2007年09月19日

アシダカグモ(脚高蜘蛛)の産卵画像

網を張らずに室内を徘徊し、
人に危害を加えずに、
ゴキブリや蛾、ハエ、アリなどの虫を食べる
「生きたゴキブリホイホイ」
といえば、
タランチュラと間違うほどの
大きなアシダカグモ(脚高蜘蛛)ですが、
以前ご紹介した彼女、
2007年6月15日 アシダカグモの脱皮画像
だと思うのですが、
夜、テレビを観ているときに、
彼女が“おめでた報告”に現れました。
0706−1アシダカグモ.JPG
     卵嚢(らんのう)を抱く母グモ

どうして、以前脱皮していた彼女だと判るかというと、
アシダカグモは、一般に
「1室に1個体が生息する習性」
があるからです。

彼女も、私が危害を加えないのを充分知っていて、
暗黙にお互いに信頼関係が成り立っているために、
彼女が活動する夜になると出逢うことが多いのです。

言い方を変えれば、
彼女のエサとなる虫が近くにあるので
出てきたのでしょうから、
それだけ、部屋が散らかって
害虫にとっても住み心地が良い部屋なのでしょう。もうやだ〜(悲しい顔)

アシダカグモの産卵は年1〜2回、6〜8月ごろですが、
今日の画像は、約3ヶ月前の、
今年の6月下旬に撮影したものです。

6月15日にアシダカグモの脱皮画像を載せたので、
しばらく間を空けた方が良いと思っているうちに、
私が忘れてしまっていたのでした。もうやだ〜(悲しい顔)

画像では判りにくいのですが、
彼女は前部の触肢と第3脚で、卵嚢(らんのう)をはさんで
大事そうに持ち歩いていました。

アシダカグモの母グモは、
卵嚢(らんのう)の中の子グモが孵化するまで、
自身は餌を食べずに抱えているのだそうです。

0706−2アシダカグモ.JPG

テーブルの新聞の上で、
“おめでた報告”の後、
私がテレビ画面に集中しているうちに、
彼女を見失い、
気づいたときは、
私の真後ろの網戸(前回、脱皮していたサッシの網戸)に、
彼女が卵嚢(らんのう)を貼り付けた後でした。

0706−3アシダカグモ.JPG

0706−4アシダカグモ.JPG
 ピンボケですが、横から見ると、厚手生地のピザのようですね

0706−5アシダカグモ.JPG

数百の子グモが、
卵嚢(らんのう)の中で孵化して、
モゾモゾと動き回っていて、
そのうち、透明な袋を破って、
次から次へと子グモが這い出してきました。

0706−6アシダカグモ.JPG

子グモは1回脱皮してから外に出る、
「出廬(しゅつろ)」という過程があるらしいのですが、
子グモがあまりに小さいのと、
母グモが近くで見守っているらしいので、
顔を近づけて観察することを私が遠慮したので、
その様子はよくわかりませんでした。

0706−7アシダカグモ.JPG

数百の子グモは、翌日には全員無事に這い出していて、
空になった卵嚢(らんのう)だけが、
網戸に貼り付けられたままになっていましたが、
這い出した子グモも、
大きく成長するまでの間は、
同じく“害虫ハンター”のヤモリから
身を守らなければならないのです。

この孵化から、
すでに3ヶ月近く経過しようとしていますが、
現在の子グモたちは、約1cmほどに成長してきました。

私と、まだ信頼関係が成り立っていない子グモたちは、
私を見かけると、ものすごい速さで逃げ去ってしまいます。

私と信頼関係が成り立つ頃には、
私は新天地に移転してしまっているかもしれませんが、
新しい家主とも信頼関係が築ければ良いのですが…。

posted by RIU at 13:11| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「生物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

郷に入らば郷に従え?

沖縄県農林水産部の
「果樹栽培要領」
のバナナの項によると、
・土壌
「有機質に富み、
土の深さが60cm以上の排水の良い肥沃な土壌を選定する…」


・ 植付距離
「小笠原種の多年株出し栽培 10アールあたり175本

とあります。

1アール=100坪ですから、
「10アールあたり175本」
とは、
300坪 ÷ 175本 = 1.7坪/本

「バナナ1本を1,7坪に植える」
つまり正方形で考えると、
一辺が約2m37cmの正方形の中央にバナナを植える、
というわけです。

070831ペール栽培1.JPG

この1.7坪の面積で、深さが60cm以上の土壌に
本来バナナを植えるべきところが、
ペール栽培では、
土壌はともかく、
土の深さは50cm以下ですし、
表面積はベラボーに小さいために、
ここに移植されたバナナは、
この狭苦しい環境に適合するために、
ミニバナナになってしまうのです。

070831ペール栽培2.JPG

葉の数は、相変わらずチェックしていないのですが、
もう数十枚出ていますし、
ペール内の乏しい土から吸収できる養分の中で、
子株も出てきたことから、
どうやらミニバナナのまま
開花してしまうことになりそうですが、
おそらく、
開花〜果房は貧弱なものになりそうです。

070831ペール栽培の子株.JPG
   子株が2本出てきました…

070831ペール栽培3.JPG


ちなみに、
「バナナの植えつける面積」
は、
私の考えでは、
県の1.7坪の約2倍の、
「バナナ1本植えるのに、理想的な面積は3坪」
です。

実際の3坪は、畳6枚分(=1部屋6帖間の面積)と広く、
こんなに広い面積に、
バナナの小さい子株を1本植えても
もったいないような感じがするのですが、
子株が成長し、果房をつけるくらいに成長したバナナは、
仮茎の太さは電柱をはるかに上回り、
葉の大きさが人間の大きさよりも大きくなり、
これが仮茎の先端から四方に張り出し、
次世代の子株も数本出てきますから、
3坪は充分に必要になるのです。

3坪の面積は13.2平方メートルですから、
正方形で考えると、一辺が約3.63メートルになります。
( 3.63 × 3.63 = 13.18 )

自動車の長さで考えると、
TOYOTAのSUV車RAV4(3ドア)の全長が3.7m、
軽自動車の規格では全長3.4m以下となっていて、
 ・ ダイハツ ムーヴ
 ・ スズキ  ワゴンR
の全長は、規格ギリギリの3.395m
ですから、
だいたい最新型の大き目の軽自動車の全長くらいの、
一辺が約3.63メートルの正方形の中央に
バナナを植えると、
バナナから3,63メートルの半分、
( 3.63÷2=1.815)
1メートル81センチの長い葉が
四方に出る面積、ということになりますから、
だいたいイメージできるのではないでしょうかexclamation&question

ちなみに、
バレーボールの日本代表、木村沙織選手の身長は、
183cmですが、
バナナの葉は、このくらい大きいのです。

070831ペール栽培4.JPG


6帖間に1本植えるべきバナナを
ゴミ箱に使うペールで栽培するのですから、
いくら
「郷に入らば郷に従え」
という格言があっても、
バナナにとっては、とても
「住めば都」
とは言えるはずもなく、
かえって残酷なことをしているのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)

070831ペール栽培5.JPG

posted by RIU at 17:09| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペールで栽培中のバナナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

ナハバナナ園の復興

7月13日の台風4号台風で壊滅したナハバナナ園は、
本拠地が読谷村の「むら咲むら」にあるそうです。
(その前は石垣島)

「むら咲むら」は、
14年前の1993年(平成5年)、
冷夏による異常な米不足でタイや中国、アメリカ、
オーストラリアなどから米を緊急輸入したり、
FIFAワールドカップのアジア予選での
ドーハの悲劇もうやだ〜(悲しい顔)があったり、
ZARDの「負けないで」や
THE BOOMの「島唄」がヒットした年ですが、
この年にNHK大河ドラマとして
「琉球の風 DRAGON SPIRIT」
が放映され、
この撮影する町並みのオープンセットが
テーマパークとなった施設です。

ついでに「琉球の風」のSTORYは、
16世紀末〜17世紀初頭、
琉球王国が薩摩藩島津氏に支配されてゆく時代の人々を
描いたドラマで、
初めて沖縄を舞台としたドラマにしては、
主要人物が架空のためか、
視聴率が17.3%と振るわなかった大河ドラマでした。もうやだ〜(悲しい顔)

撮影に使われたオープンセットは、
当初「南海王国 琉球の風」として観光客が来ていましたが、
年々入場者が減って経営悪化となり、
ついには8年前の1999年3月に閉館し、読谷村に無償譲渡され、
同年8月にテーマパーク「琉球体験王国 むら咲むら」という、
沖縄の文化・芸能・自然を見て体感できるテーマパークとして
リニューアルオープンして現在に至っています。

この「むら咲むら」の近くに
飯塚社長が鉄骨ハウスでバナナを栽培し、
観光客へのバナナ販売をもくろんでいたようですが、
「むら咲むら」が人気のない観光スポットに陥ったことで、
ここの果実は市場に出すことにして、
豊見城市の借地に新たに鉄骨ハウスによる
「ナハバナナ園」を昨秋オープンしたのです。

飯塚社長は橋梁会社の社長ですから、
建築物の強度計算はプロのはずですが、
7月13日の台風4号台風で、
豊見城市の「ナハバナナ園」は壊滅してしまいました。


0908-1.JPG
    周囲には防風ネットが張られています

0908-2.JPG

0908-3.JPG
    中には工事用車両らしきものも

0908-4.JPG
    重機も見えますね

0908-5.JPG
    足場も組まれつつあるようです

鉄骨ハウスが完全に壊滅したことで、
「本拠地の読谷村に撤収するか引退するだろう」
と私は予想していたのですが、
「飯塚社長が新たに借金をして鉄骨ハウスを造り直し、
 ナハバナナ園を再開する」

という仰天の復興計画を昨日聞き、
今日現地に真偽を確かめに伺ったのでした。

0908-6.JPG
    入口には「しばらく休業…」の張り紙が

建物入口には「しばらく休業」の張り紙があって、
飯塚社長はあいにく不在でしたが、
周囲は防風ネットで囲まれ、
すでに庭園内部は重機が見え隠れして
整備されつつあるようですし、
建物にも足場仮設のパイプが組まれ始めていましたから
「復興計画」は本当のようです。

豊見城市の埋立地「豊崎(とよさき)」は、
那覇空港の至近距離で
巨大商業施設を誘致して
大きな集客が見込めますから、
「ここを起点とする観光ツアーにナハバナナ園を組み入れる」
ような誘い水に飯塚社長が応じた様子ですが、
台風4号台風で壊滅する前のナハバナナ園は
閑古鳥状態でしたから、
私は「ナハバナナ園の復興」には心配しているのですが…

posted by RIU at 17:59| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ナハバナナ園(豊見城市伊良波) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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