2007年11月05日

「OPP」は“オッパッピィ”の略ではない!F

昨日、琉球放送(RBC)で「ガイアの夜明け」を観ました。

題名は
「未知なる食材を求めて〜新顔野菜の仕掛け人たち〜」
でした。

これは、本土では10月16日(火曜)に放映されているのですが、
沖縄は民放が3チャンネルしかないのとコスト的な問題で、
本土とは多少ズレて放映されることが多いのです。


昨日の内容を要約すると、
・甘味の「キャンディキャベツ」、四角い顔した「四角豆」、
 フランス産の「ピンクガーリック」など
 聞いたこともないような珍しい食材が最近人気を集めていて、
 こだわり野菜やユニーク野菜を扱う東京青果の
 個性園芸事業部の扱い額は10年前は6億円ほどだったのが、
 現在は26億円を超えるほどに急成長している。

・私たちがふだん当たり前のように口にしている
 「ジャガイモ」や「トマト」、「エンドウ豆」、
 「モロヘイヤ」、「パクチー」などでも、
 もともとは日本にはない食材で、
 海外から移入して日本でおなじみになったもので、
 例えば「パクチー」が日本で本格的に生産され始めたのは、
 まだ10年前のことで、千葉県の落花生農家が
   「近隣で同じ野菜を作っていても
        他の農家と差別化はできない」
 という理由で、
 当時まったく新しい未知の野菜の「パクチー」栽培を始め、
 アジア料理ブームで売り上げを伸ばし、
 今では「生産が追いつかない」という状況になっている。

・「2番煎じではつまらない。
   トップバターになることに意義がある」
 とばかりに様々な農家や企業が
 「未知なる食材」を求め動き始めている。

・農業コンサルティングするアグリアシストジャパン
 (東京・中央区)は、中南米に生息する
 “グラプトペタラム・パラグアイエンセ”という植物を、
 日本人に合うように3年かけて改良し、
 「グラパラリーフ」というネーミングにして
 百貨店や大手スーパーで販売し、
 青りんごに似た食感と味、豊富なミネラルを含んでいる
 という評判で人気を集めている。

・アグリアシストジャパンの代表は、
  「農家や生産者が他と同じようなものを作っていても、
   そこに夢(一攫千金)を見出せない。
   夢を見出せない産業に後継者は育たない」
 という理念をお持ちで、
 代表は今年9月にはネパールに飛び、
 ナスの味のする葉野菜を味見したり、
 インドの人参と呼ばれる“アシュワガンダ”という
 苦味のある野菜の種を日本に持ち込み、
 千葉県柏市のハウスで栽培実験をして、
 イトーヨーカドーなどが興味を持っている。

・全国に16店舗を持ち、グループ全体で
 約40億円を売り上げる中華料理店「南国酒家」では、
 「モロッコインゲン」、『オオタニワタリ」、「四角豆」など
   「目新しくも美味しい食材を入手すると、
    即座にメニューに採用する戦略がお客様を飽きさせず、
    リピーターを増やす効果を生んでいる」
 と営業部長が言い、
 営業部長と総料理長が2人で新顔野菜を捜し求めて
 全国各地を奔走している。

・当然沖縄の野菜にも注目していて、
 「龍爪」(ロンガー、きゅうりに似た野菜で
      名前がないので料理長が命名)
 や「白ゴーヤ」(農家でたまたま出来た突然変異種)、
 「石垣ぜんまい」など味見して、
 気に入ったものがあれば、農家の台所で試作を繰り返している。

・中華料理店「南国酒家」は、
 売り上げが低迷した2000年ごろに
 生き残るための新たなビジネス戦略を考え出し、
 それが「新顔野菜」戦略だった。
 肉などと違い、野菜は季節によって旬のものが変わるため、
 仕入れが難しく、実際にほとんどの飲食店では、
 野菜の仕入れは業者任せになっていて、
 産地さえ不明な場合もあり、
 まして新顔野菜とくれば情報も少ないため、
 未開の分野だが、
 この店では酢豚にパイナップルを入れることを
 最初にやり出した実績があり、
 業界では、
  「南国酒家で人気が出た新顔野菜は、
   翌年スーパーに並べられてヒット商品になる」
 と言われていて、
 常に業者などからの新顔野菜の売り込みも多い。


というような内容でしたが、
「安全に生産された珍しい野菜」
というよりも、
「目新しさ(=高価格)+味」
が最優先された利益主義的な感覚に、
私は抵抗を感じましたし、
どのみち、ただ「珍しいから高い」というだけでは、
飽きられるのも早いことでしょう。

世界中の珍しい野菜に取組むなら、
「安全で滋養強壮など身体に良く、美味しいものでしかも適正価格」
という理念で探してもらいたいものです。


食の思想として用いられている言葉として
 ・ 医食同源
 ・ 不老長寿
 ・ 薬食一如
 ・ 薬食同源
 ・ 健土健民
 ・ 身土不二
 ・ 地産地消
 ・ スローフード

などを聞くことがあります。

これらは簡単にいえば、
 ・ 医食同源
  「食生活がきちんとしていれば健康でいられる」
   という意味

 ・ 薬食一如
   「食べ物と薬は同じで、
    食べ物を正しく使うことで健康になる」

   という考え方で「医食同源」と同義

 ・ 薬食同源
   「食べ物の持つ薬効を利用し、
     病気の予防・治癒をはかる」

   という考え方で、これも「医食同源」と同義

 ・ 健土健民
   「健全な土地が健全な食料をもたらし、
     健全な食料が健全な人間を形成する」

   という農業の思想

 ・ 身土不二
  「しんどふに」と読むと、仏教用語で
  「身」(=身体)と、
  「土」(身がよりどころにしている環境)は切り離せない、
  という意味

  「しんどふじ」と読むと、
   「地元の食品や伝統食が身体に良い」
  という意味


 ・ 地産地消
   「地元で生産された食材を、地元で消費する」
   という意味

 ・ スローフード
   「地元の食材と「食」にまつわる文化を大事にしよう」
   という取り組み

という意味で、特に「身土不二」では、
 「住んでいる所の一里四方の物を食べて暮らせば
  健康でいられる」

ともいわれていて、
私も感化されているのですが、
この話は奥が深いので、
またの機会に記述することにしましょう。

posted by RIU at 14:40| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な農薬・ポストハーベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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