりしているのは、
果房が未発達の時期に、子房(しぼう)の先端部分の
朽ちたモヤモヤ部分(花柱と柱頭)を取らないことで、
モヤモヤ部分のつけ根から微量の樹液が流れてきて、
樹液がバナナの子房に付着して汚れてしまう、

という、
“怠慢”と言われればその通りですが、
良くも悪くも“沖縄らしさ”なのです。
果皮の表面の汚れ2.jpg
黒っぽい斑点などの樹液の汚れは、
“商品価値”という観点で考えると、
大きなマイナスですから、出来れば取りたいのですが、
バナナの栽培本数が多かったり、
果房の高さが人の背丈を超えるので、脚立が必要だったり、
地面が平坦でなかったりしますと、
とても面倒な作業になりますので、
ついつい手を抜いてしまうことになるわけです。
メシベ先端に朽ちた花柱と柱頭が付いている果房.jpg
樹液の汚れは外観の見てくれが悪いだけで、
果肉には全く問題がありませんから、その点はご安心下さい。

強風で自然にメシベの先端部分が落下した果房.jpg
強風でメシベ先端部分が取れた果房は、
樹液が付いていないので綺麗に見えます。
posted by RIU at 18:06| 沖縄 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

台風8号の対策

北西太平洋は海水温度が高く、
台風台風が発生しやすい状況が続いているようで、
台風台風7号・8号・9号が相次いで発生し、
7号と8号が日本に接近しています。


台風台風7号は、紀伊半島に上陸の気配で、
台風台風8号は、沖縄に接近中です。



バナナ園での作業は、
・ 収穫が近いバナナの倒壊の可能性を考えて、
  材木などでの“支え”をするかどうかexclamation&question

・ 葉を切るかどうかexclamation&question
を思案しているところです。

オーナーバナナが、まだ残っていますので、
その倒壊が一番心配しているところです。
posted by RIU at 13:16| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

バナナの果実について考える

今日の画像は若い房で、
まだ2ヶ月くらいしないと収穫出来ない生育途上の果房です。

若いバナナの果実の表面の果皮には、
3〜6稜の“角”があります。

この段階の果実は、カチカチに硬く、
皮をむこうとしても、むけません。

これが、収穫時には果実がパンパンに膨らんで、
“角”が取れて丸みを帯びてきて、
ご存知のバナナの果実になるのです。

 バナナの果実.jpg

バナナの果実の皮をむくと、中は白い果肉が詰まって、
私たちはそれを食べていますよね。

食用バナナの果実には、種は入っていませんが、
野生種のバナナの種子は、果実の中に一杯詰まっています。

私たちが何気なく食べているバナナの果肉は、
本来“種皮”にあたるものなのです。


食用バナナでも、
生食用は、果肉のデンプンが熟すと糖に代わるので
甘くなるのですが、
フィリピンやベトナム、タイなどで
食べられている料理(調理)用バナナは、
デンプンが糖に代わりにくいので、熟しても果肉が硬く、
そのために煮たり焼いたりして食べることが出来るのです。

posted by RIU at 16:25| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの基礎的な知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

バナナの形態〜房

 8月3日バナナの房1.jpg
このバナナブログでは、
分かりやすいように「房」と呼んでいますが、
バナナ学的には、
「雌花の子房(しぼう)が成長して果実ができ、
 果実は2段に並んだ果段が果軸の周りに何段か付き、
 果房を形成する」

となっています。

私たちが、食べるバナナの果実は、
「バナナの雌花の子房(しぼう)」
なんですね。

出来るだけ、正確な呼称で示したいのですが、
専門用語は複雑怪奇なところがありますので、
単純な言い方を今後もしますので、ご理解下さい。

 8月3日バナナの房2.jpg

posted by RIU at 14:59| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

バナナの“花”に寄ってくるミツバチ

このバナナブログで言う“紫色の花”とは、
学術的には「苞(ほう)」と言って、
食用バナナのほとんどは紫色です。
 バナナの花とミツバチ3.jpg 
芭蕉は、黄褐色になります。


“苞(ほう)”の内側に見えるのは「雄花」です。
 バナナの花とミツバチ5.jpg

“雄花”が開くと、
紫色のガクが押し上げられるように開き、
開いたガクは自然に落下してゆきます。
 落下した苞(ガク).jpg

画像ではよくわからないのですが、
“雄花”にミツバチが集まってきています。
 バナナの花とミツバチ2.jpg

posted by RIU at 13:12| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。