2007年07月17日

台風の被害「近所のバナナ園B」

南風原(はえばる)町の南東にある
社会福祉法人「太陽の家」の向かい側のバナナ園も、
台風4号台風で壊滅的な被害が出ていました。

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ここも、防風対策をせずに、吹きさらしの状態で
甚大な被害が出ました。

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外観では壊滅的打撃でも、
収穫が近いバナナが、
残念ながら台風で折られただけであって、
同じ根塊の子株は、すでに何本かずつ出ていますから、
来年収穫できる準備自体は出来ているのです。

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私はコーヒーが主力ですから、
コーヒーの圃場の修復を最優先して、
自宅のミニバナナ園の修復は後回しになっているのですが、
バナナ園の修復作業は単純で、
@ 倒壊したバナナの葉や仮茎を根元からノコギリで切断する
A 切断した葉や仮茎を通路のジャマにならない場所に放置する

という、
これだけです。

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私は絶対しませんが、
多くの農家は上記の@前に、
「倒壊したバナナで収穫間近な果房を切り取り、
 市場に持って行く」

というのがありますから、
台風一過の今頃は、
地元市場には、倒壊バナナの完熟前の貧弱果実が、
山のように並んでいるわけです。

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posted by RIU at 11:10| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

台風の被害「近所のバナナ園A」

このブログで、「大バナナ園」と称してご紹介している
1,500坪の大バナナ園(おそらく本島南部では最大級)が、
台風4号台風でどの程度の被害を受けたのか見てきました。

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以前、記載した「大バナナ園」
2005年11月 2日 近所のバナナ園
2006年 9月28日 南城市のバナナ園

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台風4号台風は、「10年に1度」という大型台風でしたから、
本島南部でも、フクギのような防風林になる街路樹でも
あちこちで倒されるくらいの威力で、
草本のバナナは防風対策をしないと、
ひとたまりもありません。

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この大バナナ園のオーナーは、秋田県出身の立岡さんで、
1年中バナナが実るのに、
「5月中旬〜8月中旬までの3ヶ月しか果実を販売しない」
と、
かたくなに
「最高に美味しい味」
を追求し、自信を持っている方で、
除草剤や農薬を使用しないのも良いのですが、
なぜか防風対策をしないのです。

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今までも、何度も忠告をしたのですが…

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結果は、空爆の後のようなむごたらしさでした。もうやだ〜(悲しい顔)

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posted by RIU at 10:37| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

台風の被害「近所のバナナ園@」

大型の台風4号台風が通過し、
午前中まで時おり強風が吹き荒れ、
午後になって、ようやく平静を取り戻しつつありますが、
改めて、防風対策の必要性を強く感じています。

近所にバナナ園はいくつかありますが、
それぞれの被害状況をご紹介してゆきます。

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今日ご紹介するバナナ園は、
昨年子株を植え出しましたが、
周りに風をさえぎる家や壁、防風林などがなく、
吹きさらしの場所にありましたので、
台風襲来時には全滅を予期していたのですが、
予想通り、昨日の台風4号台風の猛威で、
なすすべく無く倒壊してしまいました。

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     近所のサトウキビもご覧の通りです

posted by RIU at 13:30| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

台風の被害「自宅のミニバナナ園」

3年ぶりに沖縄本島に襲来した台風台風は、
「10年に1度」
という大型台風台風となってやってきました。

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昨日夜までは不気味な静けさで、
未明から暴風雨霧となって荒れ狂いました。

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バナナは草本ですから、
きちんとした防風対策をしていないと、
根元から倒されるか、途中から折られてしまいます。

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我が家のミニバナナ園では、
台風台風の目に入ったところで、
急いで見に行ったところでは、
「台風4号による被害は約6割強」
といったところですから、
ゾウムシ騒動があったわりには、
被害を免れた方ではないでしょうか。

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外部のバナナ園で、
特に防風対策をしていないところでは、
多くが全滅近い被害を受けているはずです。

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沖縄では、ここ2年間は奇跡的に
台風の襲来がありませんでしたが、
昔から
「台風台風の通り道」
なわけですから、
過去の台風台風被害から“学習”し、
「台風台風から、どのように農作物を防ぐか」
という方法を構築・継承しないといけないはずですが、
これが、なぜかノー天気に、
対策が遅れに遅れているのが現状なのです。

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私のミニバナナ園も、今日の台風台風4号で、
全体の6割も被害を出したので、
偉そうなことは言えませんが、
ここは借家で、
主力のコーヒー栽培農地が決まるまでの暫定住居ですから、
堅固な防風対策は、あえてしていないのです。

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開花し、果房をつけ、
もう少しで収穫させることで、
自身のバナナ寿命を全うできるところまできていたのに、
その目前で倒壊するのは、
さぞかし無念だと思いますが、
コーヒー栽培の移転候補地が
急転直下で決まりつつあり、
移転地では、しっかりした防風柵を講じ、
バナナたちにも、
安心して生育できる環境を整えたいと考えています。

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以下は、台風4号の猛威を免れたミニバナナ園のバナナたちです。

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posted by RIU at 21:35| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月11日

バナナの害虫・バナナセセリ

太平洋戦争後、アメリカに占領されていた沖縄は
1972年(昭和47年)5月15日に
日本領として返還されましたが、
この前年の1971年(昭和46年)6月、
沖縄本島中部西海岸の北谷(ちゃたん)謝苅(じゃーがる)で、
バナナの害虫「バナナセセリ」が沖縄で初めて発見され、
3年後には県下全域に広がってしまいました。

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謝苅(じゃーがる)という場所で発見されたことで、
「ジャーガルバナナセセリ」
ともいわれているようです。

現在の北谷(ちゃたん)町は、
国際色豊かな若者の観光スポットとなっていますが、
ここは、1972年の復帰前までは、
米海兵隊の「ハンビー飛行場」で、
ヘリコプター部隊を中心とする米軍基地でしたから、
「ベトナム戦争中に、米軍物資にまぎれて、
インドシナ半島から沖縄(北谷・ハンビー飛行場)に
持ち込まれた」

と考えるのが自然でしょう。

バナナセセリ2.JPG

1972年の復帰から3年前の1969年(昭和44年)に、
沖縄本島中部のバナナ園で発見された
「バナナツヤオサゾウムシ」
も、
それまで沖縄には生息していなかったのですから、
これも米軍による移入・帰化種ですし、
復帰前にはやんばる(国頭村・東村)の米軍演習場に
米軍が「枯葉剤」を投与したことが明らかにされましたし(実験?)、
米軍はまったくロクなことをしてくれません。


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バナナセセリの成虫は、姿が蛾に似て茶色で、
複眼が赤いのが特長なのですが、
夕方のうす暗い頃に活動しますから、
残念ながら成虫の画像は撮れていないのですが、
バナナの葉を、葉巻のようにクルクルと巻いて、
その中を棲みかとする幼虫を、
私のミニバナナ園で発見しましたので、
ご紹介しておきます。

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バナナセセリやバナナツヤオサゾウムシは、
特に「島バナナ」が大好きなようですが、
バナナセセリは食用バナナだけでなく、
芭蕉(バショウ)にもつくようです。

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バナナセセリの幼虫が、
バナナの葉に葉巻状に巻くことで、
居場所がわかるのですが、
・ この幼虫の前後に何を食べて、どこにいるのか?
・ この幼虫は、バナナの葉を食べるのか?

は、よくわかりませんが、
益虫ではなさそうですから、
「害虫」にしておきました。もうやだ〜(悲しい顔)

バナナセセリ6.JPG

posted by RIU at 17:27| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バナナの病害虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

6月29日現在のミニバナナ園の様子

バナナツヤオサゾウムシは、
梅雨明けと共に一見姿を消しました。

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熱帯植物のバナナに寄生する東南アジアの虫ですから、
暑さには強いはずですが、
沖縄では6月下旬〜9月ごろまで、
要するに沖縄バナナの旬期に、
バナナの中を喰い荒らすのに精を出していて、
そのため仮茎の外側には出没しなくなるのです。

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そういうわけで、ミニバナナ園では、
ゾウムシ騒動は一時休戦したのですが、
そのわりには今年のミニバナナ園は大豊作で、
現在9本の果房が出ています。


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  自宅の外塀に咲くアラマンダは、
    ゴッホのひまわりを連想してしまいます


posted by RIU at 12:11| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

ペール栽培のバナナに子株が出てきました!

バナナは、子株から成長して果房が出るまでに、
「四十数枚の葉を出す」
といわれています。

0619-1.JPG

身近にバナナがあるので、
いつも、
「それがホントかどうか、品種ごとに調べてみよう」
という気がありながら、
なんのかんのと言い訳をして
延期を繰り返しているのですが、
ペールで栽培中の2本のボリビアバナナのうち、
1本の仮茎の脇から、
子株が出始めているのを発見しました。

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  右に子株が出ているのですが、わかりますかexclamation&question

バナナは草本ですから、
果房を出したら役目が終わりますが、
その前に、子孫(子株)を出して
後世を託すので、
ペール栽培バナナも、
高さが80cm程度しかないのに、
もう充分成長していて、
そのうち開花する可能性が高い、
という予想ができるわけです。

ペールの体積をいち早くキャッチして、
それに見合う大きさにしかならない、
ということのようですね。

0619-3.JPG

posted by RIU at 16:13| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペールで栽培中のバナナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

キャベンディッシュの子株をGETしました!

日本に輸入しているバナナは、フィリピン産の
「ジャイアント・キャベンディッシュ(Giant Cavendish)」
が8割を占め、
エクアドルバナナもキャベンディッシュだそうですから、
日本人がイメージするバナナは、
ふつうキャベンディッシュということになるはずです。

キャベンディッシュの特長は、
果房が30kg以上で果実も大型で甘みが強く、
さっぱりとした味という品種で、
スーパーや青果店の店頭で見かけるほとんどのバナナが
このタイプですが、
ミンダナオ島のドールでは、
「この子株や根塊の持ち出しを規制している」
と、本に書いてあるのを見たことがありましたので、
まさか沖縄でも栽培されているとは知りませんでした。

大きさの比較.JPG
中央2本がキャベンディッシュ、
右がブラジルバナナ、
左がイスラエルバナナです。

ブラジルバナナは島バナナと同等、
イスラエルバナナは三尺バナナと同等、
ボリビアバナナと台湾バナナは、
イスラエルバナナより、一回り大きいですが、
キャベンディッシュにはかないません。


先日、花野果村で
「県産バナナ」
と称した大きい果実のバナナを買い、
甘みと酸味のバランスも良く、
とても美味しいので、
私も栽培してみたくなり、
生産者を探し出し、早速お伺いして、
子株を分けて戴くことが出来たのです。

キャベンディッシュの子株.JPG
     キャベンディッシュの子株

同じキャベンディッシュでも、
フィリピン産のは、農薬まみれで青いうちに収穫し、
青酸ガスで長時間くん蒸処理をされ、
エチレンやアルコールで追熟や色付けをされていますから、
バナナ本来の味がないのですが、
沖縄産のは、除草剤や農薬を一切使用せず、
ギリギリまで収穫をガマンしているので、
(果房の果実が1本黄色くなってから収穫)
甘みや酸味、コクがあって、
言葉でうまく表現出来ないくらい、とても美味しいのです。

キャベンディッシュの果房.JPG
    キャベンディッシュの果房(約30kg)

わたし的には、
甘いだけの台湾バナナや三尺バナナより、
酸味がほどよく利いた島バナナやボリビアバナナが好きなのですが、
県産キャベンディッシュは、それに勝るとも劣らないくらいの美味しさで、
今から楽しみにしています。

キャベンディッシュのバナナ園.JPG
   キャベンディッシュの大バナナ園(原則非公開)
posted by RIU at 15:45| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

アシダカグモ(脚高蜘蛛)の脱皮画像

なにやらエイリアンのようにも見えて、
食欲を減退させるのに充分なので、
画像を披露するのも気が引けるのですが、
アシダカグモ(脚高蜘蛛)は
ゴキブリを食べる“益虫”なので、
お許し下さい。

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昨夜、テレビを観ていたときに、
殺気を感じたので、
なにげなく庭側のサッシを見たら、
室内側のガラスで、
懸命に脱皮をしているアシダカグモを
発見してしまったのでした。もうやだ〜(悲しい顔)

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クモは、世界に3万種以上、
日本にも1,000種以上が生息しているようですが、
このアシダカグモは、
オオジョロウグモと並ぶ、日本では大型のクモで、
巣を張らない徘徊性のクモでは日本最大なのだそうです。

つまり、脚を広げると約20cmに達する
“日本版タランチュラ”
なわけですが、
 ・ オス 約3〜5年
 ・ メス 約5〜7年

というように、
クモにしては長寿で、
成長と共に、
 ・ オス  8回
 ・ メス 10回

脱皮して成体になり、
成体後でも、
オス1回、メス3回脱皮するのだそうです。

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もともと、アシダカグモは日本には生息していなかったのが、
 ・ 輸入果物などに紛れ込んできた
 ・ 江戸時代にゴキブリ退治用に人為的に輸入した

などの諸説がありますが、
それから居ついた帰化種で、
「家屋性」のクモです。

主要なエサが生きたゴキブリ(特にクロゴキブリ)や
ハエ、蛾なので、
アシダカグモは“益虫”というわけです。

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アシダカグモを見つけると、
誰でも恐怖感を覚えますが、
振動を感知するクモは、
巨大な人間なんかはるか彼方から
識別出来ているわけですから、
人前に姿を現すのは、
おそらくエサが近くにあるためでしょう。

以前、就寝中にバサッと
天井から私の顔に落ちてきたこともありました。もうやだ〜(悲しい顔)

“日本版タランチュラ”であっても、
臆病で、素手で捕まえない限り、
人間を攻撃することはないそうで、
「危険」なクモではなく、
食べ物の上なども這わないので、
家の中で人間と共生出来るようです。

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オスは、
「背中に黒い楕円の模様が2つ並んでいる」
ということからすると、
脱皮中のクモにはそれがないので、
撮影したのはメスのようですね。

東南アジアがもともとの住まいのようで、
暑さには強く、寒さには弱いので、
今までは関東地方より南に分布されていたようですが、
今や一般家庭でも暖房が普及して、
冬の家の中が暖かくなったことで、
アシダカグモも越冬出来るようになり、
生息域を拡大しつつあるようです。

ゴキブリを発見すると、
ビデオの高速早回しのようなスピードで、
追いかけ回し一撃で捕らえるのですが、
食事中に別のゴキブリを発見すると、
新たなゴキブリを追いかけ回すのだそうです。

「生きたゴキブリホイホイ」
ですから、
各家庭に下宿してあげてほしい、
安全な生物兵器としてお奨めです。

でも、
「このアシダカグモがどうして出没するのかexclamation&question
という原因をよく考えると、
要するに、
食べ物が散らかったり、湿気が多かったり、
掃除が行き届いていなかったり、
「ゴキブリなどの害虫が発生しやすい環境の家」
だということですね、私の家が。もうやだ〜(悲しい顔)

posted by RIU at 18:15| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 沖縄といえば「生物」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

5月31日のミニバナナ園の様子

今日の沖縄(本島南部)は明け方から雨で、
ミニバナナ園には入りませんが、
約2週間前の5月31日には、
多くのバナナが果房を付け出しましたので、
今日はそれをご紹介しておきましょう。

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バナナゾウムシ騒動のさ中ですが、
今年は、大収穫期を迎えています。

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posted by RIU at 13:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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