2005年11月12日

アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その5

日本の牧場風景.jpg

11月 3日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その1
11月 6日 日本の“飽食”を考える
11月 9日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その2
11月10日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その3
11月11日 アメリカ輸入牛肉は食べてはいけない〜その4

人の「異常プリオン病」感染は拡大傾向にある
BSEと同じプリオン病は、もともと人間にも発生していて、
医療機関での感染が心配され始めています。

60歳を過ぎると、外部から感染しなくても、一定割合で
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)が発生しているのです。

発症すると脳がスポンジ状になり、
痴呆が進んで確実に死に至ります。

これは、人の“狂牛病”とも言われるべき病気なのです。

牛から人間への感染と違って、
人から人への感染率・発症率は当然高くなります。

日常生活ではCJDに感染するリスクは
「まず無い」と言われていますが、
病院に入院するとそうもゆかなくなるのです。

病院の器具は殺菌消毒されていますが、
異常プリオンを消滅させるための特別の処置は
とっていないケースが実際にはほとんどです。

異常プリオンは、
「熱や酸、アルカリにも強く、完全に消滅させることは困難」
と言われています。

万一、少しでも医療器具に残っていれば、
次に手術を受けた人が感染してしまいます。

そのため、
「CJDが発症した人の手術器具は、使い捨てが原則」
になっています。

英国では、BSEが発見される5年前の1981年に、
CJD患者顧問団が、このことを助言し、
手術器具の使い捨てが始まりました。

そして、使い捨ての範囲を広げてきました。

日本で関心が高いのは、牛のBSEだけで、
人から人にCJDが感染する可能性については、
医者も政府も考慮してきませんでした。

特に怖いのは、CJDが発症しかかっている人が、
体調不良で入院したようなケースです。

医師もCJDとは疑っていないでしょうから、
医療器具は通常の細菌感染を防ぐ“消毒”だけになってしまいます。

これだと、CJDに感染する危険が高くなります。

厚生労働省は、2003年3月に
クロイツフェルト・ヤコブ病感染予防ガイドライン
を作成しましたが、まだ医療機関での関心は低く、
このガイドラインを守っている病院は、
ほんの一部だと言われています。

間もなく団塊の世代が60歳代に到達します。

そうなると、CJDの発症数も増えますから、
CJDが進行し始めた人が病院で
脳や脊髄、眼の手術を受ける機会も増えます。

それだけで感染の危険性が増大するということで、
日本人にとっては、牛を媒体にした食品のリスクも心配ですが、
人から人へのCJDのリスクの方が、
感染の可能性からすると、はるかに大きいでしょう。

BSE対策と同時に、
人のプリオン病対策も急がなければなりません。


posted by RIU at 21:12| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 危険な米国産牛肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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