2005年12月21日

マスメディアに惑わされずに“真贋”の目を持とう!〜その2

11月 3日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その1
11月 6日 日本の“飽食”を考える
11月 9日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その2
11月10日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その3
11月11日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その4
11月12日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その5
11月13日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その6
11月21日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その7
12月 8日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その8
12月20日 マスメディアに惑わされずに“真贋”の目を持とう!〜その1

マスメディアでは「鳥インフルエンザ」を異常に大騒ぎして、
乾燥シーズンの到来によって
“ヒトインフルエンザ”の猛威も懸念されるあまり、
タミフル.jpg
インフルエンザ治療薬『タミフル』が
インターネットによる個人輸入代行で
本来の薬価の10倍近い1箱(10カプセル)3万円もの高額で
取引されるケースが出たり、副作用が大ニュースになったりしました。

中国での鳥インフルエンザの検査.jpg

昨日の
マスメディアに惑わされずに“真贋”の目を持とう!〜その1
で記載したように、
昨年度に「肺炎」で亡くなった人は、9万5,534人で、
死亡原因の第4位を占めています。

インフルエンザによる死亡は、624人でした。

2年前の「新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)」や
「鯉ヘルペス」の時もマスメディアは大騒ぎしましたが、
「鳥インフルエンザ」で死亡した日本人は、
まだ1人もいないんですよね。

日本人のヤコブ病(vCJD症)での死者は昨年の1人きりです。

もちろん、
「鳥インフルエンザ」でまだ1人も感染していないからと言って、
楽観的に安心はしていられません。

私たちは想定できうる新種のあらゆるウイルスを懸念すべきであり、
マスメディアが「鳥インフルエンザ」だけを
異常に取り上げて大騒ぎすることは、
いたずらに国民を混乱させている元凶になっている、
と言っても過言ではないのです。

何も新種のウイルスでなくても、
・ 天然痘ウイルス
・ ペスト菌
・ 炭疽菌
・ ボツリヌス菌
という4種類の感染症は、
厚生労働省が
『生物兵器テロとして用いられる可能性が高い』
と認定
していて、こんなのを大都会にバラ撒かれたら、
それこそ大惨事になるかもしれませんし、
こういう対策さえ日本は“無防備”状態です。

感染患メ?.jpg

インフルエンザ・ワクチンの8割は日本で備蓄・消費されていますし、
過去5年間の「タミフル」処方量も、
日本は全世界の77%を占めています。

かつて捏造番組が横行した「環境ホルモン騒動」や
埼玉県所沢の「ダイオキシン騒動」の時も、
マスメディアが大騒ぎしたのですが、
マスメディアが“恐怖”をあおればあおるほど、
それに便乗したビジネスが登場して
「あれが効くらしい」という“信仰”がまたたく間に増殖して、
今回のように「タミフル」の奪い合いに…もうやだ〜(悲しい顔)

家族の集合ハ真.jpg

インフルエンザは古代エジプトに記録が残っているくらい、
ヒトとの関わり合いは古いようですが、
1918年〜1919年にかけて世界的に大流行した
「スペイン風邪」が「鳥インフルエンザ」の引き合いに出されます。

WHOの
「鳥インフルエンザでは最大1億5千万人が死亡する可能性がある」
というのも、「スペイン風邪」を根拠にしているんですね。

インフルエンザの本.jpg

「スペイン風邪」は、
当時の世界の人口が12億人中、感染者数6億人、
死亡者数2,500万人〜5,000万人に上ると言われ、
第一次世界大戦終結の遠因とも言われています。

当時人口5,500万人の日本でも
2,500万人が感染し39万人が死亡した、
と言われていますから、それはもう大変な状況だったのでしょう。

この「スペイン風邪」以降、
インフルエンザは毎年流行していますが、
さらに10〜40年の周期で、
新型のヒトインフルエンザの出現と
その新型ウイルスの大流行が起こっていて、
毒性が強い場合は多数の死者が出ていることは事実です。

近年は
・ 新型ヒトインフルエンザの大流行が数十年起こっていない
・ インフルエンザによる死亡率が減少している
などから、
「インフルエンザは風邪の一種、恐れる病気にあらず」
と捉える人も多いのですが、
「インフルエンザは風邪とは別の疾病」で、
流行化したインフルエンザは人類にとって危険なウイルスであることも
間違いではありません。

だからといって、「鳥インフルエンザ」が、
「スペイン風邪」と同じかどうかは、
まだ全く分からないのです。

マスメディアは、「スペイン風邪」が現代に再現されるような
“ホラー話”を平気で垂れ流し、
研究開発予算が欲しい学者が、それに手を貸して、
ますます混乱に拍車をかけてしまうのです。

平和の象徴のハトにフンをかけられる子供.jpg

子供が熱を出すと、親がいきなり「解熱剤」を飲ませ、
それが原因でインフルエンザ脳症による死亡が多発することもあります。
新型脳症.jpg
子供の体内で侵入敵と戦っている最中に強引に解熱させれば、
戦いに敗れるのは明白ですよね。

熱いときほど冷静にならないといけません。

「中枢神経系のウイルス感染症」による死者は、
日本だけで毎年3千人前後いますし、
「ウイルス肝炎」では昨年約6千人も死亡しています。

「BSE」や「鳥インフルエンザ」の危険性より、
私たちがマスメディアにあおられて狼狽(ろうばい)することの方が、
何よりも“危険”なのです。

マスメディアは時として「狼少年」の場合が多いですから、
混乱せず情報を分析し選り分けて、
自分の目で“真贋(しんがん)”を確かめて、
行動するように心がけましょう。

和田アキ子の
「ウワサを信じちゃいけないよるんるん
という歌もありましたよねexclamation

ひらめきすいません、ご指摘の通り山本リンダでしたね。もうやだ〜(悲しい顔)

posted by RIU at 17:02| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 危険な米国産牛肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ウワサを信じちゃいけないよ」
は山本リンダです。
Posted by りんだ at 2005年12月22日 00:13
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