2007年12月13日

アサギマダラ(浅葱斑蝶)

本部町と今帰仁村の境界にある乙羽岳山麓の
スィートバナナホームを今月上旬に訪問したときに、
敷地内のお花畑で、
アサギマダラ(浅葱斑蝶)という、
綺麗な蝶を見つけました。

アサギマダラ071201−1.JPG

「浅黄(あさぎ)色」なら、
淡い黄色というようにイメージ出来ますが、
「浅葱(あさぎ)色」というのは、
葱(ネギ)の若芽にちなんだ色名のようで、
「緑味がかった青色」
を指すようですから、
沖縄の淡い青緑の海の色をイメージして頂ければ、
近いかもしれません。

この青緑の斑点を持つアサギマダラ(浅葱斑蝶)は、
冬に南下し、春に北上する「渡り」をする
日本で唯一の蝶ですから、
沖縄独特の蝶ではありませんが、
「アサギマダラ(浅葱斑蝶)が沖縄にやって来た」
ことは、
沖縄に冬の到来を告げていることなのです。

アサギマダラ(浅葱斑蝶)は日本本土と南西諸島、台湾まで
2千キロ近くを移動することが確認されていて、
寿命は半年程度らしいですから、
冬に南下した蝶の子孫が春に北上するようです。

春から夏にかけては本州等の
標高1,000メートルから2,000メートルほどの
涼しい高原地帯を繁殖地として、
秋、気温の低下とともに適温の生活地を求めて
南方へ移動を開始し、
九州や沖縄、さらに八重山諸島や台湾にまで
海を越えて飛んで行くのだそうです。

アサギマダラ071201−2.JPG

沖縄の渡り鳥としては、
 ・ マガモ
 ・ ツバメ
 ・ オオハクチョウ
 ・ サシバ
などがいますが、
北の国から沖縄にやって来て暖かい冬を過ごし、
春にはまた北の国に戻って繁殖を行う
ガン・カモ類やサギ類のような“冬鳥”が
アサギマダラ(浅葱斑蝶)と行動は似ていますが、
冬鳥は、同じ個体が“渡り”をして往復しています。


撮影したアサギマダラ(浅葱斑蝶)には、
移動研究のためのマーキングがされていました。

捕獲した蝶の翅(はね)の半透明部分に
 ・ 捕獲場所
 ・ 年月日
 ・ 捕獲者名
 ・ 連絡先
などの個体識別を記入し、
このマーキングされた個体が
再び捕獲された場所や日時によって、
何日で何km移動したかが分かるようなシステムになっていて、
夏に日本本土で発生したアサギマダラは
秋になると南西諸島や台湾まで南下、
繁殖した子孫が春に北上し、
日本本土に再び現れるという行動パターンや、
直線距離で1,500km以上移動したり、
1日あたり200km以上移動した個体も
明らかになったのだそうです。

撮影したアサギマダラ(浅葱斑蝶)のマーキングは、
読み方が分からないこともあって、
どこにも連絡していないのですが、
12月1日(土曜日)午後2時半くらいに
本部町と今帰仁村の境界にある乙羽岳山麓で撮影しましたので、
研究者をご存知の方がいらっしゃいましたら、
ご連絡をお願い致します。

アサギマダラ071201−3.JPG

なお、アサギマダラ(浅葱斑蝶)の撮影時は、
数えていませんが、複数いました。

標高の高い地域にいるようで、
私の住む南風原町では、今まで見たことがないので、
思わずミーハー的に撮影してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
posted by RIU at 11:06| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「生物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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時計 セイコー 時計 ハミルトン http://www.hardyimportance.info/
Posted by 時計 ハミルトン at 2013年07月28日 05:02
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