2007年05月20日

バナナゾウムシとの悪戦苦闘「敵を知る@」

沖縄のバナナ栽培での問題といえば、
何といっても、
「一に台風、二にゾウムシ、三にイチョウ(萎凋)病」
でしょう。

0520ゾウムシ.JPG

彼の本名は、
「バナナツヤオサゾウムシ」
(Odoiporus longicollis)
といって、
116科37万種という、
昆虫の3分の1を占める巨大グループの
コウチュウ目(甲虫目)に属しています。

このコウチュウ目(甲虫目)には、
カブトムシを始め、クワガタ,カミキリムシ,
ホタル、水生のゲンゴロウ等、
人気の高い種類も多く含まれているのですが、
バナナツヤオサゾウムシやバショウオサゾウムシ、
イモゾウムシなど
農産物Killerも混ざっているのです。もうやだ〜(悲しい顔)

コウチュウ(甲虫)の特徴は、
その名でも分かるように前翅が甲羅のように固くなっていて、
その下に柔らかい後翅を折りたたんで、
デリケートな部分を保護し、
完全変態で、幼虫はイモムシ型かウジ虫型をしていて、
蛹(さなぎ)になり、羽化して成虫になることです。

コウチュウ目(甲虫目)の中に
「オサゾウムシ科」
があり、
この中に、
 ・ バナナツヤオサゾウムシ
 ・ バショウオサゾウムシ
 ・ サトウキビコクゾウムシ
 ・ ヤシオオオサゾウムシ
 ・ バショウコクゾウムシ
 ・ シバオサゾウムシ
 ・ シロスジオサゾウムシ
 ・ ヨツボシヤシコクゾウムシ
 ・ カンショオサゾウムシ
 ・ ココクゾウムシ

が属しているのです。

甘しょ(サツマイモ)の重要害虫である「イモゾウムシ」は、
オサゾウムシ科ではなく、
「ゾウムシ科」
に、
同じく植物検疫法の規制を受ける「アリモドキゾウムシ」は、
「ミツギリゾウムシ科」
に属しているようです。

ということで、
バナナゾウムシには、
 ・ バナナツヤオサゾウムシ(クキゾウムシ)
 ・ バショウオサゾウムシ

の2種類がいるわけです。


0520近所のハイビスカス.JPG
      自宅近所のハイビスカス
posted by RIU at 23:01| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの病害虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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