2006年10月30日

合掌バナナを試食してみました!

・ 合掌バナナ ★★

ナハバナナ園で、2日前に買わせて頂き、
仏壇に上げていた合掌バナナが黄色く完熟しました。
 完熟した合掌バナナ061030.jpg
外側の果実が実割れしてきましたから、
完熟したサインだと思うのです。

 癒着したような合掌バナナ061030.jpg

ふつうのバナナは、果実がバラバラで
果段の根元でつながっていますが、
合掌バナナは、果実が全部付着してしまっているので、
一見すると、サルノコシカケ型キノコや
野球のグローブのような感じに見れるのです。

 何となく粉っぽく見える合掌バナナ061030.jpg

黄色く完熟した合掌バナナの皮の表面は、
粉をまぶしたようにも見えますが、
カビでしょうかexclamation&question
クッキング(調理)バナナにも見受けられた現象ですね。
触っても、粉っぽくはありません。

沖縄では、私が初めて食べるようですから、
端の1本を、緊張しておそるおそるはがしてみると、
隣の果実と、黄色い皮部分が付着していました。
 端の1本をはがしてみる061030.jpg
そのために、はがしたバナナは、
皮が横に裂けて、中身が見えてしまっています。
 端の3本をはがしてみる061030.jpg
食感は、ねっとり感が強く感じられます。
今まで食べたバナナの中では、最高にねっとりしています。

酸味が少なく、甘さが強く感じられます。

「ねっとり感と甘みが強い」
という個性的なバナナで、
決して不味くはありませんが、
「何度も買いたい」
と思わせる味でもありません。

わたし的評価の味(最高星5個)は、
おまけして
「星2つ」
ですね。


posted by RIU at 15:04| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ナハバナナ園(豊見城市伊良波) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

2度目のナハバナナ園

先週初めて、ナハバナナ園を訪問し、今回は2度目になります。
 ナハバナナ園の入口側.jpg
前回買わせていただいたのは、
・ 台湾バナナ
・ ミズバナナ
・ クッキングバナナ
・ ミャンマーバナナ
で、
今回は、それ以外のバナナが出ているかを見に行ったのです。

前回のバナナのわたし的評価は、
・ 台湾バナナ ★★★  
  今回の中では、最も美味しかったです。
  ボリビアバナナに味は似ているのですが、
  ボリビアの方がコクがあります。
  昔の台湾バナナは、もっと大きいような
  イメージがあったのですが、小ぶりなのは
  環境が違うせいなのかもしれません。
  
・ ミズバナナ ★
  トロピカルな風味はあるのですが、
  酸味や甘みが薄くて、残念ながらイマイチでした。

・ クッキングバナナ ★★
  調理用バナナですが、
  完熟すると黄色くなって生食できるのです。
  ネットリ感が強く、“イモ”っぽい食感で、
  美味しいのですが印象に残るほどのものではありません。
  台湾バナナより明らかに劣りますが、
  ミズバナナよりは美味しいです。

・ ミャンマーバナナ ★
  酸味がやや感じられず、甘みが強く、
  美味しいのですが印象度の少ないバナナです。


今回、買わせて頂いたのは、以下の4種類のバナナです。
・ 合掌バナナ
  合掌バナナ.jpg
  読谷村の飯塚バナナ園では、
  1度収穫したことがあるそうですが、
  飯塚社長の親戚に送ってしまって、
  今回が2度目の収穫だそうです。
  合掌バナナは沖縄では飯塚社長しか栽
  培していない貴重なバナナですが、
  飯塚社長ご自身も食べられたことがないので、
  どんな味がするのか分からないのだそうです。がく〜(落胆した顔)
  合掌バナナを包丁でカット.jpg
  バラの2本を頂こうとしたら、
  1カット全部の皮ががつながっているそうで、
  1カットを500円で譲って戴きました。
サルノコシカケ型キノコのようですね。
  私が、沖縄での購入+味見第1号のようです。
  美味しければ良いですね。

・ 銀バナナ ★★☆  
  すでに、完熟していて、1本1本バラバラになっていて、
  やや黒ずみはじめていましたが、
  「とても美味しい」という評価でしたから、
  6本頂きました。
  100グラム80円でした。
  (他のバナナは100グラム50円くらいです)
  帰宅後、早速食べてみましたが、
  島バナナのようなモッチリ食感はないのですが、
  滑らかな粘りがあり、甘み・酸味・コクの
  バランスが良いのですが、台湾バナナよりは劣ります。

・ オッパイバナナ
  どういう言われがあって、「オッパイバナナ」なのか
  分かりませんが、
  美味しかったら後悔しますので、
  とりあえず買ってみました。

・ 八重山バナナ  八重山の野生種だそうで、大きなバナナです。
  青い追熟中のを、仙台市の知人に
  1カットお贈りしようと思いましたが、
  どういう味なのかも分からないので、
  今回は試食して吟味してみます。
  販売用のバナナ2.jpg

銀バナナ以外は、完熟までもう少し時間がかかりますので、
食べたら、また報告をするつもりです。

コメントを頂く“なあこ”さんは、
ナハバナナ園のご近所だそうですから、
ここは時々伺ってみて、
美味しそうなバナナを買われたら良いですよ。
 販売用のバナナ.jpg
ナハバナナ園の販売価格は良心的ですし、
何より除草剤や農薬を一切使わない“安全”ですし、
入手不可能なバナナですし、
もしかしたら自分にピッタリの味のバナナが
見つかるかもしれませんよ。

私は月に2〜3回伺って、
飯塚社長の12年のバナナ栽培ノウハウを
少しずつ勉強させて戴きつつ、
ナハバナナ園の80種類を“完食”するつもりです。

 ナハバナナ園の全容.jpg


posted by RIU at 19:43| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ナハバナナ園(豊見城市伊良波) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

沖縄といえば「トラの尾(サンセベリア)」

葉の形ではなく、葉の縞模様が
トラの尾の模様に似ていることから、
 サンセベリアの花.jpg
『虎の尾(とらのお)』
と呼ばれていますが、
正式名称は
『サンセベリア』
と言うそうです。

 サンセベリアの花2.jpg 

熱帯アフリカや南アジアなど、
乾燥地帯に生息する常緑多年性多肉植物だそうで、
「冬場の水やりは必要ない」
と書いている植物図鑑もありましたが、
我が家では庭に鉢植えで出していて、
隔日くらいで水やりをしていますが、
繁殖力は旺盛で、だいぶ増えてきました。

7〜8年前に、テレビ番組の
『発掘exclamationあるある大事典』
で、
「マイナスイオンを発する植物」
と紹介されて、
一時ブームになったことがありましたね。

NASA(アメリカ航空宇宙局)でも、
空気中の有毒ガスやホルムアルデヒドなどの
環境汚染物質を浄化する働きに注目している、
といわれていましたがどうなのでしょうかexclamation&question

・ 学 名:Sansevieria
・ 原産地:アフリカ、南アジアの乾燥地帯
・ 科 名:リュウゼツラン科
・ 属 名:サンセベリア属

沖縄では、観葉植物としても、道路の花壇にしても、
あちこちで、ごくふつうに見かける植物です。

このトラの尾(サンセベリア)が、鉢植えですが、開花しました。
 サンセベリアの花3.jpg
今まで気にとめなかったからかもしれませんが、
開花したのを見たのは、初めてです。
(開花画像撮影は、7月ごろ)

舘岡バナナ園の中には、自然に繁殖(増殖)していましたね。

posted by RIU at 14:46| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

病み付きになりそうな“ナハバナナ園”

那覇空港と“あしびなー”というアウトレットモールの、
ちょうど真ん中あたりに、
建設費5千万円という大型鉄骨ハウスの
「ナハバナナ園」
があります。

 
ここは、ホームセンター「メイクマン」の近くで、
鉄骨ハウス建設中に何度も脇を通っていましたが、
私自身がバナナのミニ研究をしていますし、
当時の仮・看板が「世界のバナナ園」と
書いてあったこともあって、
当初はまったく興味がありませんでした。

むしろ、
「沖縄ではバナナは珍しくないので、こんなとこ誰が行くのexclamation&question
という冷めた感じさえありました。
 園内2.jpg
和歌山県の渡辺様が、
このバナナ園に立ち寄られた画像を
ホームページに出ていましたので、それで初めて、
「一度は見ておかないといけない」
と思い、行ってみたのでした。
 ナハバナナ園.jpg
入場料200円を支払うと、
入口で、群馬県出身の飯塚久夫社長から
バナナについての概略を説明を伺いました。
 園内.jpg
バナナは、世界中に約240種類があり、
そのうち80種類が、このバナナ園にあるのだそうです。

 三尺バナナ.jpg

 台湾バナナ.jpg

私のミニバナナ研究は、
「沖縄のバナナについて」
がテーマですから、そもそもスケールが違うのです。

 サンタカリーナ種.jpg

 アップルバナナ.jpg

飯塚社長は、昭和21年に沖縄で食べたバナナが
“世界一”美味しかった、という感動で、
バナナに興味を持たれたそうです。
 クエダーニー種.jpg 
当初、石垣島でバナナ園を立ち上げ、
台風で壊滅して本島の読谷村(琉球村)で再度立ち上げ、
琉球村の入場者数が激減したことで、
豊見城市で3度目の挑戦をされています。
 カルラバ種.jpg
飯塚社長は71歳ですが、
ご自身の好きな道に没頭できていることで、
生き生きとしていていますから、
とても良い生き方だと思いますし、
何よりバイタリティをもらうことが出来ます。
 ミャンマーバナナ.jpg
ナハバナナ園は宣伝らしい宣伝もしていませんし、
旅行会社とは契約していませんから、
まだまだ入場者数は少ないようです。
 シンジュバナナ.jpg
 シンジュバナナの果房.jpg
ナハバナナ園にも、旅行会社がやってきて、
入場券200円に対して、
旅行会社が連れてきたお客様のキックバックは、
1人200円を要求され、
当然お断りしたのだそうです。

日本のバナナは、
柴又の寅さんの「叩き売り」ように、
昔の台湾バナナを輸入した時代から、
巨大な食品会社がプランテーション化して、
フィリピンやエクアドルなどから大量に輸入してきて、
スーパーに行くと、輸入バナナはいつでも
100グラム20円前後で売られるのが当たり前になり、
昔バナナが高級品だったことなど、
すっかり忘れかけてしまっていますよね。

フィリピンバナナは、
農薬を惜しみなく使って促成・大型栽培化し、
まだ青くて角がある6分の状態で収穫してしまい、
日本までの2週間のうちに、
エチレンガスや温度で追熟させています。

そのために、形は立派なバナナですが、肝心の味は無いのです。

沖縄産バナナは、放任でも栽培可能ですから、
農薬を使用することはマレですし、
もちろん防腐剤も散布しませんから、
安全でとびきり美味しいのですが、
日持ちがしないことで流通に乗らないのです。

ナハバナナ園では、
・ 赤土
・ 培養土
・ 鶏糞
・ 堆肥
を混ぜ合わせて、土作りをしていましたので、安全バナナです。
 バナナ栽培の堆肥.jpg
 バナナ栽培の土.jpg

私は、沖縄に来られた方には、
沖縄産バナナを、ぜひ召し上がってほしいのです。

「バナナって、本当はこんなに美味しいのか」
と思われるはずです。

おかしな観光施設に行くなら、
沖縄産バナナを食べる方が、よほど想い出に残ることと思います。

それでも、バナナはバナナですから、
どうしても
「たかがバナナ」
になってしまうんですよね。

私は、バナナのミニ研究をしていますので、
「されどバナナ」
で、とても奥が深いと思っています。

そう考えると、
ここは好き嫌いが分かれるところかもしれませんね、
私は大絶賛したいですが。

飯塚社長は、
「バナナは品種ごとに味が全部違っている」
「果実の中ではバナナが最も糖度が高いが、
 酸味で調和が取れている」

「輸入バナナの糖度は17前後、沖縄産バナナの糖度は27前後」
と言われていました。

見学後、園内で完熟しているバナナが
無料で試食できることも、魅力的でした。

 モラード(赤)バナナ.jpg

 モラード(赤)バナナの果房.jpg

私が試食出来たのは、
・ ミズバナナ
  ミズバナナ.jpg
・ クッキングバナナ
でした。

時々伺って、
私に合う味のバナナを探してみようと思います。

 合掌バナナ.jpg

 合掌バナナの果房.jpg
また、世界の3割の品種のバナナの子株も、
ここでは有償で分けて頂くことが出来るのです。

自身で東南アジアに行って、
バナナの子株や根を調達する手間ひまを考えたら、
どんなにありがたいことでしょうか。

JAやホームセンターで売られるバイオ苗は、
いろいろな問題があるようですし、
ナハバナナ園近くのホームセンターでは
「豊作バナナ」という名前のバナナ子株が
1,300円くらいで売られていましたが、
いったい何の品種なのでしょうかexclamation&question

ナハバナナ園は、観光客よりも、
沖縄の地元の方に行ってほしい施設だと思います。

なお、このナハバナナ園は、
来年からWebでホームページも作成するようですから、
今から期待しています。

 石垣産八重山バナナ.jpg

 石垣産大房バナナ.jpg

ここで、特に参考になったのは、
添乗から果房を吊ったり、
仮茎を真直ぐになるように引っ張ったりしていたことです。

飯塚社長のお話では、
「バナナの果房の重みで仮茎が斜めになるが、
 そうなると糖度が上がらない」

「真直ぐに仮茎が伸びることで、糖度が上がる」
ということで、
これは私にとっては、今後の栽培で、とても参考になりました。

何度も伺って、
飯塚社長のノウハウの一部分でも吸収したいところです。

posted by RIU at 17:54| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ナハバナナ園(豊見城市伊良波) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

沖縄といえばレンブ A

レンブ0608−4.jpg
見かけはロウ細工のようにピカピカして美味しそうなのですが、
「一度食べると、二度目はない」
ような、
見た目と味のギャップの大きい果実です。

レンブ0608−2.jpg

レンブ0608−1.jpg

リンゴに似た風味でシャキシャキとした食感ですが、
甘みは薄く、とてもお奨めできません。

レンブ0608−3.jpg

レンブ0608−5.jpg

「水分補給代わりに」
という売り方も、地元市場でされていましたが、
誰が買って行かれたのでしょうか。

レンブ0608−6.jpg

レンブ0608−7.jpg

今日の画像は、8月下旬に、近所の農家で撮影したものです。
ピンボケが多かったですね。

レンブ0608.jpg


過去の参考記事
2005年10月1日 沖縄と言えばレンブ

posted by RIU at 20:07| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「果物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

沖縄といえばグァバ(Guava)

グァバの果実や葉は、古くから日本の沖縄県や台湾などで
果実、根、葉が糖尿病、下痢、歯痛、口内炎、胃潰瘍などに
効果があるとされて用いられてきました。

 グァバ0610−5.jpg

グァバは、
ふともも科・バンジロウ属(Psidium cattleianum)で、
熱帯および亜熱帯アメリカ、西インド諸島に
約150種類が知られています。

食用果実として栽培される品種は耐寒性が強く、
日本の暖地でも多くの栽培がされているようです。

 グァバ0610−4.jpg

17世紀末には台湾にも既に存在したとの記録がありますから、
沖縄県でも古くから栽培されていたことが伺えます。

グァバのことを、沖縄ではバンジロウ、
またはバンシルーと呼びますが、
これは中国や台湾でグァバのことを「蕃石榴」と書くので、
これを読んだものだと言われています。

沖縄では年中果実が採取されますが、
一番収穫量が多いのは8月から9月の夏場です。

 グァバ0610.jpg

グァバは、高さが3〜4メートル程度の常緑の低木で、
葉や樹形が美しく、
樹皮はサルスベリのようにすべすべした感じです。

果実は直径は3〜9cm、長さが4〜12cmで、
球形か卵形、または洋なし型で(品種により違う)、
先端に萼(がく)がついています。

果皮は黄緑色です。

果実は、熟すと黄色になり、甘く、酸味があります。

 グァバ0610−1.jpg

果肉は、色別で大きく分けると
・ 白色
・ 黄色
・ ピンク色
・ 赤色
の4種類になります。

食感としては、なめらかな顆粒状の果肉で、
品種により甘い物から酸っぱい物まであるのですが、
果実の中には直径5mm程度の堅い種子が多く含まれています。

 グァバ0610−2.jpg

熟した果実は芳香が強く、
甘酸っぱいトロピカルな香りがして、洋ナシのような味がします。

果実が少しやわらかくなった頃が食べ頃で、
食べ方としては生食の場合、
皮ごと丸かじりで種子も全て飲み込むか、
皮をむいて、包丁で適度な大きさに切り、
フォークで刺して食べます。

ジュースにするときは、皮をむき、
果肉を種子ごとミキサーにかけ、茶こしで漉します。

 グァバ0610−3.jpg

グァバの樹勢は強健・丈夫で、5年目くらいから結実するので、
種から発芽させた方が、成育が良いです。

冬季の気温が最低4〜5度もあれば生育し続けますし、
土壌は、通気がよく、排水がよい場所を選べば特に問題はなく、
樹高を高くしないように、頻繁に剪定すれば
5年程度で結実するようになります。

台湾のグァバは、品種によるのでしょうが、
沖縄産より大きく、洋ナシと変わらない味で、とても美味しいです。

・ 中山月抜
  歯切れが良く、甘くてさっぱりしている
・ 梨仔抜
  肉質が厚く、さくさくしていて風味がある
・ 白抜
  色が白く、風味がさっぱりしている
・ 泰国(タイ)抜
  糖度が低く、果肉がさくさくしている
・ 真珠抜
  果肉のきめが細かく、糖度や風味がよい
・ 水晶抜
  種が少なくて果肉が厚くさくさくしている
など、多くの品種があるようです。

私の自宅の近所の台湾人移住者が、
台湾から沖縄に移住するときに、グァバの苗木を持ち込み、
この果実を時々頂くのですが、
沖縄産のグァバよりも、断然美味しいのです。

過去の参考記事
沖縄といえば「グァバ茶」
posted by RIU at 20:27| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「果物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

沖縄といえばフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)

フウリンブッソウゲは、
ハワイに導入されて交配親の一種になった
原種ハイビスカスです。

 フウリンブッソウゲ3.jpg

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)という花名は、
他のハイビスカスの原種にはない
独特の花の形と色が魅力的で、
風に揺れる姿が風鈴を想わせる風情があることから
命名されました。


5枚の花弁が細く深く裂けて反り返り,細く裂けています。
 フウリンブッソウゲ.jpg
花柄は下に長く伸びて、
先端付近には筒状の雄シベがついています。

ハイビスカス(ブッソウゲ)が、通常“一日花”なのに対して、
フウリンブッソウゲは何日も咲き続けます。

沖縄では、ハイビスカスと共に垣根の代表的な植物でしたが、
ブロック塀やコンクリートの普及に伴なって減少し、
最近では、垣根より観賞用として家の庭先や公園など、
一部でしか見かけなくなりました。

沖縄への導入歴は、はっきりしませんが、
戦前に発行された「桃原農園植物目録」に
「風鈴咲」の名称で紹介されていることから、
戦前であることは間違いありません。

一般名:フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑花)
学 名 :Hibiscus schizopetalus(ヒビスクス・スキゾペタルス)
別 名:Fringed Hibiscus(フリンジド・ハイビスカス)、
    Coral Hibiscus(コーラル・ハイビスカス)
科属名:アオイ科フヨウ属
原産地:1874年モムバサ(東アフリカ)で採集
樹 高:1〜3m(非耐寒性常緑低木)
花 径:5〜20cm
花 色:赤(通常)、桃、白の絞り
開花時期 :沖縄では周年
沖縄方言名:アカバナー


フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)の学名である
スキゾペタルス(schizopetalus)とは、
ラテン語で、「切れ込みのある花弁」という意味だそうです。
 フウリンブッソウゲ2.jpg
また、花の色や形が珊瑚に似ていることから
コーラル・ハイビスカス(Coral Hibiscus)とも
呼ばれているようですが、
私には、風鈴や珊瑚よりも
「線香花火」に見えるのですが…

posted by RIU at 20:50| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「花」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

ドラゴンフルーツの開花から完熟までの様子

 ドラゴンフルーツの栽培風景.jpg
サボテン類の果実は
“ピタヤ”(Pitaya、Pitajaなど)と総称され、
日本より海外で流通量が多いようです。

台湾やベトナム、コロンビアなどから沖縄に種苗が輸入されて、
年々栽培面積が増大しているドラゴンフルーツ(龍果)は、
欧米ではレッドピタヤと呼ばれている
亜熱帯林原産の登はん性サボテンで、
サボテン科ヒモサボテン属の多年生のツル性植物です。

月下美人と同じ仲間で、
ドラゴンフルーツの花(竜舌花)は
「夏の新月と満月の夜に咲き、一晩で散ってしまう」
という、
ロマンティックなストーリーを持っています。

排水が良く、強風を回避できて、日当たりの良い場所であれば、
酸性土壌でもアルカリ土壌でも、塩分のある土壌でも栽培可能で、
病虫害、暑さや卒ばつなどの不良環境にも強くて、
誰でも容易に栽培できる果実です。

30cm程度の苗植えから1〜2年で、
幹1mあたりから開花し、実が付きます。

台風襲来期の5月〜11月はずっと開花時期で、
その間5、6回は花が咲き、開花後約1ヶ月で成熟します。

1株からは、苗植して1年の株で、
1個300g〜1kgの実が約15個前後収穫できます。

文章より画像の方が分かりやすいので、
以下、開花から完熟までの様子を見てみることにしましょう。

1.つぼみ
  ドラゴンフルーツの枝は、
  断面が三ツ矢サイダーのマークのように
  なっているのですが、
  その端に小さなつぼみが出来て、
  やがて大きく伸びてきます。
 1−1つぼみ.jpg

 1−2つぼみ.jpg

 1−3つぼみ.jpg

 1−4つぼみ.jpg

 1−5つぼみ.jpg

 1−6つぼみ.jpg

 2−1開花直前.jpg

 2−2開花直前.jpg

 
2.開花
  新月と満月の夜にだけ咲いて、
  翌日の早朝には、しぼんできて、夕方には散ってしまいます。
 3−1開花.jpg

 3−2開花.jpg

 3−3開花.jpg

 4−1開花の翌早朝.jpg

 4−2開花の翌早朝.jpg

 4−3開花の翌早朝.jpg


3.成長期
  緑色の実が、日に日に大きく成長してきます。
 5−1成長初期.jpg

 5−2成長初期.jpg

 5−3成長初期.jpg

 5−4成長初期.jpg

 6−1成長期.jpg

 6−2成長期.jpg

 6−3成長期.jpg

 6−4成長期.jpg

 6−5成長期.jpg

 6−6成長期.jpg


4.収穫間近
  丸く、赤く色付いてくれば収穫時期です。
 7−1収穫時期.jpg

 7−2収穫時期.jpg

 7−3収穫時期.jpg

 7−4収穫時期.jpg


過去の参考記事
2005年7月 2日 沖縄といえばドラゴンフルーツ
2006年7月29日 ドラゴンフルーツの花盛り

posted by RIU at 12:22| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「果物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

南風原町のバナナ園

 イスラエルバナナ.jpg
近所の津波古(つはこ)農園では、
イスラエルバナナを栽培しています。

 イスラエルバナナの生育中の果房2.jpg

 イスラエルバナナの生育中の果房.jpg
ここでは、バナナが密植えにならないように、
放任にはせずに子株を間引いたり、
移植したりして計画的に配置されています。

 イスラエルバナナの子株の移植2.jpg

 イスラエルバナナの子株移植.jpg
以前は、小笠原種島バナナを栽培していたようですが、
台風で倒壊し、その後のバイオ苗が全滅してから、
低木のイスラエル種に切り替えたようです。

 収穫期の近いイスラエルバナナ.jpg
果房は収量も多く、手が届く高さで収穫もしやすいようですが、
果房の重みによる仮茎の倒壊を防ぐために、
支柱などをあてがっていましたので、
イスラエルバナナは管理がしやすい場所で、
定植本数は少なめの方が良いのかもしれません。

 イスラエルバナナの開花2.jpg
沖縄では、小笠原種島バナナだけが評価が高く、
流通価格も高値で安定し、
他のバナナは一段低く扱われるのですが、
それぞれのバナナの味には独特の特徴があって、
小笠原種島バナナだけが断然美味しいわけではないのです。

いろいろな沖縄産バナナを食べ比べてみると、
それぞれが美味しく感じます。

 イスラエルバナナの開花.jpg

沖縄産バナナは、小笠原種島バナナも含めて、
総じてもっと高く評価されるべきだと思っています。

過去の参考の記事
4月22日 沖縄では珍しい“イスラエルバナナ”
5月 2日 沖縄では珍しい“イスラエルバナナ”A
7月15日 バナナから学ぶこと
8月27日 バナナの種類について考える

 イスラエルバナナの若い株.jpg

posted by RIU at 17:54| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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