2006年06月03日

沖縄といえば「キビ」

沖縄で“キビ”というと、
「サトウキビ」のことを連想しますが、
今日のテーマは桃太郎のキビ団子で有名な「キビ」です。

 キビ2.jpg
「穀類」には500種類くらいあるそうですが、
一般的に現在の「穀物」という定義では、
・ 米
・ 小麦
・ とうもろこし
の3種類を指していて、
その他は「雑穀」という名前で格下に扱われています。

“キビ”は熱帯アフリカ原産の穀物で、
インドを経由して4世紀以前に中国に伝来し、
日本には平安時代に入ってきたようです。

沖縄から北海道まで、どの地域でも栽培されていたようです。

江戸時代の飢饉や高い年貢に苦しむ農村で食べられていたり、
終戦中や終戦後の食糧難の時代に
粟(アワ)や稗(ヒエ)という雑穀で飢えをしのいだとか、
“タカキビ”は中国では「コーリャン」と言って、
畜産飼料のような安っぽいイメージがありました。

痩せ地、乾燥地や寒冷地でもよく生育して、
かなりの収量が上がり、病害虫に対する抵抗性も強く、
食用のタカキビの幹は垣根、屋根、壁の材料や、
敷物の加工原料、椀や箸などを染める染料、蝋(ろう)、
ホウキにしたり、燃やして燃料としても利用されたようです。

高度成長とともに、“雑穀”というイメージの悪さから、
いつしか敬遠されてきたのですが、
昨今の健康ブームで、また市民権を復活してきたようです。

 キビ1.jpg
「五穀米」というと、白米に
・ 麦       食物繊維が豊富
・ 粟(アワ)   ビタミンB1、B2、鉄分などが豊富
・ キビ      全身的な新陳代謝を促進する効果や鉄分も豊富
・ 稗(ヒエ)   たんぱく質、ビタミンB1、B2、脂質が豊富
・ アマランサス  鉄、カルシウム、食物繊維が豊富
とかが、配合されたりしていますよね。

“キビ”は、白米に混ぜたり、団子汁、ハンバーグ、
クッキー、ケーキなど
“健康ブーム”のおかげで
多くの料理に使われる機会が増えてきたようです。

・ 繊維は小麦の8倍
・ 鉄分は小麦の5倍
・ 脂質は小麦の2.5倍
・ マグネシウムは白米の5倍
も含まれているようですし、
小麦のグルテンを含まないので
小麦アレルギー対策にもなるようです。

その他にもビタミンB群、
必須不飽和脂肪酸の含有量も豊富なので、
「栄養食品」として見直されてきた、
古くて新しい雑穀なのです。

 キビ3.jpg

袋がけされているのは、スズメやタイワンシロガシラなどから
実を守るためのカバーのようです。

袋が飛ばされたキビの実には、スズメがついばんでいました。
posted by RIU at 15:31| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

沖縄といえば「雲南百薬」!

「朝鮮(高麗)人参」が“万能の霊薬”として、
漢方薬や薬膳料理、人参酒、ドリンク剤(効き目?)などで有名ですが、
これより高価で効き目もあるという人参に
『三七(田七)人参』というのがあります。

健康食品として売られているのを知っていましたが、
私は何かと“疑って”かかる方なので、
高価格で効用は?、しかも読み方も知らないので、
「何これ?」という無関心状態だったのです。

「田七」は「でんしち」と読むそうです。

『三七(田七)人参』に興味を持ったのは次の理由からです。

沖縄で最近『雲南百薬』という薬草が、
「知る人ぞ知る」という感じでジワジワと広がりつつあって、
昨年から地元市場で見かけるようになりました。
雲南百薬の店頭販売.jpg
私は3〜4年前から知っていて、
糖尿病で高血糖の人から
 「1ヶ月間毎日葉を食べたり、煎じてお茶にして飲んだら
  正常値に回復した」
という話を直接聞いていて、
話半分で試してみようと思っていました。

『雲南百薬』という薬草について、いろいろ調べていたのですが、
ベトナム戦争のときに、
ベトナム軍の兵士が『雲南百薬』を止血目的で使っていて、
敵軍である米軍が成分を分析したところ、
「成分の8割が田七」で、止血するばかりでなく、
打ち身や、潰瘍・ガンなどにも効用があることで驚いた、
というエピソードが出てきたのです。
それで「田七」に興味を持ったわけです。

要するに、『雲南百薬』の効用は『三七(田七)人参』の8割、
というように理解すれば良いことになります。

三七(田七)人参
・ 三七人参は中国南西部(雲南省・四川省・広西省)を原産とする
  ウコギ科の多年草で、
  別名を田七人参、和名は人参三七というそうです。
  一般の赤ニンジンとは全く違うみたいですね。

・ 「朝鮮(高麗)人参」も「三七(田七)人参」と同じ
  ウコギ科ですから、
  同じような形状をしているのかもしれません。

・ 「三七」という変な名称は、
  「根が生薬とするに必要な大きさに育つのに3〜7年かかるから」
   という説や、
  「茎から伸びた3本の枝の先にそれぞれ7枚の葉からつくから」
  という説から付けられたようです。

・ 三七人参は、
  雲南地方では昔から「金不換(金では買えない)」といわれるほど、
  数多い漢方生薬の中でも最高級の秘薬としてされてきたのだそうです。

・ 一般的には滋養強壮、疲労回復、血圧調整、狭心症、脳出血、
  自律神経失調症、減肥、美肌効果などの効用があるといわれています。

・ 人参サポニンは「朝鮮(高麗)人参」の数倍も多く含まれ、
  血中コレステロールの低下、活性酸素による過酸化脂質生成の抑制、
  痩身効果などのほか、
  免疫力増強、核酸の合成促進、血糖値の改善、中枢神経の鎮静などの
  薬理作用が明らかにされていて、
  人参サポニンが他の有効成分と相乗的に働いて、
  ガンやアレルギーあるいはリウマチなど、
  免疫に関わる異常に対し有効に働くとする研究発表も多いようです。

・ 抗ガン作用に関する研究は京都薬科大学のほか、
  静岡薬科大学、昭和大学などでも進められているそうです。


雲南百薬
・ 「雲南」と付くくらいですから、
  中国の雲南省あたりが原産なのかもしれません。
  「三七人参」も雲南省あたりが原産でしたね。
  雲南省の人たちはみんな「元気ハツラツ」なんでしょうかexclamation&question
  気になりますね。

・ ツルムラサキの仲間で、生命力が異常に強い植物です。
  「葉1枚を地面に挿しても活着する」というくらい、
  誰でも簡単に栽培できます。
  勝手にどんどん増えてゆきますから。

・ 日当たりの良いところで、最初は水が必要です。
  本土であれば、春〜秋は庭でも大丈夫でしょうが、
  冬場は室内の窓側やビニールをかけたりすれば大丈夫かもしれません。

ゥ宅の雲南百薬.jpg
・ 葉は、5〜10秒間サッと湯通しするだけで、
  ゴマだれかマヨネーズで食べると、
  シャキシャキした食感で、クセが全くなくて、万人に好まれるはずです。
  炒め物やサラダにも使えると思います。

・ 根塊(「むかご」のようなもの)も、茹でるとイモのようで、
  クセがなく、なかなかイケますよ。

・ マグネシウムがレタスの8倍、カルシウムはピーマンの6倍、
  亜鉛はニラの2.5倍、銅はキャベツの8倍、とか言われていて、
  とにかく凄そうです。
  何たって「百薬」という名前ですからね。

ゥ宅の雲南百薬2.jpg
・ 我が家では庭から取ってくれば良いのですが、
  取っても取っても大丈夫なくらい成育するには
  半年くらいかかりました。

・ 我が家では全員健康なので、
  「食べてどうなった?」というのは実感はわかないのですが、
  おかしな健康食品を取るよりはよほど良い、と思って
  週に4〜5日「湯通し+ゴマだれ」で食べています。


スーパー薬草「雲南百薬」の『根塊(「むかご」のようなもの)』
雲南百薬の“根塊”.jpg
・ ネット上で、雲南百薬の苗が1本1,000円前後(送料別)で
  売られているようです。

・ “種”はないようですが、
  『根塊(「むかご」のようなもの)』を植えると
  根が出て簡単に発芽します。

・ 『根塊(「むかご」のようなもの)』を
  送料込み300円で頒布しますので、
  もし興味がある方は下記までMailでご連絡下さい。
  連絡・問合せ先メール okinawa-banana@zpost.plala.or.jp

posted by RIU at 12:31| 沖縄 ☔| Comment(7) | TrackBack(1) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

沖縄といえば「タバスコ」

タバスコの栽培.jpg
唐辛子比較・葉.jpg
唐辛子比較・タ2.jpg

8月2日 沖縄といえば「島唐辛子」


タバスコが、そろそろ収穫時期を迎えました。

比較画像では、
左側が「タバスコ」、
右側が「沖縄の島唐辛子」
です。

“タバスコ”とは、
もちろん、パスタなどにかけるペッパーソースのことです。

種苗センターにタバスコやハバネロの苗が売っていたので、
試しに買って自宅で栽培しました。

ですから、特に沖縄名産ではないのです。

ギネス公認世界一辛い唐辛子は、
メキシコ原産の赤やオレンジ、緑色をした
ピーマンのような形の「ハバネロ」という品種ですが、
ただ「辛味」だけが強く感じるだけなので、
個人的には好きではないので、ハバネロの苗は買いませんでした。

ギネスには、ハバネロの辛さの測定単位「スコピル」が
『30万』という“測定値”を登録しています。

「スコピル」は、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の
辛味度合いを表現するための単位で、
この数値は、例えば「1万スコピル」というと、
1万倍に薄めたとき、辛味を感じなくなるという意味で、
要するに、辛味が感じなくなるまで水で薄めたときの
「希釈倍率数」のことです。

ギネスに登録した当時は、
「スコピル」を厳密に機械で測定したではなく、
5人の人間が判定したものなので、
かなりいい加減なものなんですね。

当時の比較では、
タバスコが3万スコピルと判定されていたようです。

現在では、「カプサイシン濃度」を科学的に測定していますが、
・ ハバネロ10万〜30万スコピル
・ タバスコ3万〜5万スコピル
で、辛さはグッと接近してきました。

「唐辛子」は、
個人的には、沖縄の「島唐辛子」が“世界最強”だと思っています。

沖縄の島唐辛子は、辛味だけでなく、“コク”がありますから。


タバスコ種
メキシコを征服したコルテスが、スペインに持ち帰り、
その後世界中に広がる中で、
多数の変種を産み出す大もとになった品種だとも言われています。

タバスコ種は辛味が特に強い品種で、
果実は本来は鷹の爪と同じ位の5〜7cmほどの大きさで、
やや丸みがあり、果肉が厚く多汁質であるため
乾燥用には不向きとされています。

我が家で栽培したタバスコは、
画像のように
右の島唐辛子より一回り大きい程度にしかなりませんでした。

沖縄はサンゴ礁が隆起した島なので、
土壌にミネラル成分が多いのが特長で、
本島南部のジャーカルは、弱アルカリ土壌であることも、
生育に影響したのでしょうかexclamation&question

タバスコは、アメリカルイジアナ州の
「Edmund McIlhenny(エドムンド・マキレニー)」が、
南北戦争直後に発明し、
1868年に「タバスコ」の商標で
「マキレニー社」から販売しました。

今からちょうど100年前の1905年には商標登録を得ましたが、
「タバスコ」はメキシコの州名であり、
トウガラシの品種名でもあったため、
1909年には連邦当局の異議申立てにより、
「タバスコ」の商標権を取り消されてしまいます。

マキレニー社は商標権の反論闘争をし、
1920年代初頭にニューオリンズの連邦巡回控訴裁判所において、
「タバスコ・ソース」という名は
マキレニー社のソースを意味するとして商標登録が許可されました。

そのため、現在では「タバスコ」の名を加工食品に使用することは、
商標権に触れることになります。

タバスコは、現在ではアメリカのルイジアナ州を中心に栽培されており、
これを原料にして発酵熟成された辛いソースが「タバスコソース」であり、
一般的には唐辛子から作られるホットソースとか
チリーソースと呼ばれているソースの中の一商品なのです。

アメリカでは、ステーキなどにもかけたり、
炒めもの、カレー、スープ、ソースなどで多用するようですが、
イタリアではオリーブオイルに唐辛子を漬け込んで香
りや辛味の移ったオイルを多用し、
酢の入っているタバスコをパスタやピザにかける人は少ないそうです。

パスタやピザにタバスコをかけるのは、
日本人の特異な習慣らしいです。

日本に紹介したのはアントニオ猪木らしいですから、
猪木がパスタやピザにタバスコをかけたのでしょうかexclamation&question

パスタにパルメザンチーズという質が悪い粉チーズを
振りかける習慣が日本人にはあって、海外では少ないことからすると、
これも猪木が流行らせたのでしょうかexclamation&question

日本人って、味を台無しにして食べているのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)


このタバスコに食塩を加えて一定条件の下で漬け込み、
じっくり発酵熟成させ、さらにすりつぶして裏ごしし、
最後に塩分と酢を調整すると、
とびきり辛く、特有の風味とほどよい
酸味でお馴染みの「タバスコソース」ができあがるのです。

タバスコ種で出来るなら、沖縄の島唐辛子でも出来るはずですから、
一度チャレンジしてみたいと思います。


唐辛子の種類
唐辛子はナス科の一年草で、一般的に辛味種と甘味種に分類されます。

・ 辛味種
  島唐辛子、鷹の爪、青唐辛子、韓国唐辛子、八房、伏見辛、
  ハバネロ、パラペーニョ、カイエンペッパー、ブリッキーヌなど

・ 甘味種
  ピーマン、パプリカ、ししとう、伏見甘、万願寺唐辛子、
  アンチョ、山科など


「辛い実は、上(天)を向く」と言われているように、
沖縄の島唐辛子もタバスコも同様に実が上を向いていますが、
世界一辛いというハバネロは、ピーマン状なためか、
吊り下がって実がなりますから、
あまりアテにならないかもしれませんね。

タイワンシロガシラという賢い害鳥は、
島唐辛子を食べるので不思議に思っていましたが、
カプサイシンは鳥は耐性を持つことがあって、
辛さに無感覚になるらしいです。

タバスコで、10円玉を洗浄する実験!
posted by RIU at 23:22| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

沖縄といえば「島唐辛子」

生育中の島唐辛子2.jpg
地元市場の島唐辛子苗.jpg
地元市場の島唐辛子.jpg
醤油さし(島唐辛子入り).jpg

沖縄の「島唐辛子」は、小粒(2〜3cm)ですが、
『辛さ』はもの凄いですよ exclamation

「鷹の爪」なんか問題外、
韓国の青唐辛子より辛い「激辛品種」です。

ハバネロのように、ただ「辛い」だけではなく、
『うまみ』や『コク』があります。

栽培は全く簡単で、ただ庭に植えるだけでも大丈夫です。
水やりは割合必要とする方です。

沖縄の気候に合っていて、
台風やカメムシの被害から逃れられれば、
茎が“木”のようになって3〜4年は収穫可能のはずです。

種も売っていますが、苗は15cm程度で50円で売っているので、
それを買うほうが確実だし早いでしょう。

画像の苗は130円ですが、これは30cm以上ありますから、
植えたら2ヶ月程度で実をつけ始めるはずですよ。

私は沖縄そばに七味をかけるときは、
一般のSBの七味なら、
10回くらい「これでもかっ」て、ふりかけるのですが、
沖縄の島唐辛子では、耳かきより少し多い程度で、
同じくらいの辛さなんです。
凄そうでしょ

島唐辛子の使い方の例
・ 乾燥させてから、「醤油さし」に1〜2個、ポトンと入れて下さい。
  辛味は、ほとんどわからないのですが、醤油のまろやかさやコクが出ます。
  画像を参考にして下さい。眼鏡
  もちろん、ヘタは取らないとダメですよ。
・ カレーなどに1粒入れて、煮込むと辛味が1段階UPします。
・ キュウリや白ウリの浅漬けなどに唐辛子を切って入れる。
・ 自家製「唐辛子」をつくる。
  絞ったシークヮーサーの皮を包丁で切り、乾燥させる。
  島唐辛子を、十分乾燥させる。(フライパンで炒ってもOK)
  これらを、別々にミルで粉砕(10秒ほど)する。
  容器で調合すると、自家製唐辛子になります。
  ホントに辛いよexclamation
・ 刺身醤油に島唐辛子を細かく切って入れるのは沖縄風の食べ方です。
・ 葉も、もちろん食べられますが、
  あまり美味しくはないですから、サラダなどで。
・ ごま油に島唐辛子を漬けると、自家製「ラー油」になります。
  ぜひ、お試しをexclamation
・ 沖縄では泡盛に島唐辛子を漬けて「コーレーグース」という
  “万能辛味香味料”を日常的によく使います。
  沖縄そば屋の必須アイテムで、味噌汁に入れる人も多いです。
  自家製も簡単ですよexclamation泡盛に漬けるだけですから。
・ オリーブ油に島唐辛子を漬けても爽快な辛さが出て、
  パスタに使う人も多いです。
・ マーボー豆腐に入れても、1段階辛味が出ます。
・ その他、「鷹の爪」の使い方で利用可能!
・ 粉末や乾燥させるなど、
  加工前の保存はヘタをとり冷凍保存が好ましいかも。

いろいろな使い方がありますし、上品な“激辛”なので、私は大好きです。

沖縄では、4〜5年前から、栽培する人が増えてきましたが、
まだまだ市場にあふれるほどではありません。

品薄のときには、1kgで5千円になったこともありました
通常で、1kgあたり2千円くらいでしょうか。

3番目の画像は、地元市場で撮影したものですが、
左下のは「鷹の爪」です。
posted by RIU at 07:56| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

沖縄といえば「ハンダマ」!

050710ハンダマ市場.jpg
050710ハンダマ栽培.gif

ラーメンの“替え玉”でも、“人魂”でもありませんよ。
『水前寺菜』のことを、沖縄方言では「ハンダマ」と呼び、
沖縄では伝統的な夏野菜の1つなのですexclamation

もともとの和名の由来は、
九州熊本の水前寺近くで栽培されていたことから、
「スイゼンジナ」と呼ばれたという話です。
水前寺清子もここの出身でしょうかexclamation&question

葉の「表面は濃い緑色」ですが、
裏側は鮮やかな紫色」をしているのが特徴です。

ビタミンA、B2、鉄分を多く含み、
沖縄では古くから「血の薬」と言われています。

沖縄の「御膳本草」には、
観音菜」という名称で記載され、
「肝臓の不足を補い、久しく食へば血気を利し、身を軽し不老長生の要薬である
。」
と、記されています。

            
和名    スイゼンジナ
沖縄方言  ハンダマ
学名    Gynura bicolor
分類    キク科/多年草
原産地   熱帯アジア
大きさ   30〜60cmほど
利用部分  葉、茎
旬期    5〜11月
成分    カロチン(ビタミンA)、ビタミンB2・C、
      鉄分、カルシウム、赤色素アントシアン
効果    貧血、頭痛、めまい、目の疲れ、視力回復、夜盲症、
      眼乾燥症、角膜乾燥症に良いと言われています。
調理
生臭い風味がして、
茹でるとヌメリが出て紫色になりますし、
炒めると黒くなりますが、クセはありません。
・ ゴマ油でチャンプルー(炒め物)にする
・ 生で野菜サラダとして「マヨネーズ」「ゴマだれドレッシング」で食べる
  (触って、柔らかい場合は、生サラダでも十分美味しいです)
・ 湯がいて、柔らかく絞り、他の野菜と和えて、3時間くらいして食べる
  大根、とうがん、アロエなどは、鮮やかな紫色が染まりますよ)  
・ 味噌汁(玄米乳のようにとろみが出て、汁は紫色に染まり、少し抵抗あり)
posted by RIU at 10:50| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月09日

沖縄といえば「ナーベラー」!

050709ナーベラー市場.jpg
050709ナーベラー栽培.jpg
050709ナーベラー畑.jpg

ナーベラー」とは沖縄方言で、要するに「ヘチマ」のことです。

本土でヘチマといえば、
化粧水にしたり、タワシにしたりしますが、
ここ沖縄では立派な夏野菜ですexclamation

柔らかく、少し歯ごたえがあり、
・ チャンプルーにして炒める、
・ 味噌汁の具材として、
・ ミートソース系のスパゲティの具材、
・ イタリアンの、ケチャップ系炒め物の具材、
・ 中華料理の具材、
・ アルミホイルでの包み焼き
などで食べます。揺れるハート

品種は特別なものではなく、本土と全く同じですが、
沖縄で食用するヘチマは、“熟す前の若い果実”を使っています。
最初の画像でお分かりになるでしょうかexclamation&question
あまり大きくなりすぎると"す"が入って美味しくないです。
大きくなったのは、ホントにタワシしか使えないかもしれません。もうやだ〜(悲しい顔)

大きさの目安としては15〜25cmくらい、
収穫の時期としては開花から2週間くらいで収穫するのがベストでしょう。わーい(嬉しい顔)
夏場は開花後、10日で収穫のようです。

花は朝咲きますが、概ね20℃を超えるとしぼむようで、
日中はしぼんでいます。

文献本には、
煮て食へば、熱を除き、腸を利す。風を去り、痰を化し、血を涼し、毒を解し…
と書いてありました。

「医食同源」・「身土不二」は『薬食一如』に通じます。
一度は食べなきゃ損ですよexclamation×2

posted by RIU at 11:03| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月08日

沖縄といえば「うりずん」!

050707うりずんー2.jpg
050707うりずん.jpg
050707うりずんー収穫前.jpg
050707うりずんの花.jpg

沖縄では
「四角豆(しかくまめ)」
「うりずん(豆)」
とも呼ばれる、マメ科のツル性植物です。

最初の画像のように、
さやの側線に沿って4つの翼をつけたような珍しい形で、
断面が四角いことから、単純に“四角豆”という名前がついたようです。
翼が鳥の羽のように見えることから
“ウィングド・ビーンズ”という別名もあるそうです。

日本では沖縄を中心に栽培されていますが、
九州、四国、小笠原諸島などでも徐々に栽培されるようになってきました。

市場での販売量は少なく、
タイなどからの輸入品や国産品などが
本土の一部のスーパーやデパートに出回っている程度で、
一般的にはまだまだ珍しい野菜のようです。
ご覧になられたことありますかexclamation&question
旬は6月〜9月です。

“うりずん”とは、
沖縄の方言で「初夏の季節の頃」という意味で、
梅雨のあと、長い夏に入る前の、沖縄で最もさわやかな季節、
ちょうど今頃の時期のことを言います。


西欧社会に知られるようになったのは17世紀頃ですが、
もともと熱帯地方原産で、
ビルマ、パプアニューギニアあたりでは古くから栽培され、
現地で食べられていたようです。

日本には1900年頃に導入され、当時は“トウサイ”という名前が付きましたが、
普及しなかったようですね。

その後、「沖縄の夏の野菜不足」を補う目的で、1980年代に
当時の農林水産省熱帯農業研究センター(現、国際農林水産業研究センター)によって
栽培方法が研究され奨励されました。

その時に開発された品種の名前を、
「草木が一斉に芽吹く時の美しい薄緑色をしている」
「さわやかな時期から収穫できる」
などから品種名を“うりずん”と命名したようです。

ビタミンCやミネラルをたっぷりと含み、
成人病予防や美肌効果までもあるそうです。
(ホントかいなexclamation&question
豆には、大豆なみのタンパク質と脂肪が含まれているそうです。

名前の通り、角が4つある豆(四角豆)で、
・ さやごと天ぷらにしたり、
・ ゆでて薄い輪切りにしてマヨネーズや醤油、ドレッシング等をかけて食べたり、
・ 炒め物、
・ 揚げ物、
・ 和え物、
・ サラダ
など広い範囲の調理に向いています。

角が四角といっても、
“フリル”のようになっているので、輪切りにすると星のようですよ。

スターフルーツの断面より、
昔のスペースインベーダーゲームの、
迫りくるインベーダーに似ていませんかexclamation&question

見た目の割りに、“味”は、「少し苦いサヤエンドウ」という感じで、美味しいです。
クセがないので、私は“ゆで・マヨ” が一番好きです。

害虫が付きにくく無農薬で育てられますから、安全な野菜です。

完熟した豆の他にも、
・「花」、
・「イモ(細いさつま芋状)」
も食用になります。

パプア・ニューギニアでは、
この「イモ」が特に好まれているそうで、
「イモ」を大きくするために「花」を摘んでしまい、
豆を実らせないようにするほどだそうです。

問題は、熱帯系植物なので冷蔵庫での保存には向かないことです。もうやだ〜(悲しい顔)
収穫後は、新聞紙にくるんだり、
ビニール袋に入れて家屋内に常温で置くと10日〜2週間は保存できます。
そのあたりが、本土流通できない理由でしょうね。もうやだ〜(悲しい顔)

栽培方法を詳しく知りたい方は、下記サイトをご覧下さい。
     四角豆(シカクマメ)
 



posted by RIU at 07:58| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月01日

沖縄野菜「モーウイ」

050701モーウイ.jpg
050701モーウイ苗.jpg

和名は「シロウリ」、沖縄名は「アカウリ」。

白いのか赤いのか混乱しますが、
最初は白くて次に黄色、最後に赤色に変化するので、
白でも赤でも正解なんですね。

「ウリ」ですから、外側が赤くなっても中味は白いです。
一言でいうと「きゅうり」を大きくしたような感じで、味は淡白です。

本土での代表的な使われ方は「奈良漬け」ですが、
沖縄では漬物はあまり食べないので、
「和え物」や「酢の物」、「炒め物」、「黒糖漬け」などに使われています。

ビタミンCやカロチンを多く含み、整腸作用があるようです。

沖縄では、栽培が容易な作物なだけに、もっと本土に売り込みたいのですが、
「こうすれば美味しい」という妙案が出ないので…もうやだ〜(悲しい顔)
posted by RIU at 08:26| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「野菜」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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