2006年09月03日

調理用カルダバナナに種が…

調理用カルダバナナは、8月21日に初めて買い、
その後、子株も入手し、畑に移植しました。

昨日市場で、また調理用カルダバナナが売られていました。

「天ぷらバナナ」という名前で、
1段カット(12本)270円でした。
 調理用カルダバナナ.jpg
昨夜はカレーに入れてみましたが、
ジャガイモとは少し違う食感ですが、
味は「イモ」で、カレーにもよくマッチングしました。

今朝は味噌汁に入れてみましたが、
茹でたものを入れないと、
アクが強くてアクだらけになることがわかりました。

味噌汁の具としても、違和感はまったくありませんでした。

パサパサ感があることから、
「ポテトコロッケ向き」
かもしれません。


調理用カルダバナナには、
気をつけて包丁を入れると、
1〜2粒の黒い種が入っている果実も、
まれにあることが分かりました。
 調理用カルダバナナと種.jpg
バナナの種なんて、生まれて初めて見ました。

昨夜の黒い丸い種を水に漬けていたら、
今朝には1mm程度の根が出ていました。
  カルダバナナの種.jpg
大事に発芽させて、その後どうなるのか、
追跡してみようと思いますが、
さすがに種からですと時間がかかりそうですね。

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2006年08月24日

バナナの葉の利用

バナナの葉は、
強風に遭うとヤシの葉のように
バラバラになってしまうのですが、
風があまり吹いていない時のバナナの葉は、
とても優雅に雄大に見えます。

バナナの葉2.jpg

タイやシンガポールでは、
バナナの葉を、主にテーブルクロスの用途として、
四角く折りたたんで売られていますし、
シンガポールのインド系住民は、
バナナを縁起の良い植物として扱い、
結婚式にバナナの葉を床一面に敷きつめる風習があるそうです。

タイでは、屋台の食品のテイクアウト用に包む
包装紙代わりで使う店もあります。

バナナの葉には殺菌作用もあるようで、
魚や肉、野菜を包んだり、
米や肉などを包んで蒸し焼きにしたり、
器代わりにしたり、
なんと、ベッドシーツに利用することもあるそうです。

昔は、腰ミノでも使われていましたし、
ほろふき屋根でも使われていました。

バナナの葉.jpg

我が家では、ハサミで切って、器代わりにしています。

チキンライスやパスタ、炒め物、サラダなど、
汁物以外には何でも使えて重宝しています。

また、油汚れの食器を洗わずに澄みますし、
トロピカルな感じや贅沢感も満喫できるのです。


Webでは、30×60センチ×2枚で、
350円で売られているのを見ましたが、
バナナ1枚の葉に換算すると、
1,000円くらいになってしまうんですね。

バナナの葉は「35〜45枚くらい出る」と言われていますから、
バナナの果房を売るより、
葉を売る方が収益性があることになってしまう、
というおかしな現象になりますね。

posted by RIU at 09:17| 沖縄 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

調理用カルダババナナを初めて買いました

バナナには、皮をむいて食べるフルーツバナナと、
そのままでは食べずに調理をして食べる調理用バナナや
お酒を作るバナナがあります。

 調理用バナナ1.jpg

これまで、調理用バナナよりも、
その子株を捜していたのですが、
今回は、2本100円の調理用バナナを試しに買ってみました。
調理用バナナ4.jpg

調理用バナナのにも、緑色や茶色などのバナナや、
焼いて食べるのに適したタイプと、
煮て食べるのに適したタイプもあるそうです。

 調理用バナナ2.jpg

今回買ったカルダババナナは、
東南アジアでは一般的な調理用バナナのようで、
調理用バナナの屋台まで出ているそうです。

 調理用バナナ3.jpg

画像のように、一見して太くて短かいバナナらしいのですが、
説明書きのPOPもなく、調理方法の具体例も書いてないので、
売れ残っているようでした。

青い状態では、皮をむくことは出来ずに、
包丁でスライスカットして、皮の部分も落とすようにしました。

初めて食べるので、調味料を加えずに、油で揚げてみたところ、
サツマイモよりはジャガイモに近い味でクセもなく、
色の変化も形崩れもなく、
バナナの甘い風味はあまりないのですが、トロピカルな感じで、
なかなか使い道がありそうです。

煮崩れもしない可能性がありますから、
ジャガイモのレシピでは、ほとんど代用できそうで、
カレーやポテトサラダにも使って面白いかもしれません。


他のブログでは、以下のような調理方法が紹介されていました。
・ バナナチップス
  ポテトチップスの要領で、
  調理用バナナを薄切りスライスカットして
  油で揚げ、塩をふる

・ バナナコロッケ
  ジャガイモと同じなわけですから、
  ポテトコロッケの要領で、
  ポテトを調理用バナナに変えるだけです。
  調理用.バナナを茹でてつぶし、塩・こしょうを振り、
  ひき肉とタマネギを炒めて合わせ、
  形を整えて、薄力粉・卵・パン粉をつけて揚げます。

・ バナナ入りサーターアンダギー
  サーターアンダギーとは、沖縄風ドーナツのことですが、
  調理用バナナでも、フルーツバナナでもいけるそうです。

posted by RIU at 18:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

バナナから見える農家の「配慮」と人間ウォッチング

地元市場では、
それぞれの農家が生産したバナナも持ち込まれます。

並べられるバナナは、
例外なく早いうちに収穫した貧弱バナナです。

 明らかに早採りのバナナ.jpg

貧弱青バナナであっても、その後熟して黄色くなります。

 早採り貧弱バナナ2.jpg

貧弱青バナナを早採りして、
市場に持ち込む農家の心情は、
とても
「美味しいものを召し上がって戴きたい」
という“配慮”から、かけ離れているものだと思うのです。

出来るだけ長く市場の棚に置かれて、
お客さんの目に触れさることで、
「遅くとも土日の大混雑日には売って“換金”したい、
 美味しいかどうかはどうでも良い、売れればよい」

と言いたげに置いてあるバナナを見ていると、
その農家の心のうちが分かるのです。

無残に変色したバナナも、さぞ無念なことでしょう。
 売れ残っても棚から下げないバナナ.jpg

 売れ残ったバナナ3.jpg

狭い市場内では、こんな光景も時々見られます。

農家が棚出しするために、
箱やカゴに一杯に入れた農作物を重そうに持ってくるのですが、
混雑した通路のお客さんに、
「どけどけexclamation邪魔だexclamation
という感じで露骨にイヤな顔をするのです。

運んできた農家が、
自分の指定された置き場の前にいるお客さんにでも、
わざとカゴを押し付けてどかしてしまうのです。

こういう農家の生産した農作物の価格は、
例外なく乱高下します。

相場を細かくチェックしていて、
スーパーより少しだけ安い価格を付けるのです。

もともと市場に出せないB品やC品という格外品なのに。

腐った農家が作った農産物は、
栽培過程で何を使っているのかも心配です。

農産物の味だって、知れたものでしょう。

そのため、農産物ごとに生産者を選ぶようになりました。

 売れ残ったバナナ.jpg

posted by RIU at 16:56| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

バナナの保存方法

ふつうの食品は冷蔵庫に入れて保存すると長持ちしますが、
熱帯や亜熱帯性の果物
(バナナ、マンゴー、パイナップル、グレープフルーツ等)は、
「低温障害」と言われる品質の劣化現象で、
褐変(黒変)や追熟不良が起きてしまいます。

「低温障害」による腐敗は、
微生物や病原菌とは無関係なのですが、
バナナが真っ黒にドロドロになると驚いてしまいますよね。

果物は収穫後も一定の代謝をしていて、
特にバナナは追熟してから食べるものです。

青いバナナは硬くてそのままでは食べられませんが、
熟すと黄色く柔らかくなり、
美味しく食べられるようになります。

最後には黒っぽい点が広がり、腐敗してゆきますが、
本当は腐敗する直前が一番美味しいのです。

このような一連の変化は、
果物自身の持っている“酵素”などの作用で起こるようです。

果物の果糖は、糖類の中では最も甘味度が強く、
冷やすとさらに甘味を強く感じます。

バナナは長期保存は適しませんが、
食べる少し前に短時間だけ冷やせば、
さらに美味しく食べられますので、一度挑戦してみて下さい。

我が家では、バナナは
・ 吊り下げて食べる分だけもぎ取る
・ 完熟期になった黄色いバナナは、他のフルーツと一緒にするか、
  新聞紙に包んでおく
という保存方法を取っています。

収穫時期が近いマーサン種バナナ.jpg
posted by RIU at 13:29| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

除草剤で朽ちてしまったバナナ

 朽ちたバナナ3.jpg
ここはバナナ園ではありません。
出荷用ではなく、自家用の野菜を栽培している近所の畑で、
もちろん我が家の畑ではありません。

ここのオーナーは、どんぶり勘定で、
気前よく大量の肥料を使うのですが、
除草剤も気前が良すぎて希釈倍率が少なすぎたようです。

バナナに噴霧していなかったはずですが、
風で霧状に飛散しますから、
そのせいでバナナにもかかってしまったのでしょう。

除草剤を撒くときのいでたちも、
皮膚からの吸収を防護できるように全身がカバーされていました。
それほど強力だった、ということでしょう。

元気だったバナナが、みるみるうちに朽ちてしまいました。

 朽ちたバナナ2.jpg
改めて、初心に帰り、
バナナでいう“安全”とは
・ 栽培時の除草剤+農薬
・ 出荷時の防腐処理
・ 輸入時の燻蒸
・ 鮮度保持剤
等と価格との“妥協”をどこでするか、
ということになると思われます。

 朽ちたバナナ1.jpg
沖縄のバナナ栽培は“放任”が多いのですが、
中には除草剤や農薬を使用する農家もあります。

「それぞれの“理念”の差」
について、考えさせられました。

posted by RIU at 14:19| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

バナナは“癌”に効く?

昨今の健康ブームを反映するかのように、
テレビでは多くの健康番組が毎日のように放送されています。

人気の「健康系」テレビ番組ランキング
1位  発掘!あるある大事典II
2位  たけしの本当は怖い家庭の医学
3位  ためしてガッテン
4位  はなまるマーケット
5位  おもいッきりテレビ
6位  きょうの健康
7位  生活ほっとモーニング
8位  きょうの健康Q&A
9位  レディス4
10位 からだ元気科
(gooランキング、集計期間:2005年12月19日)

 収穫を待つマーサン種バナナ.jpg
これらの健康番組でも、バナナが再三取り上げられ、
中には
「バナナ(熟したのもの)が食べ物の中で一番抗酸化力強い」
というようなものがありました。

「日常的な食べ物の中では、
完熟したバナナの抗酸化力が最も強く、
ニンニクの2倍以上ある、バナナは抗癌効果が高い」

と結論づけているのです。

とすると、
バナナの産地である赤道を中心とした
南北回帰線の中に位置している
熱帯・亜熱帯の国々(開発途上国が多い)、
沖縄も入りますが、癌の死亡率も低いはずですよね。

そもそも癌の発生要因も解明されていませんし、
食生活、癌の死亡率、平均寿命などとの関連データがないので、
比較しようがないはずなのに。

「果物の機能性」研究の中で、
「フィトケミカルス」という聞きなれない成分が、
癌を含めた生活習慣病の予防に効果がありそうだ、
というものがあって、
バナナがその研究対象になっている
ことは事実のようですが、
せいぜいその程度であって、
心の中でバナナにお礼を言って食べていれば
よほど健康には良さそうです。


異常な健康ブームの影響で、
健康食品市場も急拡大していて、
国内では2兆円市場にも膨らんでいるのだだそうです。

本当に効いているのかどうかも疑わしい健康食品が。

消費者の健康志向の高まりも、もちろんあるでしょうが、
厚生労働省が健康効果の表示を許可する
「特定保健用食品(トクホ)」
という制度
の存在も大きな要因のようです。

“トクホ”と認められている食品は、
579商品(平成18年2月27日現在)になりましたが、
群馬大学の高橋久仁子教授が
昨年の5月14日、第59回日本栄養・食糧学会大会で、
『テレビの「ウソ」に要注意、
 氾濫する健康情報を鵜呑みにするなexclamation

という研究内容を発表したのです。


テレビの健康情報番組を多く視聴する人ほど、
トクホ製品を多く購入する
というんですね。

健康番組が放送された後の反響って凄いものがあり、
「あるある大事典」でも、
一種のお墨付きの誇大広告ですから、
宣伝するメーカーは放映前に、
大増産して販売するタイミングを取っていますよね。

検索用語をチェックしてても急激に数字が伸び出します。

番組を企業の誇大広告と疑わない正直な人が、
放映内容を鵜呑みにしてしまうんですね。

番組で放映されてから、「2週間が勝負」と聞きました。

一説では「3千万円」で、
「あるある大事典」に出すことが可能だということも
聞いたことがあります。

他の健康番組も、押して知るべしですから、
エスカレートする健康番組やスポンサーには
あおられないようにしなければいけませんね。


posted by RIU at 13:35| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

ブラジル産「「プラッタ・サンタカタリーナ種」と呼ばれているバナナ

ブラジル南部には、
「マタ・アトランチカ」という
南回帰線にまたがる地域があります。

ポルトガル語で
「マタ」は“森林”、
「アトランチカ」は“大西洋”という意味の通り、
大西洋海岸沿いの山岳地帯です。

この地域の代表的な都市はサンパウロです。

海洋の豊富な水分蒸散と
海から陸へ向かう風の影響で降水量が多く、
“熱帯雨林”でも、アマゾンとはまた違うようです。

ここでは20万種の生物が存在し、
植物だけでも2万5千種以上があり、
密度的には世界一のようです。

この「マタ・アトランチカ」の南部大西洋側に
「サンタ・カタリーナ州」があるのです。


沖縄では、
ブラジル産バナナも栽培されていて、
「プラッタ・サンタカタリーナ種」
と呼ばれているバナナも栽培されています。

上記の「サンタ・カタリーナ州」原産か、
その地域から子株を導入したバナナと思われます。

このバナナの特徴は、
・ 成長が早い
・ 背丈が大きく、実が付いているところでも3m以上
  “島バナナ”(小笠原種)より背が高い
   幹の直径は30cm以上でバナナの中では風に強い
・ 房の重量は20kg以上
・ 肥料を与えるほど、大きな実を付ける
・ 味は“島バナナ”(小笠原種)より劣る

本島石川市で栽培されている方がいるようですから、
一度伺って撮影し、
できれば子株を有償譲渡していただこうと考えています。


posted by RIU at 14:07| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

沖縄では珍しい“イスラエルバナナ”〜その2

イスラエルバナナ3.jpg
そもそもイスラエルでバナナが栽培できるのかexclamation&question
ヨルダンとイスラエル・パレスチナ自治区との
国境を流れるヨルダン川では、
確かにバナナ栽培も可能なようです。


ですが、
“イスラエルバナナ”が本当にイスラエルから
苗が入ってきたのかどうか、調べてみようと思っています。

・ イスラエル在住の日本人にメールで問合せ中です。
  返事が戴ければ良いのですが。

・ イスラエルの日本大使館にメールで問合せ中です。
  まともな返事が戴ければ良いのですが。

・ 画像は南城市(旧・玉城村)で撮影し、
  ここで子株を4本有償で譲渡して
  いただくことになっていますが、
  ここは、大宜味村の農家から分けてもらい、
  大宜味村の農家が、品種が分からないので
  「イスラエルバナナ」と命名したこと、
  大宜味村の農家は6年前(2000年)に、
  宮古島の平良市の親戚から子株をもらったことが
  分かってきました。
  地道にルーツを手繰り寄せてゆけば、
  子株がどこから来たのか分かるかもしれません。

沖縄では珍しい“イスラエルバナナ”〜その1

“イスラエルバナナ”の特徴は、
・ 背丈が短いこと
・ 糖度が高いこと(22〜25度)
  正統派“島バナナ”(小笠原種・モンキー型)に似た
  “さっぱりとした甘さ”らしいです。
・ 病気に強いこと
・ 成長が早いこと
・ 表皮が黄色にならずに、
  黄色がかった黄緑色で完熟になること
・ 年中収穫可能
  (イスラエルバナナに限らず、
    沖縄では、ほとんどの品種が年中可能)
らしいです。

イスラエルバナナ4.jpg
画像では「房」を付けた幹が倒れ掛かって
支えをしているものもありますが、
「房」の重さに耐えられなくて、斜めになってしまったのか、
栽培環境上に問題があるのかは
実際に栽培してみないと何とも言えませんね。


posted by RIU at 11:47| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

バナナ園の様子

収穫を待つバナナー1.jpg
“島バナナ”の「マーサン種」が
次々に「房」を付け出しました。

バナナは、見れば見るほど不思議です。

「バナナ」は、
バショウ科の大型の多・生草本で、“草”なのですから。

織田信長が1534・に生まれた尊は
“群雄割拠”の時代で、戦国時代の幕開けの尊ですが、
ちょうどそのころ、沖縄では、
1532・の尚清王統の時代には
「芭蕉」が栽培されていたとされています。

現在の「バショウ」なのか「バナナ」なのか
はっきりとしていませんが、
1534・に冊封使(さっぽうし、
琉球国王に中国皇帝の勅書や王冠を授けるための使者)
として来流した陳侃という冊封正使の
冊封記録である「使琉球録」の中に、
「琉球の果村」として「芭蕉」の記載があって、
それ以前には、
「バナナ」が中国や東南アジアとの交易で、
琉球に導入されていたと考えられています。

開花直後の様子.jpg
バナナが花芽を出すときは、
言わば「自身の最期の集大成」です。

「一世一代の、1回の開花」
ですから、
バナナに対しては、敬意を表して見ています。

収穫を待つバナナ^3.jpg
次に託す子其(子株)を数本出して、
自分の役割を確認したかのように、
やがて自身のエネルギーを全て使い果たして
大きな「房」を付けると朽ちてしまうのです。

収穫を待つバナナ^2.jpg
バナナの生涯は、わずか1・半〜2・なのですが、
バナナからは、いろいろなことを教わります。

久々のバナナ園の様子でしたが、
バナナオーナーの方々には、
それぞれのバナナの生育他其を
小まめに配信していますので、
“重複”を避けているうちに、
ブログがおろそかになってしまいました。


posted by RIU at 15:17| 沖縄 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

沖縄では珍しい“イスラエルバナナ”

幹が太くて高さが2メートルくらいしかなく、
見かけないバナナで気になりましたので、
このバナナのオーナーの方に思わず聞いてしまいました。
 イスラエルバナナ.jpg
オーナーによると“イスラエルバナナ”ということで、
私は沖縄では初めて見ました。

沖縄では、
・ ブラジル
・ エクアドル
・ ボリビア
はよく見かけますし、
それらは我が家でも栽培しています。

沖縄は“台風の通り道”と言われるほど、
台風が通過するコースになっていますが、
昨年は珍しく沖縄本島には台風が来なかったのです。

今年は「でいご」が満開ですから、
台風は来るものを覚悟しているのですが、
バナナは台風に弱いので、
この“イスラエルバナナ”のように、
高さが低いバナナは魅力的なのです。

このオーナーに、
子株を4本有償で譲って頂けるようになりましたので、
今から楽しみにしています。
 イスラエルバナナ2.jpg
私は画像のような“蜜植え”にはしない主義ですから、
1坪に1本植えにしようと、
今から予定しているのです。

posted by RIU at 21:24| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

「バナナ・リパブリック」と「南北問題」

“Banana Republic”とは、直訳すると「バナナ共和国」ですが、
残念ながら、アメリカが中南米に対して軽蔑した意味合いの造語です。

「バナナ共和国」なんて、本当にあったら面白いですね。

当初は「バナナなどのフルーツの輸出を主な収入源にしている、
政情不安定な独裁政権下の小国」を指していましたが、

現在では、
バナナなどのフルーツの輸出の見返りに、
開発・支援を受ける、東南アジア、アフリカを含めた「開発途上国」
を指します。

バナナは、高級果物として君臨していた時代がありましたが、
その後値段が下がり、今や「安い果物の代表」になってしまいました。

日本のバナナ輸入量の変歴を見ると、
1970年代に入るまで主流を占めていた「台湾産」や「エクアドル産」は、
1970年代初頭には「フィリピン産」に追い抜かれ、
昨年の平成16年度では、「フィリピン産バナナ」が、
市場の85%を占有するように至りました。
圧倒的です。

言い換えれば、「フィリピン産バナナ」の輸入が増えるに従って、
バナナが安くなったと言えるのです。

    <参考;平成16年度のバナナ輸入国は以下の9カ国>
      1.フィリピン 85%      
      2.エクアドル 12%
      3.台湾     2%
      4位以下 中国、メキシコ、ペルー、タイ、コロンビア、ドミニカ


フィリピン産バナナの生産現場では 
 ・ 1960年代以降、旧日本兵・小野田寛郎元少尉が保護された
ミンダナオ島などの島々の農家は、それまで栽培していた米や
トウモロコシ栽培を止め、多国籍企業の現地法人と契約をして
「バナナ生産」を始めました。
 ・ 農家は、自分の土地で栽培したバナナを現地法人に売り、
   そこから技術や肥料、殺虫剤、苗などの提供を受けたのです。 
 ・ フィリピン政府は、先進国から「開発・支援を受けたい」
というもくろみでした。
 ・ こうした、「交換」による差額が、農家収入になるわけですが、
   現地法人の提供する石油製品が、オイルショックで値上がりしても、
   無知につけこまれ、バナナの買上価格は据え置かれてしまいました。
 ・ 結果、農家の赤字は膨らむ一方で、生かさず殺さず状態の人がほとんど、
   というのが現状です。
 ・ 彼らには、他の選択肢がありません。
 ・ バナナの値段が安い理由の1つには、
こうしたバナナ農家の犠牲の上にあることを、知ってほしいと思います。

安いバナナの背後に「南北問題」が
 ・ 日本でのバナナの安さと、フィリピンのバナナ農家の貧困さは
   密接な関わりがあり、こうした関係が「南北問題」と言われています。
 ・ 先進国の豊かさと開発途上国の貧困は、
   同じコインの裏表であって、密接な関係がある、ということです。

こうした、南北問題を考えるには、
「都市」と「農村」の関係の視点に立つことが必要です。

途上国は、開発の元手を得るために、
先進国に「モノ」を売る必要性に迫られますが、
先進国が必要とするモノは、
バナナ・コーヒー・パームオイルなどの1次産品であって、
ほとんどが農村の産物です。

途上国の農家は、自らが口にしない農産物を生産し、
開発の元手を得る「協力」をさせられるのですが、
ようやく得た資金は開発国の都市部にとどまって、
農村には行き渡りません。
中国の農村にも、そういうことが言えますね。

つまり、いつまでたっても、
途上国の農家は、貧しいまま
なのです。


「バナナ農民は低賃金で過酷な労働に駆り出され、
農場は、多国籍企業とフィリピン政府の癒着により成り立っている。
政府は、バナナから得られた資金で、反政府勢力と戦っている」
といった図式ですね。


南北問題を考えると、
沖縄も「開発途上国」と同じような感じがします。
沖縄は「きび・リパブリック」でしょうか。
この話は、また別の機会に。

輸入国の「バナナ農家の貧困」と、
多量の農薬を振り掛ける「ポストハーベストによる危険性」とは、
また別の問題ですよ!
posted by RIU at 09:30| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

「バナナの“角”」とは?

050611亜矢さん.jpg
050611亜矢さんUP2.jpg

昨日の画像では、「バナナの角」がよく見えなかったと思いますので、
先ほど、撮影してきました。
画像のバナナは、第3号で、「亜矢さん」に命名してあります。
そのうち、経過で登場してくるかもしれません。

アップした画像では、緑色をしたバナナの実が角ばっているのがお分かりになると思います。

最初、「ミニ鉛筆」程度の実が、だんだんと大きくなってくるのですが、
角ばった状態のまま大きくなります。

ある限界点に到達したとき=「熟成」に向かい、
全体的に丸みを帯びるようになります。

「木成り完熟」はバナナには不向きで、
放っておくと、腐ってしまいます。

バナナの実が丸くなった頃合を見て、緑色の状態で収穫し、
吊るして“追熟”させることで、味がまろやかになり、美味しくなるのです。

追熟を待つのも、バナナの楽しみの一つです。








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2005年06月09日

バナナの「花」を切り取らないと!?

050608バナナの花を切落とすのが遅れたら?.jpg

昨日、飼い犬の散歩コースで撮影した画像です。
ここには、最低でも600本のバナナが栽培されていました。

道路から見ていて、
「花をカットする時期が遅れている」
あるいは、
「花を取らない主義なのかな?」
と考えてしまいました。
「花」が自然に朽ちて落下したようなのもありました。

バナナの「花」は、切り取らないとどうなるか?
  果肉に栄養が回らない
  生育が遅れる
  下の方の房が大きくならない
  房の数が少ない
など、良いことはないはずで、私は必ずカットするようにしています。

今回の画像でも、「生育状態が健全とは見えない」でしょう?
何となく、元気がなさそうですよね。

沖縄では、あちこちでバナナを栽培しています。
畑でなくても、家庭の庭でも普通に栽培されています。

道路沿いで、栽培されているバナナの問題点は、「台風台風」だけではありません。
最も脅威なのは“盗難”です。

持ち主が、1年半〜2年もかけて、ようやく収穫の時期を迎えようとしているときに、
道路を通過している人たちも、その栽培過程を確認しているわけです。
「おっ、もうすぐ収穫できそうだな」
「来週あたりが頃合いかな」
とか、様子を見ながら通過している人がいるのです。
道路沿いや、見えるところでの栽培はヤバイ。
収穫時期が近づくと、ヒヤヒヤものです。

“あびる優”は困るよ!
「窃盗」は犯罪だよ!

そういえば、私は“観察”しながら歩くことが多いのです。
「他の人はどうやっているのか?」知りたいし、
「取り入れたいこと」を発見したいからなのですが。

でも「挙動不審者」「怪しいヤツ」「もしや泥棒?」と思われているなら困るな。

今回の撮影でも、この畑の近所のおばさんが、変な目で見てたな。がく〜(落胆した顔)










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2005年04月22日

バナナ栽培の可能の『バナナ・ベルト地帯』

バナナ栽培(露地栽培)が可能な地域は、赤道を中心として南北約30度以内の熱帯、亜熱帯の地域で、年間約4千万トンが生産されています。
日本では、沖縄・小笠原諸島と奄美諸島が該当します

バナナには「太陽の楽園」という意味があります。
きっと、バナナ・ベルト一帯が、晴れ太陽がサンサンと降り注ぎ、大地を霧雨が潤し、バナナを始めとした果樹や香辛料の宝庫であることから、称されたのではないでしょうか。

「バナナ・ルンバ」が聞こえてきそうですね。わーい(嬉しい顔)
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2005年04月21日

バナナの利用方法

D−1年くらいの苗木0404.jpg

画像は、約1年くらいの木(株)です。
今年の台風台風を無事に越せたら、来年、実を付けるはずです。

バナナの果実がある程度大きくなったら、房ごと切ってしまって、陰に吊るして追熟させてから食べます
樹上で熟したバナナの果実は、黄色くなるのですが、皮が割れてしまいますし、何よりあまり美味しくありません。
房ごと切るかどうかは、バナナの実の角が角ばっているか、丸みを帯びてきたかで判断します。
角が丸みを帯びてから房を切るのですが、早めに房を切ってしまうと、追熟させても美味しくないので、「いつ房を切るのか」の判断が難しいです。

バナナは300もの品種があると言われ、マレーシアでは色・形・大きさの異なる様々な品種のバナナが果実屋の天井から吊り下げられて売られています。
フィリピンでは、調理用のバナナも売られています。
調理用バナナは、そのまま食べるのではなく、果実を煮たり、焼いたり、揚げ物などにして食べます。
キューバでは、葉を利用して「バナナ紙」を作っているようです(前にTVで観たことがあります)。

果実は、そのままで売られるだけでなく、加工用としてジュース、乾燥バナナ(チップ)、砂糖漬け、菓子などにも使われます。

インドネシアでは、未熟果を発酵させて「バナナ酒」も作られています。
(「ヤシ酒」というのもあるようです、それぞれどんな味なのでしょうか?)

我が家では、「葉」を切って、お皿の上に敷いたり、おにぎりを包んだり、スパゲティーを乗せたり、弁当箱に入れたりして利用いますが、色合いも良いですし、油分も浸み出しませんし、何よりアジアンチックな“贅沢気分”なのが良いです。レストラン



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2005年04月20日

バナナ栽培の基本的知識

C−次の苗木の登場0404.jpg

バナナは霧保水が良くて、やや粘質な土壌でよく生育します。
さらに土壌が肥沃であれば言うことはありません。
沖縄本島中南部の土壌は、肥沃ではないものの「ジャーカル」という粒子の細かい粘土質の土壌なので、バナナ栽培には問題ありません。
ただ、問題なのは「風に弱い」ことです。
晴れ陽当りが良くて風当たりの少ない場所、なんて沖縄にあるのかな?
とにかく、バナナだけが目立ってむき出し状態で栽培していたら、台風台風で倒されるか、折られるかで、無傷であることだけはないです。
繁殖は「種」ではなく、「株分け」によって、根もとの「吸芽」と呼ばれる「芽」をとって増やします。
画像の中央のが、それです。
こういうのが、1〜3本出てきますので、複数あれば「葉の幅が狭く、先端のとがった太い芽を選ぶ」と良いと言われています。
多肥を好むので、植え付け予定の場所には、2週間以上前に穴を掘り、「米ぬか」や「牛糞堆肥」などを元肥として施しておくと良いでしょう。わーい(嬉しい顔)
植え付け後も定期的に施肥(米ぬか、EMぼかしなど)を行うとさらに良いでしょう。わーい(嬉しい顔)
バナナは、夏場だけでなく季節に関係なく開花結実してしまいます。がく〜(落胆した顔)
実際、冬でも開花・結実しています(割合は少ない)が、やはり夏場の方が収穫量も多いですし、美味しいです。
バナナは、どうしても「暑い夏」を連想してしまうこともあるからでしょうか、冬のバナナはあまり美味しいとは思えないです。もうやだ〜(悲しい顔)
一度果実のなった株は枯れてしまうので、早めにのこぎりで切り倒して堆肥として利用します。
以上が「バナナの一生」です。
posted by RIU at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

「バナナ」の性状

「バナナの木」と表現しますが、「バナナ」は木ではなく「草本」なのです。
「幹」のように見えるのは「仮茎」で、さや状になった葉柄の基部が重なり合ってできたものらしいです。
直径で20〜30cmもあるので、一見すると「木の幹」としか思えないのですが、収穫後にのこぎりで切り倒す時の断面は、「芯」がなくて、年輪のような水気の多い基部が重なっていることが見れます。
(あまりにも当たり前の光景なので画像がありません!ごめんなさい!)
実際の茎は地下にあって「イモ状」になっています。
一般の木の根のような、主根と毛細根ではなく、何と表現したら良いでしょうか、掃除用モップを連想していただけるとよいかもしれませんね。
掃除用モップを何度も使用し、水気が抜けてバシバシに乾燥した、あの感じです。
花序は頂部から出てきて、逆Uの字に垂れ下がり、幅広い苞葉があります。
と、言ってもわかりませんよね?もうやだ〜(悲しい顔)
画像は豊富にありますから、次回はご覧いただけるようにしたいと思います。
今は「どうやって画像を送るの?」という段階なので。もうやだ〜(悲しい顔)
果実は数段から10数段について房状になります。
20〜30sにもなりますので、収穫時は大変です。
一度実が付いたら、その木(「木」じゃないけどね!わーい(嬉しい顔))は終わりなので、邪魔だから伐採するのですが、その前に、植物の本能として、自分の子孫を1〜3苗、幹(「幹」じゃないけどね!わーい(嬉しい顔))のそばに出すのです。
「木」じゃないし、「幹」じゃないのだけど、このブログでは「木」と「幹」って表現しますので、ご理解を賜りたくお許し下さいね。手(チョキ)
posted by RIU at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

沖縄の“島バナナ”とは?

亜熱帯気候の沖縄や小笠原では、路地で「バナナ」が栽培できて、もちろんたわわな房を収穫して、完熟を美味しく食べることができるのです。晴れ
沖縄では何種類ものバナナが栽培されているのですが、「モンキーバナナ」のような小型のバナナを主に“島バナナ”と言います。
バナナの小さな苗木は、約18〜24ヶ月かかって実を付けるのですが、沖縄の夏場は台風台風通過シーズンにあたり、
「あと10日で収穫できるのになぁ」というところで台風台風に落とされたり、木を倒されたりしてしまうことが少なくありません。もうやだ〜(悲しい顔)
ですから沖縄でも“島バナナ”は貴重品なのです。
posted by RIU at 23:12| Comment(1) | TrackBack(0) | バナナの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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