2007年05月24日

バナナゾウムシとの悪戦苦闘「ゾウムシの捜索@」

ゾウムシがバナナに入り込んでいるかどうかは、
完璧ではありませんが、
外見を観察することで、
何となく識別出来るようになってきました。

彼らはバナナに入り込んで、卵を産みつけ、
それが孵化(ふか)して幼虫になると、
仮茎や葉軸を縦方向に貪欲に加害するのですが、
そのために、
バナナの樹液が外に漏れ出してくるようですから、
バナナの仮茎の半分から上、
葉軸の付け根付近の外見の特長として、
 ・ クギを引き抜いたような黒い穴
 ・ ドロドロとした透明の樹液

が見つかれば、
そのバナナには彼らが潜伏している可能性が極めて高い、
ということが判ってきました。

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それが判れば、
 ・ 立ち枯れしそうな元気のないバナナ
 ・ 開花後、成育がなかなか進まない果房

も、捜索ポイントに入りますし、
ゾウムシの成虫はジメジメしたところが好きなので、
健康そうなバナナであっても、
バナナ上部の役目が終わって枯れた葉を下に引いて、
樹液や穴を探すとかのチェックも
容易に出来るようになります。

3月19日に移植した大きなボリビアバナナは、
GWの連休中に、ついに立ち枯れてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)


コーヒー事業で応募したビジネスプランコンテストの
フジサンケイ女性起業家支援プロジェクトで
沖縄地域賞を戴いたことで

話下手の私に講演の依頼があり、
断わりきれずに、5月11日当日に、
原稿棒読み講演を行ったのですが

そんなこんなで立ち枯れたバナナも切り倒せずにいたのです。

その後、
「ゾウムシが嫌いなものを調べる実験」
を思い立ったことで、
ゾウムシの幼虫・蛹(さなぎ)・成虫を捕獲するために
ミニバナナ園の大捜索を始めたのでした。

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立ち枯れたバナナは、
ゾウムシに相当な加害をされたようで、
無残に穴だらけになっていました。もうやだ〜(悲しい顔)

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ゾウムシだって、元気なバナナに棲みたいでしょうから、
さんざん食いつくしたバナナには、
もう用がないらしく、ノコギリでいくら切り刻んでも
彼らを発見できませんでした。

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正確には、
仮茎の中に成虫が1匹いたのですが、
ノコギリで仮茎を横から切っているときに、
偶然、逃げ遅れた彼を切り裂いてしまったのでした。

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このバナナを食いつくした成虫たちは、
産卵などのために他のバナナに移動したり、
風で吹き飛ばされて、
近所のバナナに棲みついたりしたのでしょう。

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ノストラダムスの世紀末大予言だって
デタラメだったのですから、
「ゾウムシが出没中」
といっても、
すぐに“全滅”をイメージして、
悲観することはないのです。


ゾウムシに加害されているミニバナナ園でも、
続々とバナナが開花しています。

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しかし、ゾウムシに加害されたバナナは、
果房が充分に成熟出来ません。

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このボリビアバナナもゾウムシの加害で、
果房の成長が途中で止まり、
収穫して果軸を切ると、
こんなところまで加害されていたのです。

現時点では、ゾウムシ対策は出来ていませんが、
ゾウムシの分布地である東南アジアでは
バナナが全滅していませんから、
ゾウムシが大増殖出来ない“何か”理由があると思うのです。
それは、いったい何でしょうかexclamation&question


0523ハイビスカス.JPG
       近所のハイビスカス
posted by RIU at 11:39| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの病害虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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