2007年09月18日

郷に入らば郷に従え?

沖縄県農林水産部の
「果樹栽培要領」
のバナナの項によると、
・土壌
「有機質に富み、
土の深さが60cm以上の排水の良い肥沃な土壌を選定する…」


・ 植付距離
「小笠原種の多年株出し栽培 10アールあたり175本

とあります。

1アール=100坪ですから、
「10アールあたり175本」
とは、
300坪 ÷ 175本 = 1.7坪/本

「バナナ1本を1,7坪に植える」
つまり正方形で考えると、
一辺が約2m37cmの正方形の中央にバナナを植える、
というわけです。

070831ペール栽培1.JPG

この1.7坪の面積で、深さが60cm以上の土壌に
本来バナナを植えるべきところが、
ペール栽培では、
土壌はともかく、
土の深さは50cm以下ですし、
表面積はベラボーに小さいために、
ここに移植されたバナナは、
この狭苦しい環境に適合するために、
ミニバナナになってしまうのです。

070831ペール栽培2.JPG

葉の数は、相変わらずチェックしていないのですが、
もう数十枚出ていますし、
ペール内の乏しい土から吸収できる養分の中で、
子株も出てきたことから、
どうやらミニバナナのまま
開花してしまうことになりそうですが、
おそらく、
開花〜果房は貧弱なものになりそうです。

070831ペール栽培の子株.JPG
   子株が2本出てきました…

070831ペール栽培3.JPG


ちなみに、
「バナナの植えつける面積」
は、
私の考えでは、
県の1.7坪の約2倍の、
「バナナ1本植えるのに、理想的な面積は3坪」
です。

実際の3坪は、畳6枚分(=1部屋6帖間の面積)と広く、
こんなに広い面積に、
バナナの小さい子株を1本植えても
もったいないような感じがするのですが、
子株が成長し、果房をつけるくらいに成長したバナナは、
仮茎の太さは電柱をはるかに上回り、
葉の大きさが人間の大きさよりも大きくなり、
これが仮茎の先端から四方に張り出し、
次世代の子株も数本出てきますから、
3坪は充分に必要になるのです。

3坪の面積は13.2平方メートルですから、
正方形で考えると、一辺が約3.63メートルになります。
( 3.63 × 3.63 = 13.18 )

自動車の長さで考えると、
TOYOTAのSUV車RAV4(3ドア)の全長が3.7m、
軽自動車の規格では全長3.4m以下となっていて、
 ・ ダイハツ ムーヴ
 ・ スズキ  ワゴンR
の全長は、規格ギリギリの3.395m
ですから、
だいたい最新型の大き目の軽自動車の全長くらいの、
一辺が約3.63メートルの正方形の中央に
バナナを植えると、
バナナから3,63メートルの半分、
( 3.63÷2=1.815)
1メートル81センチの長い葉が
四方に出る面積、ということになりますから、
だいたいイメージできるのではないでしょうかexclamation&question

ちなみに、
バレーボールの日本代表、木村沙織選手の身長は、
183cmですが、
バナナの葉は、このくらい大きいのです。

070831ペール栽培4.JPG


6帖間に1本植えるべきバナナを
ゴミ箱に使うペールで栽培するのですから、
いくら
「郷に入らば郷に従え」
という格言があっても、
バナナにとっては、とても
「住めば都」
とは言えるはずもなく、
かえって残酷なことをしているのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)

070831ペール栽培5.JPG

posted by RIU at 17:09| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペールで栽培中のバナナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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