2005年10月06日

沖縄といえば「お茶」〜その3「チャとティーの語源」

10月4日 沖縄といえば「お茶」〜その1「緑茶」
10月5日 沖縄といえば「お茶」〜その2「中国茶と日本茶の違い」


お茶を「チャ」と呼ぶか「ティー」と呼ぶか?
お茶を表す名詞は、大きく分けると下記の2系統に分類され、
お茶が伝えられたルートと深い関係があります。


1.中国の広東語系の「CHA(チャァ)」
  16世紀にポルトガルが中国とヨーロッパとの海上交易を始め、
  その港は広東省の香港とマカオだった関係で、
  ポルトガルでは、お茶を「CHA(チャ)」と言います。
・ インド(CHAI)
・ ロシア(CHAI)
・ トルコ(CHAI)
・ アラビア(SHAI)
・ ヒンドゥ(CAY)
・ 日本の「茶」は、奈良・平安時代に遣唐使や留学僧から伝わりました。

  琉球から中国への進貢貿易が始まったのは14世紀後半で、
  特に14〜16世紀は大交易時代とよばれ、
  中国との進貢貿易を柱に、
  日本・朝鮮・東南アジア諸国を結ぶ中継貿易が展開した時代でした。

  中国からは御冠船とよばれる冊封使をのせた船、
  また琉球からは進貢使や留学生をのせた船がさかんに往来しています。

  この時期にお茶は中国から直接導入されたはずで、
  お茶の導入は日本より早かったと思われます。


2.中国の福建語系の「TE(テー)」
  17世紀に入ると、アジア交易の覇権はオランダが握り、
  福建省の厦門(アモイ)港を拠点にします。

  お茶は、福建方言で「TE」、厦門方言で「TAI」と言います。

  オランダ東インド会社は、ジャワ近辺にも大きな拠点を置いて、
  お茶や香辛料、絹織物などの中国を始めとする
  東南アジア産品もヨーロッパに持ち込みました。

  マラッカ海峡に面した現在のインドネシア、マレーシア一帯には
  福建省出身の華僑が多く移住して交易に関わり、
  現在に至っていますが、マレー語でもお茶は、「テー」と言います。

  オランダにはこれがそのまま伝わったようで、
  「THEE(テー)」と呼ばれています。
・ マレーシア(TE)
・ イギリス(TEA)
・ ドイツ(TEE)
・ スウェーデン(TE)
・ フランス(THE)
・ スリランカ(THEY)
・ 南インド(TEY)
posted by RIU at 12:16| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「茶」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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