2007年06月15日

アシダカグモ(脚高蜘蛛)の脱皮画像

なにやらエイリアンのようにも見えて、
食欲を減退させるのに充分なので、
画像を披露するのも気が引けるのですが、
アシダカグモ(脚高蜘蛛)は
ゴキブリを食べる“益虫”なので、
お許し下さい。

0614-1.JPG

昨夜、テレビを観ていたときに、
殺気を感じたので、
なにげなく庭側のサッシを見たら、
室内側のガラスで、
懸命に脱皮をしているアシダカグモを
発見してしまったのでした。もうやだ〜(悲しい顔)

0614-2.JPG

クモは、世界に3万種以上、
日本にも1,000種以上が生息しているようですが、
このアシダカグモは、
オオジョロウグモと並ぶ、日本では大型のクモで、
巣を張らない徘徊性のクモでは日本最大なのだそうです。

つまり、脚を広げると約20cmに達する
“日本版タランチュラ”
なわけですが、
 ・ オス 約3〜5年
 ・ メス 約5〜7年

というように、
クモにしては長寿で、
成長と共に、
 ・ オス  8回
 ・ メス 10回

脱皮して成体になり、
成体後でも、
オス1回、メス3回脱皮するのだそうです。

0614-3.JPG

もともと、アシダカグモは日本には生息していなかったのが、
 ・ 輸入果物などに紛れ込んできた
 ・ 江戸時代にゴキブリ退治用に人為的に輸入した

などの諸説がありますが、
それから居ついた帰化種で、
「家屋性」のクモです。

主要なエサが生きたゴキブリ(特にクロゴキブリ)や
ハエ、蛾なので、
アシダカグモは“益虫”というわけです。

0614-4.JPG

アシダカグモを見つけると、
誰でも恐怖感を覚えますが、
振動を感知するクモは、
巨大な人間なんかはるか彼方から
識別出来ているわけですから、
人前に姿を現すのは、
おそらくエサが近くにあるためでしょう。

以前、就寝中にバサッと
天井から私の顔に落ちてきたこともありました。もうやだ〜(悲しい顔)

“日本版タランチュラ”であっても、
臆病で、素手で捕まえない限り、
人間を攻撃することはないそうで、
「危険」なクモではなく、
食べ物の上なども這わないので、
家の中で人間と共生出来るようです。

0614-5.JPG

オスは、
「背中に黒い楕円の模様が2つ並んでいる」
ということからすると、
脱皮中のクモにはそれがないので、
撮影したのはメスのようですね。

東南アジアがもともとの住まいのようで、
暑さには強く、寒さには弱いので、
今までは関東地方より南に分布されていたようですが、
今や一般家庭でも暖房が普及して、
冬の家の中が暖かくなったことで、
アシダカグモも越冬出来るようになり、
生息域を拡大しつつあるようです。

ゴキブリを発見すると、
ビデオの高速早回しのようなスピードで、
追いかけ回し一撃で捕らえるのですが、
食事中に別のゴキブリを発見すると、
新たなゴキブリを追いかけ回すのだそうです。

「生きたゴキブリホイホイ」
ですから、
各家庭に下宿してあげてほしい、
安全な生物兵器としてお奨めです。

でも、
「このアシダカグモがどうして出没するのかexclamation&question
という原因をよく考えると、
要するに、
食べ物が散らかったり、湿気が多かったり、
掃除が行き届いていなかったり、
「ゴキブリなどの害虫が発生しやすい環境の家」
だということですね、私の家が。もうやだ〜(悲しい顔)

posted by RIU at 18:15| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「生物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by おかつ at 2010年07月18日 09:04
まずお礼を申し上げたい。ありがとうございました。先ほどはじめてここの主かと思われる大きな蜘蛛に遭遇し、ヒャアッと二回声をあげこれは調べなくては繁殖期であるのかしらとこちらの記事を見て納得。もともと益虫であると認識してましたがテレビボードに隠れたはった主が大きな巣を張りはったら火曜に出勤した皆さんが驚愕するに違いないと心配だったのです。おかげさまで安心しました。
Posted by おかつ at 2010年07月18日 09:16
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