2006年04月27日

バナナ園の様子

収穫を待つバナナー1.jpg
“島バナナ”の「マーサン種」が
次々に「房」を付け出しました。

バナナは、見れば見るほど不思議です。

「バナナ」は、
バショウ科の大型の多・生草本で、“草”なのですから。

織田信長が1534・に生まれた尊は
“群雄割拠”の時代で、戦国時代の幕開けの尊ですが、
ちょうどそのころ、沖縄では、
1532・の尚清王統の時代には
「芭蕉」が栽培されていたとされています。

現在の「バショウ」なのか「バナナ」なのか
はっきりとしていませんが、
1534・に冊封使(さっぽうし、
琉球国王に中国皇帝の勅書や王冠を授けるための使者)
として来流した陳侃という冊封正使の
冊封記録である「使琉球録」の中に、
「琉球の果村」として「芭蕉」の記載があって、
それ以前には、
「バナナ」が中国や東南アジアとの交易で、
琉球に導入されていたと考えられています。

開花直後の様子.jpg
バナナが花芽を出すときは、
言わば「自身の最期の集大成」です。

「一世一代の、1回の開花」
ですから、
バナナに対しては、敬意を表して見ています。

収穫を待つバナナ^3.jpg
次に託す子其(子株)を数本出して、
自分の役割を確認したかのように、
やがて自身のエネルギーを全て使い果たして
大きな「房」を付けると朽ちてしまうのです。

収穫を待つバナナ^2.jpg
バナナの生涯は、わずか1・半〜2・なのですが、
バナナからは、いろいろなことを教わります。

久々のバナナ園の様子でしたが、
バナナオーナーの方々には、
それぞれのバナナの生育他其を
小まめに配信していますので、
“重複”を避けているうちに、
ブログがおろそかになってしまいました。


posted by RIU at 15:17| 沖縄 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
“島バナナ”の「マーサン種」が
次々に「房」を付け出しました。

これは【小笠原系】の島バナナでは
ないですよね?

通称島バナナは【小笠原統】を指してものでは
ないですか?
Posted by at 2006年04月28日 12:14
バナナは、バショウ科バショウ属の多年生大形草本で、果実を食用にする種類の総称です。

東南アジアのものだけでも134品種ある、といわれています。

沖縄に小笠原種が導入されたのは、1888年(明治21年)に、当時の国頭郡長・朝武士干城によって、パイナップル、レモン等と一緒に導入されたのが始まりといわれています。

小笠原種は、小笠原が原産ではなくて、もともとはマレーが原産だったと文献には記されていて、「草丈が高く、長幹種の一種」と定義されていますから、これは、通称「モンキーバナナ」のセニョリータ種を指していると思われます。
沖縄の一般的な“島バナナ”は、このタイプです。
皮が薄く、甘いのが特徴ですよね。

「マーサン種」は、セニョリータ種と違って、草丈がやや短めで、幹が太く、「房」も大きく、バナナの大きさも「モンキー」よりやや大きいです。

スーパーや果物店で一般的に売られているフィリピンからの輸入バナナの代表的な品種は「ジャイアント・キャベンディッシュ」で、バナナの大きさが大きいですから、これは「マーサン種」とは違います。

となると、小型〜中型の「ラツンダン種」のグループに「マーサン種」がある可能性が考えられます。
やや太短く、皮が薄いバナナで、とても甘みが強く、やや酸味があるのが特徴で、フィリピンの生食用バナナです。

私も、いろいろ調べてはいるのですが、「マーサン種」は、フィリピンから導入されたものだと思っていましたが、どうなのでしょうか?

ご指摘のように「モンキー型」の一般的な沖縄の“島バナナ”は、小笠原種を指すものだと思いますが、私のブログではこれを差し置いて、沖縄で生産されるバナナは、いろいろな品種を含めた総称として『島バナナ』と、広義に解釈しています。
Posted by 岡田康子 at 2006年04月29日 00:39
難しいところですが・・・
沖縄産の【島バナナ】は一般的に品種・系統として認識されています。
沖縄で生産した三尺バナナ、イスラエル導入の品種、台湾バナナは普通【島バナナ】とは呼ばないですよね!
同じくフィリピンから輸入しているモンキーバナナは
ゲノム的には島バナナと同じグループですが、品種としては別のものとされています。

島ダイコン、島ニンジン、島トウガラシなど沖縄独自のローカル品種なので「島」が頭にきます。

島ラッキョウは本土と同じ品種のようですが、収穫時期や食べ方が独特です。

生産地として識別するために「島」をつけるのは【お米】があります。高齢の方は島米(島産米)という表現をよく使います。

さて、「マーサン種」ですがブラジル(南米)から導入された品種ではないですか?
最近沖縄のホームセンターでも苗木を売っているようですが・・
Posted by しまんちゅ at 2006年04月29日 10:32
しまんちゅ様は、ずいぶんお詳しいですね。
勉強になります。

農業でいう「在来種・外来種」という定義は、大事なことで、生産者や消費者には、私もそういう話をすることがあります。

小笠原種(在来種)のあとに、1910年代に台湾から「北芭種」と「仙人種」が沖縄に導入され、戦後になって、昭和34年に三尺バナナ(中国南部原産)、昭和35年にウィルアムハイブリッド等がハワイから導入されてきました。
その後、ボリビアやエクアドル、イスラエルなどからも苗(株)が導入されています。

そういう意味では、沖縄には10種類くらいの品種があるようです。

農業的には、“島バナナ”は小笠原種を指すのですが、私がこのブログで、沖縄のバナナを「島バナナ」と総称しているのは、
「沖縄のバナナは“安全”ですよ」
という観点で、1つにくくりつけているからです。

もちろん、県内のバナナ栽培でも、農薬や除草剤を使用している農家はあるのですが、あくまで私の個人的な見解で、そういう農家の生産バナナは外して考えています。

除草剤や農薬を使用しないで栽培し、ポストハーベストやくん蒸処理もない沖縄のバナナ、という考え方で、「沖縄産」を1つにまとめているのです。

厳密な意味合いからは外れていることは確かですし、誤解を生むことはあると思いますが、私のブログは本土の“バナナ好き”の人向けのもので、「在来種」の定義も折に触れて説明していますので、何とぞご容赦下さい。

「マーサン種」は、昨年メイクマンで売られているのを見ました。
説明書きが出ていましたが、見なかったのです。
バナナの文献は図書館でよく見るのですが、「マーサン種」が出てこないので、どこから導入されたのか正確には分かりません。
導入先は、南米(ブラジル)なのでしょうか?

今すぐは無理なのですが、もう少し先になりましたら、県内のバナナについて調べてみたいと思っています。

Posted by 岡田康子 at 2006年04月29日 12:49
世の中にはバナナ好きの方がたくさんいらっしゃいます。これからも楽しいブログを続けてください。
Posted by しまんちゅ at 2006年04月30日 10:07
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