2005年12月05日

細木数子大先生?の“失言”は「当たらずとも遠からず」!〜その2

12月1日 細木数子大先生?の“失言”は「当たらずとも遠からず」!


ドイツの養鶏は2007年から「平飼い」に
ヨーロッパ(EU)では「家畜福祉」という概念が、
食肉市場で影響を及ぼし始めているといいます。

経済的価値追求の結果として生まれた
「集約的畜産」,
「工場的畜産」
を見直し,
家畜の立場に立って「家畜福祉」を向上させようとする動きで、
「安全な食肉を確保したいという実利」

「動物愛護の精神」
がその背景にあり、
2000年にはEUの有機畜産規制が定められ,
また2001年のFAOとWHO合同食品規格委員会総会で
「家畜福祉基準の遵守を盛り込んだ“有機畜産”ガイドライン」
が採択されました。

ヨーロッパは、BSE問題が最も深刻に発生した地域です。

そしていま、鳥インフルエンザ問題が各地で蔓延する恐れがあります。

これらの問題の原因は同根です。
家畜の不健康であり、
「家畜権」を無視した劣悪な育成環境にあります。

劣悪な環境→生体の弱体→薬漬け飼育→安全性の低下
という負のサイクルのツケが最終的には人体に及ぶのです。

つまり、
「家畜の飼料内容」と「飼育環境」が
家畜の健康に影響を与えているのではないか、
という考え方です。

“有機畜産”の思想では、この点を重視しています。

日本では、この考え方が遅れているのです。


“有機畜産”はヨーロッパで生まれた考え方で、
・ 薬剤に頼らず
・ 有機栽培された穀物飼料を与え
・ 密飼いなどのストレスを与えずに
・ 家畜の行動要求に沿い十分留意した飼育方法を行う
畜産業を指しており、
家畜に不必要な苦痛を与えず
良い生活を保障しようとする「家畜福祉」の考え方に基づいています。

ケージ飼い養鶏.jpg

ヨーロッパの中でも、
環境問題の先進国ドイツでは、
卵生産用の鶏のゲージ飼育を
「2006年末で禁止するという法律」
が施行されようとしています。

これは画期的なことだと思います。

A4サイズのゲージから鶏は開放され、平飼いになり、
ドイツ産の卵は全て「平飼い卵」になるのです。

ゥ然卵養鶏2.jpgゥ然卵養鶏.jpg

ゲージ飼育が禁止された場合、
「ドイツ産の卵は1個10円ほど高くなる」
と試算されているようです。

「安全と美味しさ」そして「生産者の顔が見える」、
という品質高に対して
ドイツ国民は10円というコスト高を認めるかどうか、
注目に値します。


ドイツの完全「平飼い」移行に対して、
米国では98%以上は「ケージ飼い」で生産され、
米国ではそれを続行しようとしています。
(世界的に70〜80%は「ケージ飼い」で生産されています)

その昔、養鶏が庭先養鶏であった頃、
トリは害虫、雑菌等にさらされ、
斃死率は年間40%に及んだといわれます。

クリーンで効率的なタマゴの生産方式を求め、
試行錯誤の末、産みだされたのが「ケージシステム」と言われていて、
合理主義の米国ではEUの動きを無視して
「ケージ飼い」を貫く構えです。

日本の養鶏関係者も、
現在は米国に追随する考え方で統一しているようです。


ドイツでも法律で規制することには賛否両論あり、
激しく議論されたそうです。

しかし、先進国の農業製品が安い輸入農産物に対抗してゆくには、
品質面での圧倒的な差別化(=高品質化)しかありません。

日本でも全く同じだと思います。


posted by RIU at 23:36| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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