2006年02月23日

沖縄といえば「お茶」〜その14「うっちん茶」

2月6日 沖縄といえば「お茶」〜その12「沖縄のお茶」
2月8日 沖縄といえば「お茶」〜その13「さんぴん茶」

うっちん茶
・ 発掘!あるある大事典
・ スパスパ人間学
・ おもいっきりテレビ
などのテレビ番組でも、「ウコン」が何度も取り上げられ、
今や東京の女子高校生でさえ、
その名や効用が認知されるようになりました。

「ウコン」はカレー原料のターメリックのことで、
沖縄方言で「うっちん」と言います。

ですから、「うっちん茶」は「ウコン茶」ということになります。

インドやタイの僧は黄色っぽい袈裟(けさ)を肩に掛けていますが、
これは「ウコン」で染めたものなのです。

カレーの黄色も、ほとんどがウコンの色なのです。

たくあんの天然色素も「ウコン」が多いです。

インドでは紀元前から薬草として使われていたそうです。

世界的にも「ターメリック」として知られ、
料理や染料として使われています。


ウコンの種類
ウコンはショウガ科で、沖縄には下記の3種類があり、
開花の時期やクルクミン成分など薬効が違います。

クルクミンはウコンにしか含まれない薬効成分で、
強力な抗酸化作用があり、肝臓に良いとされています。

ウコンは沖縄の3大薬草
・ ウコン
・ グァバ
・ クミスクチン
の1つでもあります。

1.春ウコン(キョウオウ)
・ 肝機能の強化、免疫力向上、血液浄化、血液安定
・ 根茎の断面が黄色
・ 4〜5月ごろ開花
・ 薬効効果が秋ウコンより強く、食用に不向きで薬用として使われる

2.秋ウコン
・ 健胃作用、対腫瘍、歯周病
・ 根茎の断面がオレンジ色
・ クルクミン成分が最も多い
・ 食用(カレー粉やたくあんなどの天然着色料の原料)として使われるほか、
  衣服の染料などに利用される
・ 7〜8月ごろ開花

3.紫ウコン(ガジュツ)
・ 肝臓疾患、二日酔い、抗酸化作用、抗うつ
・ 根茎の断面がうすい紫色
・ 3〜4月ごろ開花
・ クルクミン成分は無いが、シネオール、カンファー、アズレンなどの
  多彩な精油成分を含め100種類近くの有効成分が含まれている

世界には、約50種類ものウコンがあって、
アジア・インド・中南米などを中心に広い地域で栽培されています。

ウコンはインドが原産で、7世紀ごろ中国に伝わり、
薬草や染料、スパイスなどとして利用されるようになったようです。

沖縄には、南方諸国との交易が盛んだった15世紀頃の琉球王朝時代に
中国から伝わりました。

当時は、貴重だった砂糖とならぶ「専売制」が敷かれ、
王府の厳しい管理下で栽培されていたようです。

市場で売られている「ウコン」.jpg
薬用部分は根茎で、
主成分のクルクミンは漢方でも“上薬”とされるほど
優れた効果があるのです。

根茎の形は、青果の「生姜」の小形バージョンだと
理解して戴ければよいでしょう。

ウコンの開花後、2週間〜1ヶ月後に根茎を掘り出しています。
掘り出さなければ、ウコンは自然に増えてゆきます。
冬場は葉は枯れてしまいます。

ウコン茶は、根茎を洗浄し、
薄くスライスして乾燥させたものを煎じたものです。

スーパー「丸大」の飲料コーナー.jpg
若干の苦味と香ばしさがあって、
沖縄では「さんぴん茶」とともにポピュラーなお茶なので、
缶やペットボトルでも売られています。

「ウコンは沖縄」というイメージが強いのですが、
実際には8割は輸入品で、
中国やベトナム、インドネシア遠くはトンガからも入ってきますが、
“県産”と偽って売られているものが多いです。

ウコンはベトナムからも大量に輸入されてくるのですが、
大丈夫なのでしょうかexclamation&question

ベトナム戦争で、
アメリカ軍が大量の枯葉剤(ダイオキシン)を散布したのですが、
ダイオキシンの毒性は強力で、
1グラムで体重50sの人を1万人殺す力があるといわれていますから、
個人的にはベトナムの土壌汚染がどうなっているのか心配です。

posted by RIU at 19:52| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「茶」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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