2005年11月10日

アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その3

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11月 3日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その1
11月 6日 日本の“飽食”を考える
11月 9日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その2

米国では2003年12月に初めてBSE感染牛が見つかり、
今年の6月10日に2頭目が見つかりました。

米国では約1億頭の牛が飼育されていて、
年間3,500万頭が食用肉に出荷されています。

このうち、2003年に検査されたのは、わずか2万頭で、
食用肉全体でみると
2万頭÷3,500万頭=0.06%
です。

それでもBSE感染牛が見つかったということは、
「米国内でいかに感染が広がっていたか」ということで、
それまで発見されなかったのは、
ほとんど無検査だったからに過ぎないのです。

2003年時点での米国のBSE汚染度を単純計算すると、
今回の検査の通り、
「2万頭に1頭がBSEに感染している」
と仮定して、
3,500万頭÷2万頭=1,750頭
が、感染牛が存在していたことになります。

米国農務省(USDA)は、昨年の2004年6月から、
24ヶ月齢以上(と思われる)の歩行困難など危険度の高い牛の
BSE検査(サーベランスプログラム)を実施しています。

最終的に26万8千頭を検査する予定ですが、
今年の6月10日には、
早くも2頭目が見つかってしまったわけです。

26万8千頭と言っても、
米国では年間3,500万頭が食用肉に出荷されているわけですから、
全体からすると検査率は
26万8千頭÷3,500万頭=0・8%
に過ぎません。

これでは、
「米国産牛肉の感染度が非常に低い」
と言い切るには無理がありますよね。

実際に、ハーバード大学のリスク分析でも、
「米国内には現在も多数の感染牛が存在している」
というレポートが出ています。

米国のBSE検査(サーベランスプログラム)26万8千頭は、
今年中に達成される予定で、
輸入再開を論じるのは、
本来ならこの高リスク牛の検査が終わってからでも遅くはないのです。

もし、来年初めの輸入再開なら、
米国でのBSE発見から丸々2年間(24ヶ月)が経ち、
さらに6月まで引き延ばせば30ヶ月経過することになります。

そうなれば、米国で食肉用に出荷される牛の、
ほぼ100%がBSE発見後に生まれた牛となります。

米国に“誠意”という言葉が理解できるなら、
日本が実質的に全頭検査を廃止する来年2006年7月まで
待つべきではないでしょうかexclamation&question

だいたい米国は、日本でBSEが見つかった途端に、
米国側は直ちに日本産牛肉の輸入を禁止してしまいましたよね。

“安全”が確認できない以上、当然な措置でしょう。

その後、日本も遅まきながら、
全頭検査やトレーサビリティなどの安全対策を講じましたが、
米国は日本に対する輸入禁止はそのままにしておいて、
米国内の規制や管理がズサンなままで、
日本側に
「米国牛の輸入を今すぐ解禁しろexclamation
と矢の催促をする行為は、余りに身勝手過ぎますね。

小泉将軍様が輸入再開を認めるまでは、
米国での3頭目は意図的に隠されるので、
発見されることはないでしょう。

日本では最初の1例目が発見された2001年9月以降、
約450万頭(全頭及び死亡牛)の検査が実施され、
延べ17頭のBSE感染牛が発見されています。
感染率は、
17頭÷450万頭=0.00038%です。

もし、アメリカ並みの0.06%の検査率だとすると、
約450万頭(全頭及び死亡牛)×0.06%=約2,700頭
の検査しかしていないことになりますから、
これまでの延べ17頭のBSE感染牛は、
検査をすり抜けていた可能性が強く、
日本でのBSE感染牛は、もしかしたら
「著しく発生率が低い」
と言われているかもしれません。

小泉将軍様が米国側の圧力に屈して今の状態で解禁したら、
国内の厳しい基準と米国のいい加減な基準という
「2つの基準」が併存し、
一貫して国内で築きあげてきた厳しい対策の「根拠」が
無くなってしまいます。

それに、米国に門戸を開けば、
同じBSE汚染国のカナダや欧州からの輸入も
認めざるを得なくなってしまいますよね。

誰だって、イギリスの牛肉は食べたくないでしょう。

本来は日本に輸出する牛だけでも
日本の基準である全頭検査をしない限り、
輸入を解禁してはいけないはずですが…。

小泉将軍様が、第3次改悪内閣で
“BIG SURPRISE”をしなかったのは、
ブッシュにBIG SURPRISEの
クリスマスプレゼントをする、
イキな計らいをするために取っておいたんですね。もうやだ〜(悲しい顔)

これを機会に、
「国連が早急に国際的な共通の安全基準を設ける」
ようにして、
それを加盟国内で徹底させるべきではないでしょうか
exclamation&question

posted by RIU at 21:38| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な米国産牛肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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